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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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友人Nと行く弾丸韓国旅行(LCC利用)(2016年2月)(5)

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日本家屋を見学した後タクシーでバスターミナルへ行き(ソウルから到着したのとは違うターミナルです。市外ターミナルと呼ばれる近場のバスが発着するターミナルです。遠いところのバスは、「高速バスターミナル」)、すぐに全州行のバスに乗って、全州につきます。

ガイドブックで見つけた店にいってくれいと運転手さんに頼みますが、彼がよくわからず、けっきょく違う店の前に停めました。彼のおすすめ、もしくは知っている店なのでしょう。それもどうかです。よってiPhoneとガイドブックの地図を参照して、この目的の店にたどり着きました。そうしたら前にも来たことなる店でした。

お昼をだいぶ過ぎているのにお客はけっこういました。これはおいしい証拠です。

大量のつき出しが出ます。

スープと

ユッケビビンバです。おいしくいただきます。全州で食べるユッケビビンバはやはり格別です。

卵料理もいただきます。本来なら全州の街もゆっくり散策するつもりだったのですが、帰りのKTXの時間が迫っているので、すぐに全州駅へ向かいます。

民族衣装を着ている女性たちがいました。韓国に限らず、民族衣装を着ている女性には、心がときめいてしまう私。なぜ彼女らが着ているのかは不明です。あるいは卒業式?

タクシーに乗って全州駅へ向かいます。

全州駅です。なかなかいい駅舎です。

窓口でKTXの切符を買います。列には女子高校生の集団もいました。妙に安い切符だなと思ったのですが、間もなく理由がわかります。

駅のダンキンドーナツでドーナツを買って食べます。

電車から降りた乗客がタクシーに一斉に並ぶ光景は、韓国の地方都市ではちょいちょい見かけます。こちらの記事を参照してください。光州駅にて。

KTXを待ちます。

自動販売機もありました。「StoryWay」とは、韓国の鉄道に入っているコンビニの屋号のようですね。

ところで切符をあらためて見ると、立ち席というものでした。だから安かったのです。購入の際、韓国語で男性の鉄道職員が何かを言ったのはこのことだったのだなと思いました。やれやれです。

反対ホームに列車が到着しました。

大きめの荷物を持っている人もいます。

ソウルの龍山駅に到着しました。

1号線に乗り換えます。

メトロホテルにチェックインします。でかいベッドは、私が寝ました。Nが譲ってくれたわけです。

ところでチェックインする際に、レセプションの女性が、私に向かって言いました。

女性「McCreary様、お待ちしておりました~」

私「(嘘つけ、みんなにそう言うくせに)あ、ありがとうございます」

女性「(書類を見せて)パスポートの番号や住所が変わっていなければ、サインをしてください」

パスポートの番号が前のものだったので、それを訂正しました。すると彼女は紙を差し出していいました。

女性「会員になっていただければ、特別のバーゲンをいたします」

どっちみち先方に私の個人情報は行っているのだから、めでたくメトロホテルの会員になって、割引価格で予約することにしました。この瞬間、私が体調を崩したり死んだりしてソウルに行けなくなるか、このホテルが廃業あるいは倒産して泊まれなくなるような事態にもならない限り(1960年創業の老舗ですから、そういうこともないでしょうが)、このホテルをソウルの第一選択の宿にすることを決意しました。メトロホテルとはたぶん死ぬまで縁が切れません。

(つづく)


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