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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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旅先で読んだ原節子の評伝が面白かった

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韓国へ、私はガイドブックを除いて次の3冊の本を持っていきました。

原節子の真実

中沢新一批判、あるいは宗教的テロリズムについて 

チョムスキーの「教育論」

写真の大きさは、Amazonからいただいた画像がその大きさだったということで、他意はありません。3冊とも未読の本です。我ながら脈絡のない選書ですが、しかし旅行の時というのは本を読むには最適なわけです。時間がとれますし、また活字を読む気になりやすいのです。いままで多くの外国文学を旅先で読んだものです。

で、チョムスキーの本は読むに至らなかったのですが、あとの2冊の本は読みました。で、2冊とも面白い本でした。特に原節子の本は、かなり面白く読めました。

で、ほかの2冊は自分の本なのですが、原節子の評伝は、図書館から借りてきた本ですし、また延滞して予約も入っていたのでもう返してしまったので手元にないのですが、「へえ」と思うことがずいぶん書いてありました。というわけで、この本は後日詳細にまたご紹介したいと思います。例えば1944年から45年にかけてのある時期、彼女は表立っての活動をしていません。この時の彼女について、推測交じりですが、なかなか面白いことが書いてあります。ネットで検索すれば分かっちゃいますが、ちょっと想像しにくい、しかしある意味当時の彼女からすれば自然かもしれない活動を彼女はしています。

あともう一つ、人間というのは、(当然といえば当然とはいえ)かなり偶然によって人生が決まって行くのだなと思いました。原節子が女優になったのも、そして映画史上最高レベルの女優になったのも、多分に偶然の要素が強いわけです。それなりに知られている話ですが、あらためてそんなことを痛感します。私(たち)の人生も、さすがに原ほど劇的ではないとしても、実にいろいろなことが偶然によって左右されています。いいとか悪いとかはともかく。

また改めて、原節子の映画を見てみようかなと思いました。図書館から本を借りて参照しながら記事を書きますので、いつ発表できるかわかりませんが、乞うご期待。


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