アイルランド国立美術館に行きます。入口にジョージ・バーナード・ショーの像があります。
ここにはヨハネス・フェルメール の絵画『手紙を書く婦人と召使』があるので、世界中の好きものがやってきます。
ショーの言葉もあります。
撮影は原則OK、ただ一部の委託品などは不可というルールです。
レンブラントの絵画はやはりいいなと思います。昔メトロポリタン美術館に行った際、彼(というか実際には工房でしょうが)の作品をやたら夢中になってみたことが。当時の私にとって、オランダ絵画はレンブラントでした。
クロード・モネの「アルジャントゥイユの船だまりとヨット」です。
で、20世紀の現代絵画をもって絵画の展示は終了します。なおこのエリアは撮影してはいけなかったらしく注意されてしまいました。すみませんと謝ります。
え、フェルメールの絵がないじゃん。
見落としたのかな(という可能性は低いと思いましたが)と再度回ってみましたが(つまりそれくらいの展示スペースなわけです)、やっぱりない。で、係員の人に聞いてみましたら、衝撃的な事実を知りました。
大要「いま展示替えです」
フェルメールの絵くらい通年展示しろよ!!!
やれやれ、今回の旅の大きな楽しみが、ロンドンとダブリンでフェルメールの絵を観ることだったわけです。どっかの国に貸し出されているのならまだ仕方ありませんが、展示替えねえ。それもどうかです。
ただ私は、この絵自体は前に生で見ています。
フェルメールとオランダ絵画づくし(1)でもせっかくなんだから、可能なら収蔵している美術館で見たいよね。
数人の係員に大要「フェルメールの絵を見られなくて残念だ」と愚痴をこぼし、美術館を後にします。
気を取り直して国立自然史博物館を見学することとします。
赤い服を着た子どもたちの集団がやってきました。どうも地元出身の子どもではないようです。
中には様々な剥製があります。
自慢のヘラジカの骨格です。上の写真でもおわかりのように、もっぱら親が子どもを連れてくるという施設のようですね。あとは私のような物好き旅行者ということでしょうか。
あれ、どっかで見たことのある動物ですね。
日本のシカですね。それではいろいろ見学してみましょう。
(つづく)