まだ先の話ですが、ラグビーワールドカップ(RWC)の日本大会のプール(RWCでは、プールと呼びます)がきまりました。
>日本はアイルランド、スコットランドと同組 19年ラグビーW杯1次リーグ
5/10(水) 17:24配信 デイリースポーツ
ラグビーの2019年ワールドカップ(W杯)日本大会(同年9月20日開幕)の1次リーグのプール組分け抽選会が10日、京都迎賓館で行われ、世界ランキング11位の日本はプールAで同4位のアイルランド、同5位のスコットランドなどと同組となった。
アジアでの初開催となる今回は1次リーグで出場20チームを5チームずつの4プールに分けて行われる。
過去8大会の抽選は「ラグビーの母国」といわれるイングランドやアイルランドで行われてきたが、今回は初めてそれ以外の国で抽選会が開かれ、安倍晋三首相も出席。同首相が最初に開催国・日本の入るプールの抽選ボールを引いた。
1次リーグの組み分けは次の通り。
【プールA】アイルランド、スコットランド、日本、欧州予選1位チーム、欧州予選2位-オセアニア予選3位のプレーオフ勝者チーム
【プールB】ニュージーランド、南アフリカ、イタリア、アフリカ予選1位チーム、敗者復活予選優勝チーム
【プールC】イングランド、フランス、アルゼンチン、アメリカ予選1位チーム、オセアニア予選2位チーム
【プールD】オーストラリア、ウェールズ、ジョージア、オセアニア予選1位チーム、アメリカ予選2位チーム
>安倍晋三首相も出席。同首相が最初に開催国・日本の入るプールの抽選ボールを引いた。
安倍晋三が引いたですって? なにをあんな馬鹿でクズに引かせるのでしょうか。ふざけるにもほどがあります。
安倍なんかどうでもいいですが、気を取り直しますと、プールCの
>イングランド、フランス、アルゼンチン
のうち1チームが予選プールで落ちるというのは、まさに前回15年イングランド大会での、イングランド、ウェールズ、オーストラリアの激突を思い出しますね。この時は開催国であり優勝経験国であるイングランドが予選プールで敗退という屈辱を味わいました。
それで日本はというと、アイルランドとスコットランドですか・・・。ニュージーランドやイングランド、オーストラリアあたりと同じプールになるよりはいいかもですが、しかし強敵ですね(苦笑)。ラグビーの場合、どっちにしたって日本より上位の国は強敵ですが、アイルランドは昨年オールブラックスを破っているくらいだし、スコットランドもなんだかんだといって取りこぼしをするようなチームではない。要所ではきっちり勝ってきます。日本での戦いは大きな日本へのアドヴァンテージですが、しかし勝つのはやっぱりきついと思います。
いずれにせよ現在真剣勝負をしたら、たぶんアイルランドとスコットランドには日本は勝てませんので、あと2年でどれだけ強くなれるかですね。2チームに勝てればいいですが、たぶんそれは難しいですから、どっちか、具体的にはスコットランドねらいかもですが、勝ってそれで2位通過を目指す、ってのが現実的な戦略でしょうか。海外の優秀な選手を日本代表になってもらう(ラグビーは、代表は必ずしも国籍取得を要件としていません)ことも必要ですし、またいい選手をどんどん起用していかなければなりません。もちろん現在の代表選手もどんどん進化を必要とする。
うーん、書いているだけでも大変な気分になってきます。昨年日本はスコットランドと対戦、2戦目はラグビー界初の天覧試合でしたが、後半にスコットランドが、スクラムハーフにエースのグレイグ・レイドローを出してきたら、まさにスコットランドは水を得た魚、ほうれん草を食べたポパイ、ギアが入った車になってしました。これでは勝てません。試合は5点差での敗北でしたが、レイドローが前半から出ていればもっと差がついたでしょう。この試合については私も記事を書きました。
スクラムハーフが変われば、試合ががらっと変わったもちろん2019年の日本は、2016年の日本ではありません。ここは日本の成長を期待して、この記事を終えます。それから反維新さん、上の記事でコメントを返せずごめんなさい。