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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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海外旅行に戸籍抄本を持っていくことにした

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3月のシンガポール旅行の時から、私は荷物に戸籍抄本を持っていくことにしました。理由は、パスポートを紛失した際に自分の身分証明をスムーズにするためです。

一応私は、運転免許証と健康保険証(社保です)はいつでも財布に入れておきますので、日本での身分証明はそれでいいのですが、パスポートを紛失した際、日本の大使館(領事館)で自分が日本人であることを手っ取り早く証明し、また新旅券の交付(というのは、当方のような短期旅行者ではあまりないと思います)、あるいは帰国のための渡航書などの発行を受ける際スムーズに手続きをされるためです。もちろん自分のパスポートのコピーとスキャニングデータは持っておきます。だめ押しに近いですかね。

まあ現実には、パスポートを紛失して海外で再発行という事態になる可能性は、私の場合そんなに高くないでしょうが、日本人が渡航するところで日本領事館がないと手続きも大変ですし、たとえばマカオがそうです。マカオは渡航者が多いですが、日本政府の出先がない。そうなると香港の領事館の指示を受けて対応しなければならずいろいろ厄介です。帰国のための渡航書を発行するためにも領事館の世話になるし、自分の日本国籍を証明することは必要になります。

中国など鉄道の切符を買うにもパスポートの掲示を必要としますし(切符にパスポートの番号が印字されます)、このような国はすくなくありません。基本的に外国人がホテルに宿泊する場合パスポートの提示を求められ、先方はコピーやスキャニングでそれを控えます。もっとも韓国のモーテルや韓式旅館で私は、いまだパスポートの提出や宿帳への記入を要求されたことがありません。海外に行く際は、一応パスポート紛失時に連絡を取るべき日本大使館(領事館)の連絡先も確認しておく必要があります。幸いまだ私はそのような機会はありませんが、今後はどうなることか。

そういうわけで戸籍抄本を本籍地の役所で取得しましたが、今後は半年に1回のペースで取り直すことにします。そこまでしなくてもいいのかもですが、そんなに高いものではないし(当然ながら謄本より抄本のほうが安い)、一応安心代みたいなものと考えます。いや、「安心」なんていうレベルのものでもないし、単に役所に手数料を寄付したようなものかもですが、これからも「備えあれば憂いなし」の精神で旅行をしていきたいと思います。


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