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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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ねずみ男に大変親近感を持つ

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先日、Wikipediaで『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる妖怪の「ねずみ男」という項目を閲覧していましたところ、次のような記載がありました。

>性格

金と女性のことしか頭に無く、目的達成のためには手段を択ばない。アニメ第三作第一話でねずみ男自身が言い放ったように、自身を守るために強い者に絶対服従するのが当たり前という考え方を持っており、たとえ鬼太郎の味方に付いていても、悪玉妖怪の口車に乗せられたり金が絡んだり、鬼太郎よりその敵の方が強いと判断するといとも簡単に鬼太郎を裏切る。また、怪奇趣味が高じて封印された妖怪を蘇らせたり、鬼太郎の腕を切り落として奈落の底へ突き落としたり、死神と共謀して鬼太郎を毒殺しようとするなど、厄介な問題ばかり起こすトラブルメーカー。懲りるということが無く、何度失敗しても悪事を働く上、反省することも無く、鬼太郎や猫娘に懲らしめられることが多い。更に頭が悪く、学習能力も無く、同じような悪事を何度でも行う。しかし、鬼太郎は常に軽い折檻で許してしまう(最も過激な罰は原作『煙羅煙羅』での「ハリツケ火あぶり」だが、これは執行時に十年溜め込んだ屁が大爆発する騒ぎで有耶無耶になった。実行された中では「猫娘に腕の肉を半分食い千切られる(『妖怪危機一髪』。ただし猫娘の独断)」、「海上に置き去り(アニメ第3作劇場版第1弾、第5作63話)」などがある)。また、鬼太郎が有利になるとすぐに掌を返して鬼太郎側に戻ってしまう。また、恩を感じることが無く、鬼太郎たちに助けられても感謝一つせず、アニメ第四作第114話でねずみ男に殺されそうになった挙句、亡き妻との再会を果たせなかったものの、この程度で済んでよかったという目玉おやじに対し、「そうそう、その通り」と、まるでねずみ男が目玉おやじを助けたかのように、いわゆる「上から目線」でバカにしたりもする。

・・・あれ・・・これ身近にこういう人間いるなあ・・・と思ったら、分かりました。私そのものじゃないですか(笑)。

>金と女性のことしか頭に無く、目的達成のためには手段を択ばない。

なんてまさに私のことだし、

>いわゆる「上から目線」でバカにしたりもする。

というのも学生時代からの私の悪癖です。私からいじめられた人間(特に女性)数多し。まあ私は安倍晋三が大っ嫌いなので、

>自身を守るために強い者に絶対服従するのが当たり前という考え方

というのは違いますが。

ただ原作者の水木しげる自身は、

>鬼太郎は馬鹿でしょう。正義の味方だから、スーパーマンみたいなもんだから。(中略)…金とか幸せについて考えないのです。だからねずみ男を出さないと物語が安定しないのです

と書いているとのこと。たぶんですが、やはりねずみ男みたいなキャラクターがないとこういうマンガもストーリーが成立しないわけです。鬼太郎もスーパーマンも完全無欠ですから、ねずみ男やレックス・ルーサーみたいな手合いを必要とします。

そういえば昔のドラマですが、なぜかCSなどでもめったに放送されないDVD化もされない(VHSビデオでは数本発売)「ロックフォードの事件メモ」にも、主人公(ジェームズ・ガーナー)の刑務所仲間であるエンジェル(スチュアート・マーゴリン)なる人物が登場します。こいつが最低の詐欺師で、周囲に実にひどい迷惑をかけまくるわけですが、しかしこういう人物がいてこそドラマも面白くなります。

で、私も、たとえば浅田真央が大っ嫌いとかそういう個性的なものの見方(なにしろ、浅田真央が嫌いな日本人というのはいないそうですから)をするのが、このブログにも多少なりともアクセスがある理由かなと考えます。そうとなると、私のような非人格者もそれなりの存在意義はあるのかなと(勝手に)考えます。


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