2017年は、すでに年末年始の旅行まで海外渡航の予定がありませんが、9月のコルカタ・中国紀行でパスポートのスタンプなしの査証ページが最初の1ページのほかが3ページのみになりました。ミャンマーなどのビザを請求するには見開きスタンプなしの2ページ分必要ですので、そうなると18年の初めには増補必須になりそうです。増補しているパスポート(スタンプがべたべたのパスポート)というのは私の憧れでしたが、どうやらついに何冊目かのパスポートでそれを実現できそうです。私のパスポートは2014年7月発行の5年有効の濃紺のものですから、2019年上半期まで有効です。
EUもそうですが、アジアも香港やマカオでスタンプが省略されるようになり(紙片を渡されるのみ)、韓国も去年で出国スタンプは廃止されました。前は、香港に行った際に中国本土やマカオを徘徊していればけっこう簡単にスタンプで埋まったのですが、逆にこれが困るという人も世の中多い(本当に出入境―中国、香港、マカオの関係ではこの表記です―が激しい人間はそう考えます)わけで、世の趨勢はスタンプ廃止の方向へ行くのだと思います。韓国と香港という私の渡航が多い国・地域でスタンプが廃止あるいは簡略化の傾向があるのは、私程度の渡航者にとってはやはり残念です。
私のように直行便を使わず経由便でしかも様々な国を旅する旅行をしていればだいぶスタンプはたまるわけで、13年~14年のベトナム、カンボジア、韓国は、日本→韓国→ベトナム→カンボジア→ベトナム→韓国→日本と移動したので当時は韓国も出国スタンプを押したし、カンボジアはビザを取得しましたので、それだけで相当スタンプがいっぱいになりました。今年3月の旅行では、日本→中国→シンガポール→インドネシア→シンガポール→マレーシア→シンガポール→日本でしたので、計14スタンプでした。13年の東南アジア紀行+台湾は、日本→タイ→ラオス→タイ→ミャンマー→台湾→日本でしたので、これもミャンマービザも取得したのでパスポートがかなりスタンプで埋まりました。でもこれらの国も、スタンプ簡略化の方向は変わらないなと思います。
昨今円安基調ですが、LCCの発達などで渡航はかなりしやすくなっていると思います。そういうわけで私も気楽に海外に出かけられるようになったし、国内移動も安くなっています。読者のみなさまもぜひいろいろな国へ旅行してください。そしてよろしかったら、私にいろいろなことを教えてください。