私は、2012年にガラパゴス携帯からスマートフォンに移行しました。移行した理由は、単にガラパゴス携帯が故障したからです。それも機能ではなく充電用のジャックが酷使ですりへってだめになりました。周する気もしなかったので、とりあえずスマートフォンに移行しようとあまり物事を考えずに決めました。この時故障していなければ、たぶんもうしばらくガラパゴスを使っていたと思います。
購入する前にiPhoneかアンドロイドのどちらにしようかと考えて、別にどっちでもよかったのですが、iPhoneのほうが操作が簡単であるという話を何かの本で読んだので、そらなら簡単なほうがいいかなとこれまたあまり考えずに決めました。このあたりは好みの問題ですのでどちらだっていいのですが、結果論としてはこの時私は、一生Appleさんの奴隷になる運命を決定づけられたように感じます。いやもちろんiPhone→アンドロイド(あるいはその反対)にしたっていいのですが。
最初に買ったのはiPhone4Sで、これは紛失してしまいました。1度京浜東北線で紛失しまして、この時は幸い見つかりましたが、2度目はだめでした。紛失した件については、前に記事を書いたことがります。
さすが日本、といっていいかもの経験仕方ないので2015年春、新しい機種を買いました。これがiPhone6です。これは、買った直後に地面に落としてしまって表面のガラスを割るという痛恨の失敗をしてしまいました。この時は、あまりに悔しいので、ガラスにひびが入ったまましばらく(相当長期間)利用し続けましたが、2度目に落としてさらにひびが入ったことと、さすがにガラスで手を切っても馬鹿らしい(けがをしたわけではありませんが)のでようやくガラスを好感しました。この時は、携帯のバックアップの重要さを痛感しました。いや、この時は、そんなに致命的な事態はありませんでしたが。ひびが入ったことについては、こちらの記事で少し触れました。
ツイッター風随想(私は、ツイッターはやっていない)その後は普通に使っていて特に問題はありませんでしたが、2017年12月、とつぜんバッテリーの消費が異常に早くなり、画面に黒線が入ったりとまったく使い物にならなくなりました。買い替えようと思い自宅近辺のauの営業所に行き話をしたところ、Appleの商品にはそのようなことがよくあると営業所の人は語りました。彼の表情は、「苦笑」とでもいうものでした。同じような相談をする人が多いのだなと感じました。この件も、以前に記事を書いています。
iPhoneが壊れたので買いかえた(今日から毎日更新)それでこの時購入したのが現在使っているiPhone8なのですが、私が契約している携帯キャリアであるauに、私が持っているiPhone6を下取りしてもらいました。私は車を持っていないので、商品の購入の際に下取りということをしてもらうのは、人生初めでした。私のiPhoneはおそらくスクラップになったのではないかと思いますが、世の中 中古品というものがそれなりに市場に出回り購入する人も一定数いる商品というものもあります。車、本、カメラ(およびその付属品)といったものがその代表でしょうが、スマートフォンやタブレットなども、中古品が流通しているものでもあります。
遺憾ながらこのiPhone8も地面に落とした後画面が真っ黒になりまた安くもない金を払って修理してもらったりしましたが、購入後2年近くなった現在、いちおう問題なく動いてはいます。前に使用していたiPhone6が1年半強で使えなくなったときは「故障するの早いじゃん」と大変気を悪くしたのですが、買い替えた際は、なんとか2020年までは使用したいなと考えていました。具体的には、東京オリンピック後にあると予想される iPhone新製品発表以降(例年秋)に購入したいなと考えていました。もっとも上にも書いたように、新品にこだわらないという選択肢もあります。
そんなことを考えていたら、先日こんなニュースを読みました。
>2020年iPhoneのロジックボードは大きくなってコスト上昇?5G対応のためとのアナリスト予測
Kiyoshi Tane
2019年11月4日, 午後02:05 in 5G
2020年のiPhoneには3モデルとも最新鋭5Gモデム採用との噂が報じられていましたが、それを搭載するロジックボードは面積が大きくなり、製造コストも上昇するとの予測が伝えられています。
(後略)
2020年に発売されるiPhoneが5G対応になるというのはほぼ確実なようですが(いろいろなサイトが報じています)、そうなるとちょうど買い替えにもいい時期なのかもしれません。
でもけっきょくスマートフォンというのは、数年サイクルで機種の買い替えですね。車などなら使い倒すことも可能ですが、スマートフォンというのは、基本的に買い替えを当然の前提としているところがあり、長きにわたって使い続けるのも容易ではありません。使ってもいいですが、壊れやすい。スマートフォンは使ってこそ価値のあるものですから、そうなると酷使することになって消耗も激しくなります。
実は私は、大の携帯嫌いだったのです。だから私の携帯の番号は、「080・・・」です。私くらいの年齢(別に何歳かなんて書かないけどさ)なら、最初に携帯を購入した際の番号は「030・・・」あるいは「090・・・」が多いかと思いますが、嫌いなので長きにわたって携帯電話を持ちませんでした。が、やっぱり最終的には持つに至ってしまいました。私は、TDRに行ったことがないとか、そういう何の自慢にもならないことを自慢するような人間ですから、携帯を持っていないこともかつては自慢していたのですが、いまにしてみると、やはり私が携帯を購入したころが、「携帯を持たない」なんてことが通用しえた最後の時期だったかと思います。なおTDRは、現在も行っていません。
ところで私は、海外でネットを利用する際は、WiFiルーターをレンタルしてそれでつなげているのですが、海外渡航もひんぱんですし、また特に複数の国を渡航する際はルーターだけでもかさばってしまうので、これはそろそろSIMフリーのスマートフォンを購入すべき時期かなと考えています。もちろんSIMフリータブレットを購入してもいいわけです。日本では、MVNOのSIMカードをさして、それを利用すれば安くて済みます。どっちみちタブレットを買ったら、docomo、ソフトバンク、auなどのようなメジャーキャリアと契約するつもりは私はありません。
SIMフリーのスマートフォンあるいはタブレットがあれば、渡航先の携帯電話事業者が提供してくれるプランから自分に都合のいいもの(日数、データ量、価格などがポイントです)を選んで契約すればいいのだから、こちらのほうが面倒はありません。最初は敷居が高いでしょうが、慣れれば何でもなくなるでしょう。また日本でも海外のSIMカード購入が可能になっていますので、それを購入してもいいわけです。
どっちみち長期で海外へ渡航する場合、日本の業者からレンタルWiFiルーターを持っていくという選択肢はありませんから、空港、港、あるいは国境の近場の携帯電話ショップでSIMカードを購入してそれを活用するということになります。それでもし第二のスマートフォンを購入するとなれば、さすがにSIMフリーのスマートフォンでiPhoneを購入する気はないので、アンドロイドの機種を購入することになりますかね。ファーウェイあたり?
そうこう考えてみると、私もずいぶん長く海外を旅していますが、昔とくらべていちばん「変わったな」と思うのが、やはりネット関係ですね。かつてはどっかのネットカフェみたいなところやホテルの端末でネットをしてお茶を濁していましたが、いつのまにかWiFiで自分のスマートフォンにつなぐのが当然になり、さらにレンタルルーターの利用が主になりました。そんなに遠い将来でなくたぶんSIMフリー端末を持つようになるわけで、このあたりの進化は、とくにそっちの方面に詳しいわけでもない いち旅行者であってもやはり無縁ではいられないというところです。ほんと、かつては電話や営業所に直接おもむいて航空券を手配したり購入したものですが、現在はほんとネットでの購入ばかりになってしまいました。それだけ時代が変わったのだなと痛感させられます。
そういうわけで、またSIMフリー端末を購入した際は記事を書きますので乞うご期待。