命日から2週間以上も経ってしまってよろしくないんですが、1994年1月15日に歌手のハリー・ニルソンが亡くなってからもう20年以上経ったのですね。彼が亡くなった翌日の16日が、ケイト・モスが20歳の誕生日でした。
数日前、なんで思い出したのかさっぱりわからないのですが、たしかニルソンて亡くなったの1994年だよな、冬だったっけ、なんて考えて検索して、とうに彼の命日が過ぎていることに気づきました。一応彼のファンを自称している私としては、なんともよろしくない話です。
彼はジョン・レノンとも付き合いが深く、ずいぶんいっしょに飲んだくれていたみたいですが、けっきょく酒で歌手生命と本当の寿命を縮めてしまいました。才能とかは並はずれたものがあったかと思いますが、酒によってその財産をなくしてしまうのは本当に残念なことです。
リンゴ・スターと。
読者の中にはニルソンをよく知らない方もたくさんいるでしょうから、YouTubeをはっておきましょう。彼の代表曲「Without You」。実は私、これ究極のラブソングではないかと思っています。結婚式で男性がもし歌を歌うのなら、最高の曲じゃないかな。
Harry Nilsson - Without You 1972 (HD)
また映画「真夜中のカーボーイ」から「うわさの男」がオープニングクレジットで使用されました。これが彼の最初の全米ヒットです。
Harry Nilsson - Everybody's Talkin' (1969)
スーツ姿でレコーディングしていますが、あるいは彼が銀行員というお堅い仕事をしていたことを前提にしているのかな?
残念ながら80年代以降は、酒とドラッグの影響がひどくなり、のども痛めたりしてあまり活躍をするに至りませんでした。これからも時には彼のアルバムを聴いて、その美声に酔いしれたいと思います。
Harry Edward Nilsson III (1941–1994)