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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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旅行に行ける見通しがないと、ガイドブックもあまり読む気がしない(私以外の人もそうらしい)

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このブログを読んでいる方はお分かりのように、私は旅行が好きです。今度はどこそこへ行きたいというのを、特に海外旅行に関しては、行きたいと思っているところばかりでなく、これといった予定がないところも「勉強」と称して日々図書館からガイドブックを借りてきて、さらにはネットなどでもいろいろ旅行記やその国についてのさまざまな記事を読んだりして、では次はどこそこへ行こうなどと計画を立ててきました。旅行は計画を立てている時が一番楽しいなんて話も、あながち嘘でもありません。

ところがですよ・・・。最近海外のガイドブックとはとんとお付き合いがありません。ほぼまったく読んでいないのです。読もうという意思が起きない。これはどういうことかと考えると、やはり行く見通しが立たないと、読む気もしないということのようです。国内は、それなりに読んでいます。九州に行こう、沖縄に行こう、北海道に行こう・・・という感じでいろいろなガイドブックを読み、そして、ネットなどもいろいろと検索しています。しかし海外旅行に関しては、ほんとガイドブックに目を通していません。さすがにネットについてはそれなりに閲覧していますが、かつてのように目を皿(というのは、あながち紋切り型の表現、大げさな表現ではありません)にして読んでいたころと比べると、観ている時間、意欲、どれも雲泥の差があります。

で・・・私の結論。何をいまさらの話ですが、やはり旅行というのは、行ける見通しがあってこそ その気になるのだということです。「行ける見通しは現段階ないが、しかしいずれは行けるのだから今のうちから日々ガイドブック等を読んで研究しよう」という気には、あまりなりません。少なくとも私はです。

さてさて、以上は個人的な意見です。私はかなりの旅行好きなので、そのような私がそうなのだから他人様も同じような傾向にあるのではないかというような推測は成り立ちますが、現実問題として他人がどう考えているかは定かでありません。それで、拙居住地の某公共図書館(いちおう断っておきますと、かなり大規模で、蔵書は充実している図書館です)の旅行ガイドブックのはけ具合、借りられる頻度みたいなものを、もちろん非常に不十分な形ではありますが、観察してみました。

結論から言うと、国内もそうでしょうが、特に海外のガイドブック、「地球の歩き方」とか「るるぶ」のようなシリーズもののガイドブックは以前と比べると明らかに借りられていませんね。これが日本中でどれくらい当てはまるかというのは、もちろん本来統計学的に解析するべき話ですが、やはり常識的に考えて、旅行する見込みが明らかに低くなれば、いまさらガイドブックなどを読む気にもならないということになるのではないかという私の仮説は、そんなに筋違い、間違いではないような気がします。きわめて個人的かつ周囲の不完全な観察のみの意見ですので、今日のところはこのくらいでやめておきますが、ともかく私は、本格的に海外渡航ができるようにならないと、あんまり海外のガイドブックを読もうという気にはなりそうにありません。

そうなると、やっぱり今年は、海外には久方ぶりに行かない年になります。1月1日から3日までは韓国にいましたが、ついに今年海外に渡航することはなさそうです。そうなるとやっぱり、2月に無理やりでも香港・マカオに行っておけばよかったな。私が金を払う旅行なら強行突破しちゃったところですが、私は金を出してもらう立場でしたから、突っ張ることはできませんでした。それは仕方ないことですが、やはりもったいなかったな。

マカオと香港の旅は中止になり、今日から関西の旅になりました

海外渡航については、以前は、とりあえず年末年始は難しいだろうが、なんとか可能になればありがたいと考えていましたが、現段階ちょっとそういう状況でもない。来春に何とかなればですが、たぶん冬に相当コロナウイルスがまた蔓延すると思いますので、やっぱり難しいかなと思います。ただそう考えていくと、東京オリンピックってほんとに開催するのかなあという気はします。現状各競技の予選すらできていないし、仮に開催するとして、選手団、役員、応援の人たちの入国も、きわめて難しい、相当慎重な措置が必要です。選手や役員、関係者、海外からの入国者(規模はわかりませんが、シャットアウトするということもないでしょう)から、コロナウイルスが感染しないということはあまり考えられないので、競技運営、交通手段、観戦のあり方その他もろもろがきわめて制限されたいろいろ行き届かない大会になることは間違いないところです。個人的には、「やるだけ迷惑(日本国民にもアスリートにも世界中にも)」というレベルかと思いますが、どうか。今月15日でしたっけ、IOCのバッハ会長が日本に来るそうですから、いろいろな方針が定まるのでしょうが、開催したら日本で感染した人たちが帰国してさらなる感染源になると思います。そうなったら目も当てられませんが、たぶんそういうことは必ず起きる。そう考えると、私ももう少しは、海外渡航を我慢するのも仕方ないのかなと思います。いずれにせよ事態もこれからいろいろ変わると思うので、この件を私も見守って適宜記事を書いていきたいと思います。


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