過日の報道より。
>首相批判の米紙に抗議 菅長官「著しい誤認」
2014.3.4 21:21 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、安倍晋三首相が「南京大虐殺は起きなかった」などと主張していると批判的に報じた米紙ニューヨーク・タイムズに対して抗議したことを明らかにした。同紙は2日付の社説で首相批判を展開。菅氏は「首相はそのような発言をしたことはない。著しい事実誤認が含まれていると指摘し、抗議・反論を申し入れた」と説明した。
菅氏は1937(昭和12)年のいわゆる南京大虐殺について、「政府の基本的な立場は旧日本軍によって南京入場後、非戦闘員の殺害、または略奪行為があったことは否定できないというものだ。安倍政権も全く同じ見解だ」と述べた。
いや、安倍晋三は、南京事件についてそれを直接否定する発言はしていないのかもしれませんが(しているのかしていないのかは不知)、でもこのような声明に賛同しているよ。
私たちは河村名古屋市長の南京発言を支持します(削除された時のため、魚拓)
ふつうこういう声明に賛同しているのなら、
>首相はそのような発言をしたことはない。著しい事実誤認が含まれていると指摘し、抗議・反論を申し入れた
なんて言えた義理じゃないと思うけど、私は。
あ、安倍支持者もこの件について私を非難しないでよ(笑)。これは純然たる事実なのだし、文句を言うのなら、安倍その他、私以外の誰かに言ってくれ。
しかし産経新聞が、こういった日本政府の公式のコメントを論評抜きに紹介しているのには(毎度おなじみとはいえ)笑っちゃいますね。民主党政権だったり、福田首相の時代だったら、口を極めて罵っているくせにね。どんだけ安倍晋三に甘いんだか(呆れ)。
なお、この記事は、bogus-simotukareさんの記事とinti-solさんの記事を参考にしました。感謝を申し上げます。