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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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観光親善大使のたぐいも、なかなか厳しい状況ということになりそうだ

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過日読んだ記事を。

>浜田の観光大使 8月終了 コロナ禍で出演激減
2021/6/30 04:00

 浜田市の魅力を発信する市観光協会の「観光大使はまだ」が、現大使の任期満了となる8月で終わる。長引く新型コロナウイルス禍で出演依頼が激減したためで、協会は大使に代わるPR方法を検討する。

 大使は2002年に始まり、市内に在住、勤務する18歳以上を対象に任期1年間で2~3人を公募。8月上旬に地元で開かれる「石州浜っ子夏まつり」で交代し、40人が活躍してきた。

 例年20回程度だったイベントなどへの出演依頼は新型コロナ感染拡大に伴い、減少。20年8月以降は現在までで4回にとどまり、ホームページやガイドブックのモデルとしての活動が主になった。

 もともと協会から大使への報酬はなく、イベントなどの主催者から日当や出演料を得る仕組みとなっている。

 新型コロナの収束時期が見通せず、協会は活動機会を提供するのが困難と判断。衣装代などの経費がかかることも踏まえ、コロナ禍での観光戦略を練り直す中で打ち切りを決めた。

 県内では県観光連盟の「しまね観光大使」がいるが、市町村単位での大使は珍しく、毎年定員を上回る応募があった。

 広島市に近い地理的条件から、同市での島根ふるさとフェアやひろしまフラワーフェスティバルでのPRが恒例の役割となっていた。

 中山良一事務局長は「本来の活動ができなくなり、致し方ない。コロナ収束後を見据え、大使に代わる新たなPR方法を考える」と話した。 (陶山貴史)

浜田市観光協会のサイトの記事もご紹介。

>「観光大使はまだ」事業の廃止について

観光大使はまだ
浜田市のイメージアップと発展に寄与するため「観光大使はまだ」を
設置し毎年6月に募集しておりましたが、「2020観光大使はまだ」の
任期満了を以って事業を終了することといたしました。
長年に渡り活動を応援いただきありがとうございました。

浜田市の観光親善大使というのは私は存じ上げなかったのですが、現在の人が8月までの任期で、次の方はなしとのこと。私としては、「なるほどな」「そういうことはこれからも多いだろうな」というところです。

地方の観光親善大使も、福岡市などという単なる政令指定都市でなくそのブロックの最大の都市であり、高等裁判所ほかもせっちされているような大都市の観光親善大使が(受けねらいで)暴言を吐いて即陳謝に追い込まれる(そして現在も事実上の謹慎状態のもよう)という何とも呆れかえった愚劣な事態がありましたが、私も何回も記事にしていた「ミスはこだて」も、2019~20で打ち切りとなりました。これは、コロナウィルス蔓延の関係ではありませんが(廃止の決定は、19年の秋)、現在では「ましてや」です。時代の変化で、観光親善のたぐいに女性(に限ったわけではありません)の応募が減っているというのも確かだし、浜田市の観光親善大使はそういうことにならないでしょうが、ポストコロナののもとに復活することもないではないかもですが、やはり厳しいと考えるべきでしょう。

愚行のつけは、1年たっても(たぶん)まだ重い なぜこんなくだらん話をして、他人を不快にして迷惑をかけて、自分の首を絞めるのか(苦笑)(福岡親善大使の暴言) お疲れさまでした(「ミスはこだて」が、2020年3月31日をもって事業を終了した)(最後に新型コロナの関係で、派遣がなかったのが残念)

たとえばこちらも何回か記事にしている宮崎市の観光親善大使である「宮崎サンシャインレディ」も、奇数年の7月~奇数年の6月という2年の任期で3人が選出されて、本来なら6月に公開選考をしていたのですが、今年は今のところFBにもその関係の記述がありません。そしてさらにこちらのHPを観ますと、サンシャインレディが2人だけになっていて、サンシャインレディ経験者が就任するサポート的な立場である「宮崎観光親善レディ」も以前は2人いたのですが、すでに1人になっていますね。つまり(たぶん)6月いっぱいでサンシャインレディと観光親善レディが1人ずつ再任しなかったということでしょう。現在新しい人を募集しても、イベント自体がありません。これではどうしようもない。日本中の観光親善大使が、なかなか動きがないんじゃないんですかね。

やはり観光親善大使のたぐいは、先細りなのかもしれない

地方の百貨店とかも、ただでさえ状況が悪いのにコロナの関係でとどめを刺されたなんていう話がありますが、観光親善大使も、打ち切りあるいは状況が変わるまで保留といったようなところが続出するんじゃないんですかね。ただでさえ状況が悪いのに、なお悪化するということになるのだなと思います。

そうこう考えると政令指定都市とか県庁所在地とかならまだいいですが、人口の少ない都市の観光親善大使は継続が難しくなる一方でしょうから、ここしばらくは、私のような観光親善大使愛好家にとっても試練(?)の時代かもですね。「ミスはこだて」なんていう地元の自治体が存続に一生懸命だったところも打ち切りになったくらいですから、ほかも同様でしょう。たぶんほかの自治体は、函館市ほど熱心ではないでしょう。

そういうわけで、私も今後の観光親善大使の状況については注目していきたいと思います。「観光大使はまだ」のお二人お疲れ様でした。最後までがんばってください。


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