ちょっとご紹介するのが遅くなってしまいましたが、私にとってはとてもうれしいことがありました。
私が何かというとこのブログで紹介する、世界映画史上最強の美女姉妹の姉、カトリーヌ・ドヌーヴの姉、不慮の事故で早逝した永遠の美女であるフランソワーズ・ドルレアックが出演した映画「リオの男」がついにDVD,BDで発売されたのです。VHSでは発売されていたようですが、今回は日本語吹き替えも収録されているという優れものです。さっそくAmazonからご紹介しましょう。
>ジャン=ポール・ベルモンド主演、これぞ痛快アクション・コメディーの決定版!
ファン待望の2作品が、高画質・TV放映時の吹き替え収録Blu-ray/DVDで遂に登場!
●フランスを代表するスーパースター、ベルモンドの十八番、アクション・コメディー「男シリーズ」の記念すべき第1作。
アクション映画の醍醐味でもあるスリルとアクション、追いつ追われつのサスペンスを、ノンストップで描いた最高傑作の誉れ高い快作、
遂にBlu-ray/DVD発売決定!
●本作は公開当時、歴代フランス映画の興行記録を更新する空前のヒットを記録し、世界中で大好評を博し、多くのクリエイターに多大なる影響を与えた。
日本が誇るアニメ・シリーズ「ルパン三世」の元ネタとも言われており、ベルモンドの吹き替えキャストはもちろんルパンの山田康雄!
共演は妹のカトリーヌ・ドヌーブとの共演で一世を風靡した「ロシュフォールの恋人」のフランソワーズ・ドルレアック。
[内容解説]
航空兵のアドリアンは八日間の休暇に胸をふくらませてフィアンセのアニェスが待つパリへやってきた。
そのころ、パリの博物館ではアマゾンの石像が盗みだされていた。
調査が開始され、考古学者カタラン教授によると、この石像は三年前教授とビレルモザ氏、ブラジルのディ・カストロ氏が発見したもので、
三人はそれぞれ一個ずつを保管し、カタラン教授は自分の像を博物館に寄付していた。
ビレルモザ氏は探検後死亡してしまい、現地リオのある場所に一個をかくしていた。
この事件を知ったビレルモザ氏の娘アニェスは、さっそく現場にかけつけたが、カタラン教授は何者かに連れ去られ、さらにアニェスまでが誘拐されてしまった。
アドリアンは、連れ去られるアニェスの姿を見つけ、必死に後を追いかけリオに飛ぶのだった…
[スタッフキャスト]
監督:フィリップ・ド・ブロカ (「まぼろしの市街戦」「カトマンズの男」)
製作:アレクサンドル・ムヌーシュキン ジョルジュ・ダンシジェール
脚本:ジャン=ポール・ラプノー ダニエル・ブーランジェ マリアンヌ・ムヌーシュキン フィリップ・ド・ブロカ
撮影:エドモン・セシャン
音楽:ジョルジュ・ドルリュー (「突然炎のごとく」「リトル・ロマンス」「イルカの日」)
出演:ジャン=ポール・ベルモンド(吹替:山田康雄) (「勝手にしやがれ」「ボルサリーノ」)
フランソワーズ・ドルレアック(吹替:小原乃梨子) (「ロシュフォールの恋人」「袋小路」)
ジャン・セルヴェ (「別れの曲」「男の争い」)
シモーヌ・ルナン
アドルフォ・チェリ
>出演:ジャン=ポール・ベルモンド(吹替:山田康雄) (「勝手にしやがれ」「ボルサリーノ」)
フランソワーズ・ドルレアック(吹替:小原乃梨子) (「ロシュフォールの恋人」「袋小路」)
山田康雄のベルモンドと小原乃梨子のフランソワーズですか。これは必見、必聴ですね。いやあ、生きててよかったと思える瞬間です。
前にも書きましたように、山田とか小原が活躍した時代の洋画吹き替えは、やはり吹き替え黄金時代だったと思います。山田はとうに故人、小原も一線は退いた感もありますが、やはり今の声優たちとは格が違う…というのは単なる私の偏見でしょうが、でもとくに小原のフランソワーズはたっぷり堪能したいものです。なお彼女は、「ひきしお」でカトリーヌの吹き替えも担当していますが、あいにく私は未見です。現在発売されているDVDには日本語音声は収録されていません。
それでは映画での彼女の写真を紹介しましょう。
この映画の出来については、私も未見ですし正直レビューがいいとも言いかねますが、まああくまで2人の俳優・女優を楽しむ、というスタンスでよいかと思います。
今月6月26日、フランソワーズ・ドルレアックの亡くなった日がまた訪れます…。