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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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比較したってしょうがないが、過去私もそのようなことができた(自分の意志でしたわけではない)

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こんな記事を読みました。

「鉄道が好きで」手製の名札とスーツで社員装い運転中の乗務員室に侵入、17歳高校生を家裁送致
[2023年7月13日21時25分]

営業運転中だったJR東日本の電車の乗務員室に不法に侵入したとして、警視庁昭島署は13日までに、鉄道営業法違反の疑いで東京都内の男子高校生(17)を東京家裁立川支部に家裁送致した。11日付。男子高校生は「鉄道が好きで、運転しているところを近くで見たかった」と話している。

送致容疑は1月26日午後、JR八高線拝島駅(東京都昭島市)から東飯能駅(埼玉県飯能市)間で、電車の乗務員室に侵入した疑い。

昭島署によると、スーツ姿で自作した名札を付け、JRのグループ社員を装っていた。拝島駅に停車中に乗務員室に侵入したが、運転士は部外者と気付かなかったという。

男子高校生は東飯能駅で下車し、さらに別の電車の乗務員室に乗り込もうとしたため、不審に思ったこの電車の運転士が呼び止め発覚した。JR東日本八王子支社が署に届け出た。

また鉄ちゃんが迷惑をかけてと呆れますが、名札は相当リアルなものだったんですかね? 運転士もさすがにそんなことをするとは予想しなかったのかもですが、そのあたりどうなのか。

どんだけ他人に迷惑をかければ気が済むのか(呆れ)

まあでもこの高校生も、少なくとも1度成功して味をしめたんでしょうね。たぶん下の記事と共通するような心境ではないか。

悪いことをするとそれが癖になり、すぐばれることすら思うにいたらないことがある

1回目は成功したのだから、それでやめればいいのに、こういうたぐいの連中は、そうでなく、2回目以降もしようと考えるのだから、始末に負えません。

が、ですよ。私もそういえば昔、これと近いシチュエーションを体験したなあと思い出しました。2013年、ブリュッセルからルクセンブルクへ向かう列車での出来事です。写真は、下にリンクした記事からの再掲です。

2012-13 ベネルックス(オランダ、ベルギー、ルクセンブルク)紀行(22)

最前部に座っていた私が、鉄道の関係者が運転席に出入りしているのを、「おお、運転席が見えるなあ」などと思ってながていたら、運転士の方が(もちろん停車中ですが)「来ていいぞ」としてくれたわけです。「え、いいの!?」と思い、さっそく行ってみました。うーん、素晴らしい経験です。一方的な記念写真まで撮らせていただきました。

ベルギー(だかルクセンブルク)の鉄道の法令で、こういうことがOKなのかは当方知るところでありませんが、たぶんこの運転士の方も、私にしてくれたのが最初で最後というものでもないでしょうから、そのあたりは便宜を図ってくれていたのかな。

くりかえしますと、これ私が頼み込んだのではありませんよ。先方が声をかけてくれたのです。私は、件の高校生ほどの馬鹿ではありません。一応ねんのため。


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