ピンク・フロイドの初期のメンバーだったシド・バレットの、脱退後の写真をお見せしましょう。彼は稀有の音楽の才能の持ち主でしたが、過度のドラッグ摂取と精神病のために、まともな社会生活を営めない状況になってしまいました。また彼は、共感覚の持ち主で、アスペルガー症候群もあったとも言われます。長きにわたって地元で無職無為の生活をしていました。一番上は、1969年の彼です。
これは、1975年、ロンドンのスタジオでピンク・フロイドのメンバーがレコーディングしている最中に突然現れたシドです。そのあまりの容姿の変貌に、メンバーも最初シドだとは気づかなかったとか。
以下は、彼の地元のケンブリッジで、隠遁生活をしていた時代のものです。彼の姿は、マスコミ、パパラッチらによって撮影され続けました。
Syd Barrett Viejo
最後は、最晩年でしょうか、歩いているシドの姿をとらえた動画です。彼の妹によると、晩年の彼は、美術史の本を執筆していたとか。2006年にシド・バレットは亡くなっています。
天才と何とかは紙一重という言葉は、彼のためにあるものかも知れません。