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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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クリンスマンとレーヴの戦いも面白いかも

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昨日のワールドカップもけっこう面白かったですね。まずはドイツ対ポルトガル戦を。

スペインと並んで、イベリアの雄が大敗してしまいました。4-0はさすがにショックでしょう。天下のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)もいまひとつ機能していませんでしたね。ケガのせいもあるし、またドイツがよく仕上げていますね。

こういう写真が取られるのは、いらついている証拠。

エジル(Mesut Özil)もさすがの切れのよさでした。

ドイツのキャプテンを務めるのはフィリップ・ラーム(Philipp Lahm)。小柄ですが、まさに最高のサイドバック、守備的ミッドフィールダー、ヨアヒム・レーヴ(Joachim Löw)監督の彼への信頼は絶大です。

さすがに厳しい表情です。

ドイツのレーヴ監督と握手するクリスチャーノ・ロナウド。

さて、そのレーヴ監督ひきいるドイツはというと、今回の予選リーグで米国と戦います。そしてその米国の監督が…。

ユルゲン・クリンスマン(Jürgen Klinsmann)です。地元開催だった2006年のドイツ代表監督で、その時レーヴはクリンスマンを補佐するコーチでした。

クリンスマン自身は長きにわたって米国在住ですから、あるいは米国代表監督というのは彼にうってつけかもしれません。ついでながら、彼の息子はU-18米国代表です。ドイツ国籍も保持していると思いますが、ドイツより米国を選ぶんですかね?

そうすると、ドイツ代表の元監督と(当時)アシスタント対決になりこれはこれで面白そうです。実力は当然ドイツのほうがずっと上だし、またレーヴ氏は2016年まで契約を更新しているとのことで、それが履行されれば少なくとも10年代表監督を続けるわけで、監督の実績としてもすでにクリンスマンをレーヴは上回っていますが、たぶん特にクリンスマンにとっては、ドイツ代表との試合は、彼の指導者としてのキャリアの一つの記念すべき日ではないかと思います。

フランツ・ベッケンバウアー以降ドイツ代表監督は、選手として実績のある人物が就任することが多く、クリンスマンも同様ですが、レーヴはその傾向に待ったをかけた人物です。そんなこんなもいろいろ考えさせられます。というわけで、日本時間6月27日午前1時を楽しみにします。

ところで2人とも服装はわりとカジュアルですね。ネクタイは着用しない人たちです。


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