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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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ぜひこの動画を観ていただきたい(『フレンズ』でのアニセー・アルヴィナ)

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何回も同じネタを繰り返しますと、私がこのブログをえんえん続けているのは、イラン系フランス人(父親がイラン人)の女優であるアニセー・アルヴィナについて書きたいからです。その他の記事は、アニセーについての記事を読んでいただく手段でしかありません。

本日は、17年前にアニセーが亡くなった日です(11日に亡くなったという情報もあります)。今も忘れない2006年11月23日、私は駅から自宅まで歩いていまして、ちょうどその日アニセーの出演した映画のDVDを手に持ちながら、夜空を見上げて「ああ・・・アニセー、フランスでいまどうしているのかなあ・・・」なんて考えながら、帰宅しました。その翌日、いまはなきモーランさんのHPで彼女の死を知り、激しいショックを受けました。昨日私が、フランスでの彼女を想っていたとき、すでに彼女はこの世の人でなかったことを知り、ひどい悲しみにおそわれました。

というわけで、年2回(彼女の誕生日と亡くなった日)の恒例記事であるアニセーの特集です。下の動画をぜひご覧になってください。彼女に知識がない、興味がない方も、このブログを読んでいただいている縁、あるいは付き合いでもご覧いただければ、私としてもこんなにうれしいことはありません。

Three Songs from the 1971 film "Friends"

以下スクリーンショットを。

彼女が亡父の墓参りをしているシーンです。

パリの駅に着いた彼女です。彼女と相方のショーン・バリー(ビューリー)は、「新人(Introducing)」となっていますね。なお2人とも、これが映画初出演というわけではありません。

街を歩く彼女です。やはりスタイルいいですね(当たり前)。

あまりの美しさに絶句します。

バリーとヒッチコック的(?)な出会いをしているシーンです。

ある種の仕事をしている女性たちに道を聞くシーンです。もちろん(役の上での)彼女は、彼女らがなにものかまるでわかっていません。

引き取られる従姉の家に行くシーンです。

駆け落ち(?)してパリを離れて、カマルグのアニセー(役名ミシェル)の家に行くシーンです。彼女のこの赤地に白い花のワンピース(と赤のソックス)、私本当に大好きなんです。これほど彼女に似合う服はないし、彼女以外の誰かがこれを着ていたら私は激怒します。すみません、ほかはともかくアニセーの話になると、私は全く冷静さを失います。

ようやく家について、疲れてソファーに倒れこむ彼女です。彼女は1953年1月生まれと考えられ、映画の撮影は70年の夏と思われますので、まだ17歳ですが、メイクのせいもありますが、大人びた容姿をしているなと思います。

というわけで、この記事を読んでいただければお分かりのとおり、私はアニセーのことがものすごく好きなわけです。アニセーのことを考えていれば、常に私は、これほど幸せな瞬間はありません。世の中ヴィヴィアン・リーとかフランソワーズ・ドルレアックとか、顔だけでいえばアニセーより美人な(と、遺憾ながら私も認めざるを得ない)女優もいますが、好きとか何とかの議論をすれば、彼女の美しさはありとあらゆる女優を圧倒します。ほかの人は、比較の対象にもなりません。ともかくそれくらい私は、彼女のことが好きなのです。世の中アニセーを好きという点でいえば、モーランさんには及ばないかもしれませんが、たぶん私を上回る人間は、世界広しと言えどもそうはいないとこれは自信をもって言えます。

来年の1月には、彼女の記事をまた書きますので、その際はまたお付き合いいただければ幸いです。よろしくお願いします。もちろん何らかの突発的な情報があれば、即刻記事にします。


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