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角田大河騎手が死去 JRAが発表
2024年8月10日 14時17分
JRA=日本中央競馬会は3年目の角田大河騎手が死去したと発表しました。家族の意向で亡くなった詳しい状況については明らかにしていません。
角田騎手は滋賀県出身の21歳。
父が日本ダービーなどG1レースを10勝した元騎手の調教師で、兄も騎手という競馬一家で育ちました。
おととし、JRAの騎手としてデビューし、去年3月にはG3のレースに勝って初めて重賞を制するなど、通算の勝利数を90勝に伸ばし期待の若手として注目されていました。
JRAによりますと9日、家族から角田騎手が亡くなったという連絡を受けたということです。
家族の意向で亡くなった詳しい状況については明らかにしていません。
角田騎手は今月1日の夜、北海道の函館競馬場で「花火を見るため」だとして、自らが運転する車でコースに侵入し芝を損傷させたとして、今月3日から騎乗停止処分を受けていました。
さすがに「???」ですよね。
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角田騎手は今月1日の夜、北海道の函館競馬場で「花火を見るため」だとして、自らが運転する車でコースに侵入し芝を損傷させたとして、今月3日から騎乗停止処分を受けていました。
ていうのは、ちょっと精神に問題が生じたのではないかといわれても仕方ないですよね。どっかの馬鹿が侵入したとからなありうる話として、騎手(角田大河)がねえ。これたとえば大相撲の関取が、国技館の土俵を毀損するようなものですよ。そうしたらそれは、もう精神の問題ということになるでしょう。
その後ご当人JRA側から事情聴取(15分ほどの短いものだったとのこと)を受けた後所在が不明になったわけです。そして次のような報道がありました。
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JR千歳線の上野幌駅で起きた人身事故 死亡したのは"若い男性"か…警察が身元の特定や当時の状況を調べる 北海道札幌市厚別区
事件・事故社会2024年8月7日23:00
8月2日、北海道札幌市厚別区のJR上野幌駅で発生した人身事故で、死亡したのは若い男性とみられていて、警察は身元の特定を進めています。
2日午後3時10分ごろ、JR千歳線の上野幌駅構内で、通過中の新千歳空港発札幌駅行きの区間快速エアポートに男性がはねられました。
男性はその場で死亡が確認されました。
列車の乗客乗員 約600人にケガはありませんでした。
この事故で1時間半以上にわたって上下線で列車の運転が見合わせとなり、特急や快速エアポートなど列車62本が運休、約3万5000人に影響が出ました。
事故後、JRから警察に通報が寄せられていて「線路内に人がいてはねてしまった。運転中に発見したがブレーキを掛けたが止まれなかった」ということです。
警察によりますと周辺に設置された防犯カメラの映像などから、他者の介在はなく、事件性は薄いとみられています。
死亡したのは若い男性とみられ、警察が身元の特定を進めるほか事故当時の状況を調べています。
この後大要「これ、角田じゃないか!?」という話が各所から流れました。ついに8月7日付の記事で、次のように報道されました。
【衝撃写真】夜の芝コースを疾走する乗用車に「同乗者の影」 前代未聞「競馬場侵入事件」を起こしたJRA21歳ジョッキーが「行方不明」に>
いま競馬関係者の間で広まっているのは、角田が「電車と接触事故を起こしたのではないか」という情報だ。角田の処分が発表される1時間ほど前の2日午後3時過ぎ、札幌市内の駅構内で20代男性の死亡事故が発生しており、報道もされている。
いま業界の誰もがこの件を話題にしており、記者会もJRAに説明を求め続けているが、
「いくら聞いても何も語ろうとしないので事実がはっきりしないのです。いずれにしろ角田が何らかの事件・事故に巻き込まれたのは間違いなさそうです。なぜならば親族も含めて誰も本人と連絡が取れないままだからです」(前出・記者)
そして次のような報道がされたわけです。
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死亡したのは "滋賀県栗東市に住む20代の男性" と判明 JR千歳線の上野幌駅で起きた人身事故でDNA鑑定を実施 事件性は低いとみられる 北海道
事件・事故社会2024年8月9日17:30
8月2日、北海道札幌市厚別区のJR上野幌駅で発生した人身事故で、死亡したのは滋賀県栗東市に住む20代の男性だったことが分かりました。
この事故は、2日午後3時10分ごろ、JR千歳線の上野幌駅構内で、通過中の新千歳空港発札幌駅行きの区間快速エアポートに男性がはねられたもので、男性はその場で死亡が確認されました。
警察によりますとDNA鑑定の結果、死亡したのは滋賀県栗東市に住む20代の男性だったことが分かりました。
周辺に設置された防犯カメラの映像などから、男性自ら線路へ入った様子が残っていて事件性は薄いとみられています。
知っている人も多いでしょうけど、栗東市というのは、競馬タウンです。Wikipediaにも
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日本中央競馬会 (JRA) の栗東トレーニングセンターが立地することで全国的にその名を知られる
とあるくらいです。競馬関係者の居住が多い街なわけです。こちらの記事によれば、1969年生まれの武豊 は、当時通っていたのが栗東町立金勝小学校というところで(市への移行は2001年)、その半分の生徒が、競馬関係者だったとあるくらいです。かの福永祐一もこの学校の出身者です。
栗東市自体は、人口が70,000人に満たない大きな市ではありません。2024年8月2日に、栗東市在住の20代男性がどれくらい北海道に滞在していたかは定かでありませんが、常識的に考えればそんなに偶然が重なるということもなさそうですから、そう考えると、20代のこの市在住の男性が自殺したとなると、蓋然性とかをいろいろ考えれば、これは角田である可能性が非常に高そうだということになりそうですね。で、訃報記事にある
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JRAによりますと9日、家族から角田騎手が亡くなったという連絡を受けたということです。
家族の意向で亡くなった詳しい状況については明らかにしていません。
というのもいろいろ符合しますね。死亡の報道が9日、意向により死亡の状況を明らかにしていないというのもそういうことでしょう。
それにしても、なんでこうなっちゃったんですかね? さすがに自殺をするというのも、その前段の競馬場に車で突っ込んだというのも、これはまさに常軌を逸しているというたぐいですよね。このままですと処分があったとしたら、ことによったら競馬会追放の可能性もある。正直されたって文句を言えるようなものでもないでしょう。ご当人飲酒運転は否定していたそうですが、飲んでないで運転でこの事態では、精神科の医者の治療を受ける必要があるでしょう。精神状態が悪かったからこうなったのか、それともどうなのかそのあたりは定かでありませんが、事前に彼を救うなんらかの手立てがあったのかなかったのか。車で競馬場に突っ込む前に何とかしなければいけなかったのでしょうが、たぶん周囲も何も知らなかったのでしょうね。角田は、親が調教師、兄も騎手という競馬ファミリーであり、やはり身内にも迷惑がかかるということも考えたのでしょう。
で、これもやっぱり自己嫌悪による自殺のたぐいなのでしょうね。こういう自殺は、とどめるのが難しい。何ともどうしようもないという気がします。
自己嫌悪による自殺(緩慢な自殺もふくむ)というのは、正直なんとも手を打つのが難しい 寺田ヒロオは、晩年かなり迷惑な人間になってしまったようだ角田大河さんのご冥福を祈ってこの記事を終えます。