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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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土日はテストマッチ三昧

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土曜日は、ラグビーのテストマッチ、日本対ウェールズ戦があり、日曜日早朝にサッカーのコンフェデレーションカップのブラジル対日本戦がありました。

ラグビーのウェールズも、サッカーのブラジルも、日本とはずいぶん格がちがいますが(もちろんウェールズやブラジルの方が上)、サッカーは(予想通り)だめでしたが、ラグビーは勝っちゃいましたね。しかも23-8の15点差で。

もちろんこれには理由があるわけで、今回のウェールズ代表は、主力選手を15人(!)ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズのメンバーに拠出しているので、フル代表というわけではありません。フル代表だったら、日本が勝てる可能性はぜったいありません。サッカーでは「ぜったい」という表現は使えませんが、ラグビーなら使っちゃいます。

また、日本の蒸し暑い気候がウェールズ代表の体力を大幅に奪い、彼らのフィットネス能力がひどく落ちていたことも否めません。そういう意味では日本は地の利も大いに利用したわけです。

しかしそれにしても15点差の勝利はすごいですね。トライとゴールを2回成功してもまだ勝っているんですから、これはちょっと信じられない気がします。正直1戦目よりウェールズはきっちり調整と対策を整えてきているので、私はとても勝てっこないと考えていましたが、そして最初の反則できっちりPGをねらうなど、勝ちにきている(本来だったら、ウェールズは日本相手だったらPGでなくトライをねらいたいはず)なと思いましたが、どうもウェールズは前半に攻め続けたあとは、いまひとつ切れ味がなかったように思います。やはり想像以上に暑さで動きが鈍くなったんですかね。

もちろんラグビーですので、下剋上は難しいのでこれからですが、私も(前々っからこんなことは何回も書いていますが)テストマッチが都内で行われる時くらいは応援に行こうかなという気はします。

しかしこの試合の地上波放送は、2時キックオフなんだけど番組は3時開始だったんですよね(苦笑)。つまりは生放送するほどの価値はないとテレビ局(日本テレビ)は認識していたわけです。で、正直「地上波で放送してくれるだけでもありがたい」と考えちゃう私。現在のラグビー人気は大したことはありませんから、すこしでも地上波で放送してくれればそれに越したことはありません。深夜の録画放送でも仕方ないというのが実情でしょう。これは徐々にでも人気を高めていかなければなりません。

そう考えると、今年行われるスコットランドとのテストマッチは、スコットランド側がいい選手を用意してくるかなと思います。日本がどう戦うか見ものです。

一方、サッカーの方はやはり予想通りというか、きっちり負かされました。こちらの記事より。

>長友佑都「W杯優勝なんて腹を抱えて笑われる」=サッカー日本代表

スポーツナビ 6月16日(日)9時48分配信

 サッカー日本代表は現地時間15日(日本時間16日)、ブラジルのブラジリアでコンフェデレーションズカップ開幕戦となるブラジル代表戦に臨み、0−3で敗れた。日本は3分に先制されると、その後も48分、93分に追加点を許すなど力の差を見せつけられた。

 以下は、試合後の長友佑都(インテル/イタリア)のコメント。

「レベルが違いました。すべてにおいてのレベルが違ったかなと。悔しい気持ちです。(前回対戦と比べて)むしろ差が開いているかなというレベルだと思います。向こうも本気を出してきていた。気持ちが入っていたし、これが本当の世界トップのレベルなんだなと感じました。僕は、ワールドカップで優勝を目指すと言ってきましたけど、腹を抱えて笑われるくらいのレベルだなと思います。

(ダニエウ・アウベスについて)言ってみれば、中学生とプロのレベルですよね。僕が中学生レベルで、向こうはプロレベル。ただ、レベルの差は感じつつも、自分のなかで1対1を仕掛ければやれるなという自信はあったし、もちろん素晴らしい選手ですけど、越えられない壁ではないと思いました。僕の努力次第だと思います。

 あと2戦は勝つしかないです。引き分けでも厳しいし、やっぱり勝ちにいく。正直、今日のようなサッカーをしていたんでは、次の試合も勝てないと思うし、割り切って前から行くサッカーもしていかないと、厳しいかなって思います。

 終わってから(本田)圭佑とも話しましたけど、やっぱり個のレベルが違い過ぎるんで、僕もそうですけど、今の日本代表の選手がブラジル代表に入れるかといったら、誰ひとり入れないと思います。本当に1人ひとりがトップを目指して、向上心や貪欲な気持ちを持っていかないと、この1年で差が埋まらないと思います」

私も見ていて、やっぱり格がちがうなと(いまさらながら)感じました。力の違いは仕方ありませんが、チームとしての組織力もいまひとつでしたね。これではどうしようもありません。

というわけで、次のイタリア戦は、どう調整して訂正していくかを見て行きたいと思います。


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