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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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お前たちだってここの宣伝をしたろ

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産経新聞の記事より(魚拓1魚拓2魚拓3)。

>不認可も続く「幸福の科学大学」騒動 地元は不安

2015.1.6

 文部科学省の大学設置・学校法人審査会は平成26年10月、学校法人「幸福の科学学園」が認可申請していた「幸福の科学大学」の開設を「不可」と判断した。「千葉県唯一の村」である同県長生村には巨大な施設がほぼ完成しており、法人側は異議申し立てを行って決定撤回を求める一方で、私塾「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」(HSU)として、予定通り27年4月に開くことを決めた。竣工(しゅんこう)が直前に迫った施設をめぐる現状を取材した。(千葉総局 山本浩輔)

 海岸沿いの広大な敷地

 サーファーや海水浴客に人気の外房の海岸沿い。HSUが建てられているのは、九十九里有料道路の長生IC近くの、同村一松にある17ヘクタールの敷地だ。校舎は4階建てで、200人収容できる大きな講義室を含め、約60の教室や図書室、体育館を整備。コンビニエンスストアを併設する食堂は、500人が同時に食事できる。

 「1月16日に竣工し、建設会社から引き渡されます。ピラミッド型の礼拝堂の天井はクリスタルガラスで太陽の光が入ってきます」。担当者は誇らしげに話した。

 HSUは申請していた大学計画とほぼ同程度の規模で、定員240人の私塾を開く予定としている。想定している「塾生」は栃木県那須町にある同法人が運営する高校の卒業生などだが、高校まで地元の学校に通ってきた一般の生徒も入学を希望しているといい、「定員以上の応募はある」と関係者は話す。

 学部は人文科学系、社会科学系、自然科学系の3学部。自校科目「創立者の精神を学ぶ」(4単位)のほかは、通常の大学であるような一般教養や専門科目などで全124単位を4年間で履修。定員480人の学生寮に全員入寮し、2年時から希望者は外部から通うことも許されるという。

 「3日泣き続けた子もいる」

 「幸福の科学大学」開設不認可の理由は、学校教育法などに基づき「大学教育を提供できるものとは認められない」とするもので、具体的には、幸福の科学の大川隆法総裁が故人や存命の著名人の守護霊の言葉を伝える「霊言」が「教育の根底にある」とする点が指摘された。

 学園の木村智重理事長は「1万9千ページある認可申請書に『霊言』という文字は一言も出てこないのに、なぜ『根底にある』ということになるのか」と反論する。

 「審議の過程で不適切な行為があった」として、最長で5年のペナルティーを科されることに対する反論も、HSUのホームページに掲載されている。「下村博文文科大臣の守護霊の霊言が出てしまった。彼の触れられたくないところに触れたことで、『私怨(しえん)』もあるのだろう」

 九鬼一副理事長は「不認可で、入学希望の生徒の中には3日泣き続けた子もいるんですよ。子供たちの夢を壊すわけにはいかない。百数十億円の費用についても、信者の方の期待を背負っている」と話す。「まずは私塾として開校し、これからも認可をもらうため動いていく」とした。

 過去には固定資産税問題

 関係者によると、HSUのキャンパス部分を含む31ヘクタールに及ぶ広大な土地を幸福の科学が入手したのは平成20年4月のことだった。村ではこの土地の固定資産税をめぐって、さまざまな議論が交わされてきた経緯がある。

 当時の村長は、「専ら宗教の用に供する土地」として課税はしない方針だったが、村議会や住民からは「草も生え放題で、宗教の用途で使用していない。課税すべきだ」との声が多く上がるようになった。24年6月の村長選では、新人の現村長が公約に「納税を求める」ことを掲げ、3779票対3722票の僅差で当選した。

 新村長は25年3月定例会中、21~24年度までの納付書を発行し「裁判で白黒つけたい」と答弁。だが、その翌日に課税を求める意向を取り消し、4年間の固定資産税に相当する1億円余りの寄付を受けることで決着を図る方針に切り替えたことを発表した。

 村議の1人は「『寄付は違法』として当時は住民監査請求も考えたが、費用や時間の問題で断念した。裁判になっていれば、係争中の土地に大学や私塾は造れなかっただろう」と話す。

 「幸福の科学の村」になる?

 このような経緯を経て、この土地は宗教法人から学校法人に寄付され、大学建設が進んだ。

 25年3月には、村内で「幸福の科学大学建設にかかる意見交換会」が開催された。出席した地元住民らからは「大学ができると、『幸福の科学の村』になるのではないか」といった不安の声が聞かれたという。

 村議会は、幸福の科学大学の不認可を求める請願が100人の署名とともに村議会に提出されたことを受け、同年6月、文部科学大臣のほか、高等教育局企画課などに対し、「幸福の科学大学(仮称)の設置認可について慎重な対応を求める意見書」を提出することを全員一致で可決した。

 村の人口は1万4千人余り(平成26年12月1日現在)。大規模な施設と計画に対して、このように戸惑いが広がっているが、肯定的な受け止めをしている有力者もいる。幸福の科学が出版する雑誌「Liberty(リバティ)」11月号には、地元商工会幹部の「『人間幸福学部』ができ、住民の心が豊かになり人生が楽しくなればうれしい。一日も早い認可を望んでいる」とのインタビュー記事が掲載されている。

 大学は不認可となったが私塾として開かれることについて、別の村議は「宗教色がより強くなるのではないか」と懸念を示す。村に住む60代の女性は「なんで長生なのか。よく分からない」と話した。

記事自体については、いろいろな意見がありそうですが、でもさあ、産経新聞て、私も記事を書いたように、昨年この学校法人について下のようなパブ記事を出しているんですけど(笑)。記事自体はネットでアップされなかったのか発見できなかったので(前の記事執筆時。今回は未確認)、前回同様写真を掲載します。

 

上の記事の筆者と今回の記事の筆者は違う記者なのでしょうが、先方の話をそのまま書いただけのパブ記事を掲載しておいて、その件に一言もふれることなくこの記事ではその問題点や地域の不安感を指摘ですかあ(苦笑)? 世の中そんなものだとは思いますが、それもどうかです。大学設立の過程についての問題や設立に対する地域の不安なんて、はじめっから分かりきっている話でしょう(笑)。

つまりは産経新聞でも見て見ぬふりをしかねる(霊言集の問題とか)ということなのかもしれませんが、いろいろあてにならない新聞です(笑)。


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