「午前十時の映画祭」で、何回目かの「風と共に去りぬ」を観ました。この映画も繰り返し見ていますが、この映画を観るたびに感じることがあります。それは・・・。
スカーレットの想いを受け入れないアシュリーは、男じゃない!!!
いや、それはヴィヴィアン・リーの見た目の問題で、性格的には、あのような女性(スカーレットともヴィヴィアンとも)と結婚するのはきついんじゃないのと思いますが、でもだめだよね、ヴィヴィアン・リー(が扮する女性)から想われて、それで断っていたら、それは男の風上にも置けません。
ところでヴィヴィアン・リーの娘さんが3月にお亡くなりになったとのこと。彼女の最初の夫の娘さんで、この女の子が最初で最後のお子さんでした。彼女がまだ20歳にもならない出産でした。
上の写真撮影時は、Wikipediaでは1950年とあり、デイリー・テレグラフ(魚拓)の同じ時の写真は1952年とありますのでどちらが正しいのかわかりませんが、20歳前の写真なのは確かです。
左側が継父であるローレンス・オリヴィエ、右がお母さんです。
下の左側の男性はウィリアム・ワイラーです。彼女は1933年生まれとのことで、うーん、もっとお母さん似だったらよかったのにね、って書いたら悪いけど、たぶんみんな同じことを考えるよね。あまりに美しすぎる母親を持つと、娘は時に不幸です。
でもいい夫にも恵まれたようだから、そのあたりはよかったのでしょう。
全く関係ない話ですが(ほんと関係ないけどね)ブルガリア生まれでフランスの哲学者であるジュリア・クリステヴァという人がいまして、彼女は現代思想が好きな人間(つまり私)にはやたら人気がある人ですが、彼女にも息子がいます。クリステヴァの息子なんて、いやですよね。母親が頭が良すぎると、時に子どもは立場がなくなります。
また、かのアウンサンスーチーにも子ども(息子2人)がいますが・・・。
必ずしも優秀とは言えないという話もあります。本当かどうかは知りませんが、まあ仕方ないけどね。