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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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なんだか知らんが、迷惑な話だ

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社会時評というほどのネタでもありませんが・・・。

子どもが獣舎に転落、絶滅危機のゴリラを射殺 米動物園

CNN.co.jp 5月29日(日)14時25分配信

(CNN) 米オハイオ州シンシナティの動物園で28日、絶滅の危機にある珍しいゴリラ1頭が射殺された。獣舎に転落した男児を救助するための苦渋の決断だった。

動物園長らが記者会見で語ったところによると、射殺されたのは雄のニシローランドゴリラで、体重約180キロの「ハランベ」。雌ゴリラ2頭とともに飼育されていた獣舎の堀に、4歳の男児が転落した。

雌2頭は外へ誘導されたが、ハランベは男児を捕まえて約10分間も引きずり回したため、危険動物対応チームが「命にかかわる」と判断してライフル銃で撃った。ハランベに麻酔を投与する選択肢もあったが、効果が出るまでに数分間かかるとの理由で却下された。

男児は市内の子ども病院でけがの手当てを受けたが、命に別条はないという。

園長は「チームの素早い対応で子どもの命を助けることができたが、貴重な種類の動物を失って職員全員が悲しんでいる」と話した。

ニシローランドゴリラはアフリカ中部に生息するが、世界自然保護基金(WWF)のリストで絶滅の恐れが最も高い種に指定されている。ハランベはテキサス州の動物園で生まれ、27日に17歳の誕生日を迎えたばかりだった。

なんでこの子どもが獣舎の堀に転落したのか見当もつきませんが、親が目を離した隙に、柵か何かの間でもすりぬけたんですかね。私も動物の命と人間の命、どちらが優先されるべきかと考えれば人間の命だと思うし、たぶんこの子どもも悪気があって落ちたとかそういう話ではないのでしょうから、管理責任を問われる親はまだしもこの子どもを非難するにはあたらないのでしょうが、それにしても「どうもなあ」という気にはなります。

しかしこちらの記事は、いろいろな意味で迷惑にもほどがあるというものでしょう。

>男性が飼育舎に侵入、やむなくライオン2頭射殺 チリ

2016.05.23 Mon posted at 09:48 JST

男性が飼育舎に入ったため、ライオンを射殺する出来事があった=PDI Chile
(CNN) 南米チリの首都サンティアゴの動物園で、ライオンの飼育舎に男性が侵入し、動物園が男性を救うために観客の目の前でやむなくライオン2頭を射殺する事件があった。
サンティアゴ・メトロポリタン動物園によると、男性は21日、柵を乗り越えて飼育舎に侵入し、服を脱いでライオンに近付いた。
「状況から判断して、そして何よりもこの人物の命を救うために、あらゆる安全対策措置を取らざるを得なかった」と動物園は説明する。
3頭いたライオンのうち、オスとメスのライオン各1頭が、大勢の観客の目の前で射殺された。
男性はライオンに噛まれており、病院に運ばれたが重傷となっている。
動物園は、施設は安全であり、今回は安全対策が守られなかったことによる極めて異例の事態だったと強調している。動物愛護団体は同動物園の対応に対し抗議の声を上げている。
地元メディアの報道によれば、男性は自殺するつもりだったと見られ、衣服の中から遺書が見つかった。
事件について警察も捜査に乗り出した。男性は20歳で、苛立ちを抱えていたようだという。

以前ヒグマの飼育場に入りこんで自殺した人が日本にいたとかいう話を聞いたことがありますが、自殺するにしても、もう少し他人に迷惑をかけない方法ですればいいじゃんと思いますけど、そんな常識は通用しないのでしょうね。どうしようもないとはこのことです。

しかし、上の人は、たぶん精神を病んでいる人なのだから、ある意味仕方ないところもあるかもですが、これはあまりにひどすぎませんかね。

>米公園で赤ちゃんバイソン安楽死、観光客の「善意」があだに

2016年05月17日 14:12 発信地:ロサンゼルス/米国

米公園で赤ちゃんバイソン安楽死、観光客の「善意」があだに

【5月17日 AFP】米イエローストーン国立公園(Yellowstone National Park)で、生後間もないバイソンの赤ちゃんが「寒そう」という理由から観光客に車に乗せられて「保護」された結果、母親から育児放棄されてしまい、安楽死を余儀なくされていたことが分かった。公園関係者が16日明らかにした。

 オンラインメディアのイーストアイダホ・ニュース(East Idaho News)が目撃者の話として伝えたところによると、男性とその息子が先週、赤ちゃんバイソンをスポーツ用多目的車(SUV)に乗せて公園の北東端にある警備隊事務所まで運んでいった。現場に居合わせた人の話では、親子は赤ちゃんバイソンが寒すぎて死んでしまうのではないかと本気で心配していたという。

 その場にいた別の人は、車からバイソンを降ろさないと大変なことになると忠告したが、2人は「耳を貸さず、バイソンを寒さから救おうと有益なことをしていると思い込んでいた」。

 ところが公園関係者によると、「人の手が加わった」ため母親のバイソンが育児を放棄。そのため、やむを得ず安楽死させることになったという。公園側は「赤ちゃんバイソンを何度も群れに戻そうとしたが、うまくいかなかった」と説明している。

 一方、この親子は車に赤ちゃんバイソンを乗せた写真をツイッター(Twitter)に投稿。これに対しては「大ばか者」「軽率」などと非難する声が相次いだ。

 アイダホ(Idaho)、モンタナ(Montana)、ワイオミング(Wyoming)の3州にまたがるイエローストーン国立公園は、全米で唯一、先史時代以来バイソンが生息し続けている場所となっており、現在は4900頭ほどがいる。

 バイソンは他の動物を襲うより人間に危害を与えることが多いとされる。公園側は来園者に23メートル以上離れることを求めているがルールは無視されがちで、昨年も近づき過ぎて5人が重傷を負っている。(c)AFP

何がどうしたらここまで馬鹿な事態になるのかさっぱりわかりませんが、いずれにせよ迷惑な話です。


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