今日は旅行の記事を発表する予定でしたが、予定を変えます。
明日(7月5日)のNHKスペシャルは、かなり面白そうです。
初回放送
2016年7月3日(日)
午後9時00分~9時49分
関連ジャンル
社会
いま、介護を苦に、家族を殺害する事件が相次いでいる。4月には、82歳の夫が認知症の79歳の妻を殺害した事件が起きた。こうした、いわゆる“老老介護”のケースに加え、介護を担っていた娘や息子が親を殺害する事件も後を絶たない。
こうした“介護殺人”は、NHKの調べでは、未遂も含め過去6年間で少なくとも138件発生していた。なぜ、一線を越えてしまったのか。防ぐ事はできなかったのか。私たちは今回、受刑中や執行猶予中の、いわば“加害者”11人から直接話を聞くことができた。意外にも、多く人が介護サービスを利用していた。外からは“孤立”しているようには見えなくても、精神的に追い詰められていく実態があった。また、介護を始めてから1年以内に殺害に至る事件が頻発していた。介護をきっかけに離職せざるを得なくなるなど、生活の激変にさらされるためだ。
介護を担う人が550万人を超える大介護時代。悲劇を防ぐ手がかりを探る。
介護殺人というのは、いわば介護の究極の悲劇かと思います。私もあなたも、こういったことと無関係では済まされません。殺人には至らなかったにしても、例えば過日記事にした大山のぶ代の話も、最悪そういうことにならなかったという保証はありません。
これでは大山のぶ代の人権が保障されない ほかはともかく、その点は良かったと思うこちらのサイトでは、上の番組の内容を紹介しています。
>“介護殺人”当事者たちの告白
7月1日(金)12時10分配信
いま、日本では2週間に一度、「介護殺人」が起きている。配偶者を手にかけてしまう「老老介護」のケースに加え、介護を担っていた娘や息子が親を殺害する事件もある。こうした「介護殺人」は、しばしばニュースで報じられる一方で、正確な統計はなく、全体を把握することは難しかった。NHKは2010年以降の6年間の事件を調査。半年間で11人の当事者に直接話を聞いた。なぜ一線を越えてしまったのか。悲劇を防ぐことはできないのか。当事者の告白から見えてくるものとは。(取材・文=NHKスペシャル “介護殺人”取材班/編集=Yahoo!ニュース編集部)
(後略)
魚拓もリンクしておきますので、興味のある方はご参照ください。
かなり見ごたえのありそうな番組かと思います。ぜひどうぞ。私も、面白ければ記事を書きます。現在参議院選挙で介護というのは、直接の争点・論点になっているのかわかりませんが、いろいろ今後の日本を考える上での重要な問題であることは間違いないところです。