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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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インドビザ取得へ

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インドへ渡航する場合、ビザの取得を必要とします。以前こんな記事を書いたことがあります。

ビザ取得チャート図

そしてその記事に掲載した自作チャート図を再掲します。

個人的には、この表はわりと出来がいいように思いますが、どうですかね?

空港での取得が可能ならそうするのも手ですが、インドは空港受け取りビザもどっちみち事前にネットにて手続きをする必要があるので(これはミャンマーも同じ)、まともに書類を作成してビザ入手をすることとします。

さて上のビザ取得チャート図でもありますように、ビザは自力で取るか代行してもらうかです。代行してもらえば楽ですが、金がかかるので私としては個人取得を目指します。ここでミャンマーのビザを何度も取得している経験が役立ちます。ミャンマーの場合、ミャンマー大使館のHPで出している様式をダウンロードして(私はエクセルの様式)、それを入力します。この様式はさほど変わっていないので、すでに基本は入力しているから、あとは入国の際に変わること(入国日など)を入れればいいだけです。

インドの場合、大使館の申請サイトに必要なことを入力し、OKになった時点でそれをPDFファイルで打ち出し、Eチケットほか関係書類を用意、写真を添付します。しかしインドビザで要求される写真は、様式がわりとうるさいのです。顔の大きさ他いろいろ要求事項があります。普段私は、この種のID写真はスピード写真で済ませるあるいは自力で撮る(背景は、カレンダーの裏や風呂場の白い壁で済ませます)のどちらかで間に合わせますが、今回は金を払っても専門家に依頼したほうがいいと考え、自宅近辺にあるカメラのキタムラへ行きました。以下、その際の会話の大要。

私「インドのビザの写真を撮りたいんですが」

キタムラ「インドのビザは様式がうるさくて。(私が着ている)白い服は、背景に飛んでしまって、ちょっとまずいのです」

私「分かりました。明日以降また来ます」

この対応から、ここで撮影してもらえば間違いないなと確信します。翌日灰色の服を着て写真を撮ってもらいました。なかなかよく撮れていたので、私としても大満足です。やはりこのような本職にとってもらうほうがいいのかもです。この写真は、またミャンマーに行く際のビザに使えそうです。

それにしてもインドビザのネット入力というのも面倒ですね。試行錯誤ですすめます。ここでいろいろなサイトさんの記事が役に立ちました。いろんなサイトが、インドビザ取得の際の注意点、気をつける点、間違えやすい点などを解説してくれています。たとえばこちらこちらなどです。こういう金にもならないことを懇切丁寧に教えてくれる人たちというのは本当に親切だと思います。

それで直接大使館に提出にいければそれがいいのですが、仕事の関係他で郵送することとします。

それでインドビザの金の払い方は、現金書留という古典的な方法です。現金書留なんて長きにわたって使った記憶がありません。郵便局で21円にて購入し、金(郵送の場合、返送料込みで2,400円。直接持参の場合は1,400円)を同封、インド大使館宛に送付します。今年の3月から、インドビザは大使館が直接対応しています。それ以前は別の業者が代行していました。インドのビザというのもいろいろ取得の方法、ルールが変更されますので、最新の情報を仕入れなければいけません。「地球の歩き方」のような毎年改訂するガイドブックの記述も変更されている可能性があります。

ところで郵便局は、細長い穴があいた板に現金書留を通して厚さを確認していました。なるほど、そういうことをするのだなあと考えました。これが8月の某金曜日夕方(6時前)です。

それで郵便局の人との会話。

郵便局の方「いまからですと、明日の到着になりますが?」

私「大丈夫です」

日にちに余裕はあるので、特に問題はありませんが、日にちが急ぐ場合は直接取得あるいは速達、もしくは代行業者に事情を話して早急にやってもらうことも必要かもしれません。この日はどっちみち週末ですので、月曜の話となります。

それで、何か問題があったら連絡が来るでしょうから、たぶん大丈夫だろうなと(勝手に)考えていたところ、翌週木曜日に職場から帰宅したところ、封書が届いていました。ビザがはられた私のパスポートです。思わず「やったぜ!」です。一発取得の自信はありましたが、できなければそれまでですからスムーズに取得できたのはよかったと思います。

余談ですが、私の封書が届いたのが週末だから、実際に事務手続きが始まったのが月曜日として、レシートが火曜日付でしたから、迅速な仕事ぶりですし、また私の書類にも不備はなかったようです。

なおミャンマーのビザは、私の元には電光石火で届きます。繰り返し請求しているので、信用(?)があるのかもです。

かつてミャンマーのビザをはじめて取得した時(2011年)、やっぱり「やった!」と思った記憶があります。ミャンマーのビザはその後何回も取っていますので、当然ながらその時の「やった!」という喜びはすでにありませんが、インドのビザは初めてだし、またいろいろ面倒でつきかえされることもめずらしくないそうですから、やはりうれしいというものです。

上にも書いたようにインドのビザというのもしょっちゅう制度が変わるし違うことがいろいろ起きるので確認を繰り返ししなければいけません。油断もすきもありません。私もミャンマービザでなれていたから何とかなりましたが、そうでなければもっといろいろな苦労をしたと思います。そういうわけで、インドのビザを取得する方は、業者に代行を依頼するのならまだしも、自力取得の場合は、最新情報を確認し、またサポートしてくれるサイトを確認し、自分の情報を入力する申請サイトでの入力完了、打ち出し前の確認、提出、郵送前の繰り返しの確認をしてください。初めてビザを自力で取得しようという方には、インドビザはちょっと敷居が高いかなと思う部分もあります。手数料を払って代行してもらってもいいし、自力取得をされる場合は確認を怠らないようにしてください。

いずれにせよインドへ行く準備は整いました。楽しんできます(といってもこれからすぐ行くわけではない)。


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