サイトでは2月末に発表されるとなっていましたが、3月になってからの発表となりましたかね。2018年4月からの「午前十時の映画祭」のラインアップが発表されました。
>20世紀最大のヒットを記録した空前のスペクタクル・ロマン
2018/04/13(金)~2018/04/26(木)2週上映 タイタニック タイタニック
アンコール特集
2018/04/27(金)~2018/05/03(木)1週上映 太陽がいっぱい 4Kデジタル復元版 シェーン
2018/05/04(金)~2018/05/10(木)1週上映 シェーン 太陽がいっぱい 4Kデジタル復元版
カンヌ映画祭パルム・ドール受賞作品
2018/05/11(金)~2018/05/24(木)2週上映 地獄の黙示録 劇場公開版 <デジタル・リマスター> オール・ザット・ジャズ
2018/05/25(金)~2018/06/07(木)2週上映 オール・ザット・ジャズ 地獄の黙示録 劇場公開版 <デジタル・リマスター>
世界のクロサワ時代劇
2018/06/08(金)~2018/06/21(木)2週上映 七人の侍 4Kデジタルリマスター版 用心棒 4Kデジタルリマスター版
2018/06/22(金)~2018/07/05(木)2週上映 用心棒 4Kデジタルリマスター版 椿三十郎 4Kデジタルリマスター版
2018/07/06(金)~2018/07/19(木)2週上映 椿三十郎 4Kデジタルリマスター版 七人の侍 4Kデジタルリマスター版
ザッツ・ミュージカル!
2018/07/20(金)~2018/07/26(木)1週上映 雨に唄えば メリー・ポピンズ
2018/07/27(金)~2018/08/02(木)1週上映 メリー・ポピンズ 雨に唄えば
ふたりの歌姫、オリヴィア&ホイットニー
2018/08/03(金)~2018/08/16(木)2週上映 ボディガード グリース
2018/08/17(金)~2018/08/30(木)2週上映 グリース ボディガード
戦争と背中合わせの若者たち
2018/08/31(金)~2018/09/13(木)2週上映 プラトーン トップガン
2018/09/14(金)~2018/09/27(木)2週上映 トップガン プラトーン
ヨーロッパの名篇
2018/09/28(金)~2018/10/11(木)2週上映 灰とダイヤモンド<デジタルリマスター版> マイライフ・アズ・ア・ドッグ
2018/10/12(金)~2018/10/25(木)2週上映 マイライフ・アズ・ア・ドッグ 灰とダイヤモンド<デジタルリマスター版>
禁じられた恋と贖罪
2018/10/26(金)~2018/11/08(木)2週上映 ソフィーの選択 近松物語 4Kデジタル復元版
2018/11/09(金)~2018/11/22(木)2週上映 近松物語 4Kデジタル復元版 ソフィーの選択
この土地で生きていく
2018/11/23(金)~2018/12/06(木)2週上映 ジャイアンツ 裸の島
2018/12/07(金)~2018/12/20(木)2週上映 裸の島 ジャイアンツ
オードリー in テクニカラー
2018/12/21(金)~2019/01/03(木)2週上映 パリの恋人 パリの恋人
「仕える」という人生
2019/01/04(金)~2019/01/17(木)2週上映 日の名残り チャンス
2019/01/18(金)~2019/01/31(木)2週上映 チャンス 日の名残り
アメリカン・ギャングスター
2019/02/01(金)~2019/02/14(木)2週上映 パルプ・フィクション ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ <ディレクターズ・カット>
2019/02/15(金)~2019/02/28(木)2週上映 ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ <ディレクターズ・カット> パルプ・フィクション
事件は現場で起きている!
2019/03/01(金)~2019/03/14(木)2週上映 狼たちの午後 大統領の陰謀
2019/03/15(金)~2019/03/28(木)2週上映 大統領の陰謀 狼たちの午後
個人的な意見を申し上げますと、例年と比べてかなり渋めの作品が多く選択されたかなと思います。黒澤明の「用心棒」などは予想の範囲ですが、新藤兼人の「裸の島」などは、よくこの映画を選んだなというところです。お約束のオードリー・ヘプバーンの作品も、この企画では初上映になる「パリの恋人」のみ。
それで私が注目したいのが、溝口健二作品の初紹介である「近松物語」です。「西鶴一代女」と「雨月物語」とこの作品が、戦後の溝口作品のトップでしょうが、私もこの映画を観るのはしばらくぶりなので、楽しみにしたいと思います。
あと「ソフィーの選択」の紹介もいいですね。アラン・J・パクラ監督の作品は、「大統領の陰謀」も公開されます。これ、あるいは「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」の公開を意識した?
「灰とダイヤモンド」、「チャンス」も楽しみです。特に後者は、この映画を劇場で観るのはまず絶望と考えていたので、大変楽しみです。
最後、これはラストの上映になりますが、「狼たちの午後」が上映されるのがとてもうれしく思います。私もこれは映画館では観ていないので、楽しみです。なにしろシドニー・ルメット監督は、私がいちばん尊敬する映画監督なのです。
というわけで、拙意見では、4月からのシリーズは、17年のよりおすすめです。オードリーの映画は、来年はついに「尼僧物語」か「戦争と平和」になるのでしょうか(昨年、「パリの恋人」を予想して当たったので、今年もチャレンジ(苦笑))?
事務連絡:3月16日よりカテゴリーを細かくし、「美女探求」から「ブルック・シールズ」と「美女探求(2018平昌五輪の美女たち)」を分割し、「ドルレアック姉妹」を「ドルレアック姉妹(フランソワーズ・ドルレアックとカトリーヌ・ドヌーヴ)」に名称変更しました。「美女探求」は、スポーツ大会の写真については、それぞれに分けようと考えます。