よりやばい富山の事件で話題から遠くなったかもですが、このような事件は本気でこわいですね。
>Hagexさん刺殺、犯行声明か 「低能先生と呼ばれ」
木下広大、菅原普 島崎周、合田純奈2018年6月25日23時42分
福岡市中央区であったIT関係セミナーの男性講師が刺殺された事件で、福岡県警は25日、同市東区筥松(はこまつ)1丁目の無職、松本英光容疑者(42)を殺人と銃刀法違反の疑いで逮捕し、発表した。松本容疑者は「インターネット上(のやりとり)で恨んでいた」と供述。ナイフで首や胸などを繰り返し刺していることから、県警は強い殺意があったとみて調べている。
Hagexさんが生前抱いていた不安、現実に 刺殺事件
「ネット上で恨んでいた」 福岡のIT講師刺殺容疑者
県警によると、殺害されたのは、インターネットセキュリティー関連会社「スプラウト」の社員、岡本顕一郎さん(41)=東京都江東区東雲2丁目。松本容疑者は24日午後8時ごろ、福岡市中央区大名2丁目の旧大名小学校跡地にある起業家支援施設で、岡本さんの首や胸など複数箇所をナイフ(刃体約16・5センチ)で刺して殺した疑いがある。
調べに「死なせてやろうと思った」などと供述。2人に直接の面識はないとみられる一方、岡本さんが「Hagex」の名前で書いているブログに、「(松本容疑者とみられる人物が)ネット上で誹謗中傷を繰り返している」と書き込んでいたことから、県警は、ネット上のトラブルが原因とみて調べている。
岡本さんは、24日午後5時半から施設で開かれたIT関係セミナーで講師を務めた。セミナー終了直後に施設内で待ち伏せていた松本容疑者が、トイレに入った岡本さんを襲ったとみられる。県警は25日、松本容疑者が逃走に使ったとみられる自転車を、福岡市東区の川付近から押収した。
松本容疑者は事件の約3時間後、同区内の交番に出頭した。「人を刺した」などと話し、持っていたバッグの中から、血のついたナイフが見つかった。
私が社会問題系の記事でいろいろ情報や知見をいただいているinti-solさんとbogus-simotukareさんの両方の方がこの件で記事を書いているのも、やっぱりこわいということですよね。
今日の産経ニュース(6/24、25分)ほか(追記・修正あり)
拙ブログも、かつては、拉致問題ほかでずいぶん右翼他から攻撃的なコメントをもらいました。これは、私が完全無視したために昨今はやんでいたのですが、昨年例の森友の関係で、拙ブログへの攻撃が極めて激しくなりました。ただこれも、関係者がむしろ安倍晋三にとって危険人物であるとなってからはやみましたが。当時は、右翼系のサイトや、私は確認しませんでしたが、2ちゃんねる(当時)に、拙記事へのURLまで張り付けられていたようです。迷惑にもほどがあります。
しかしそれにしても殺人ねえ・・・。私が思い出したのが、2010年に起きた村崎百郎氏の事件です。Wikipediaより引用すれば
>2010年7月23日午後5時頃、村崎は読者を名乗る32歳の男性に東京都練馬区羽沢の自宅で48ヶ所を滅多刺しにされ殺害された。自ら警察に通報して逮捕された容疑者は精神病により通院中で、精神鑑定の結果、統合失調症と診断され不起訴となった。
ということです。なお上の引用部分では、注釈の番号は削除しました。
昨日この事件の朝日新聞の縮刷版の記事を確認しましたが、最初の段階から犯人の名前は記載がありませんでした。つまり最初から、精神障害者である可能性が強く疑われたわけです。
それで上の犯人同様、村崎事件の犯人もすぐに自ら通報しているわけで、かなり犯行態様も似ていることは注目に値します。
いずれにせよ、Hagex氏も村崎氏も、さすがに殺されるようなひどいことはしていない(殺されても仕方ないとまではいわずとも、ある程度犯人が同情に値するというのは、相当なレベルの悪行をしていないとありえないでしょうから、それは当然の話ですが)わけですが、こういう事件の犯人たちにそんな理屈は通用しませんからね。どうしようもありません。うんなもん村崎氏やHagex氏を殺したところで何がどうなるわけもないのですが、少なくともその時は、殺意でこの人たちの頭の中はいっぱいだったわけで、そうなってしまうとどうにもならなくなってしまいます。
また、これはinti-solさんのご指摘で気づいたのですが、
>それにしても不幸だったのは、たまたまこの犯人が福岡在住で、その福岡で被害者がセミナーを開いてしまった(開くことを一般に告知してしまった)ことです。これが東京や関西だったら、犯人がわざわざ福岡からそこまで出向いて凶行に及んだでしょうか?もちろん、「低能先生」の素性も、どこに住んでいるかも、事件前には分からなかったのだから、そんなことを言っても避けようがないのですが、不幸な偶然だったことは確かです。
というのは「なるほどね」と思いました。まさに運が悪かったということです。
そういうわけで、私もますます個人情報の秘匿には気を付けることにします。私はこのブログで、旅行の話とかは事細かく書きますが、居住地、仕事、家族構成ほかは最大限書かないようにしています。これは今後もますます気を付けなければいけないでしょう。私のように、安倍晋三は馬鹿でクズだとか、産経新聞はデマ新聞でクズ新聞だとか、拉致被害者家族の一部は態度が最低最悪だとか、闇サイト事件の母親の主張は非常識極まりないとか、浅田真央は学校に通っていないし自分のことを名前で呼んでいるから大っ嫌いだとか 差しさわりのあることを日々書いていると、私のことを憎む人間も出てきますから、注意するのは当然のことです。
というわけで、読者の皆様も、最大限個人情報にはご注意ください。私の知っている某元ネット論客は、知人(と称する人物)から個人情報をばらされてしまい、現在ネット言論から撤退しています。そういう事態には、私はなりたくありません。