やや旧聞の情報ですが、このようなことになる模様です。
>2018.07.02
ウイングトラベル
日本人観光客誘致促進への活動を強化へ
ミャンマー政府は今年10月から日本からの観光目的での入国者に対するビザを免除する方針を決定した。これを受けて、同国の旅行会社、宿泊施設、ランドオペレーターなどで構成するミャンマー観光連盟は現地の観光インフラの拡充を積極展開するとともに、日本からの観光客誘致に向けた活動を一層強化する。日本市場担当のPRエージェントを通じて、日本人からの認知が低いビーチリゾートや自然、文化関連などといった観光資源のプロモーションを強化するとともに、旅行会社向けのセミナーや視察旅行の実施にも積極的に取り組んでいき、商品造成の後押しを行っていく考え。同国への日本人渡航者は2016年に約3万5000人だったものが、17年には約3倍の9万5000人まで増加した。そうしたことから、今回の観光ビザ緩和を契機に、日本人訪問客数の大幅な上積みを狙っていきたい考えだ。
観光ビザの免除は、ミャンマーの観光産業を一層促進していくことを目的に実施するもの。今回は日本と韓国の2カ国を対象として実施する。すでに議会での承認は受けており、7月上旬にも正式発表される見通し。まずは試行期間として1年間実施し、観光客数の増加など、観光振興に対する一定の効果が見られた場合は継続してビザ免除を行う方針だ。
(後略)
私も、そろそろミャンマーもビザはなくても大丈夫になるんじゃないかという話は仄聞していましたので、「やっぱり」というのが正直なところです。ミャンマー大使館のHPからダウンロードしたエクセルのビザ請求用のエクセル様式も、こうなると必要なくなりそうですね。それで上の記事を読んで、印象に残ったのがこちら。
>同国への日本人渡航者は2016年に約3万5000人だったものが、17年には約3倍の9万5000人まで増加した。
私がミャンマーに初めて行ったのが2011年で、その時はまだミャンマーに行く人も今ほどではなかったので、ヤンゴンの写真を大量に収録した拙ブログの記事は、けっこう読んでくださった方がいたようです。ミャンマーの旅行記を書いている方にコメントを入れたら、拙ブログの記事を読んでいただいた返していただいて驚いたこともあります。
で、その時と比べても、ミャンマーを旅する日本人は当然激増しているわけだし、またミャンマーもずいぶん変わってきたなと正直思います。2011年のころとくらべると、だいぶミャンマーもよかれあしかれ近代化、グローバルスタンダードな方向へ(当然ながら)走っています。
それでビザ免除になったということは、ミャンマーにもっと気楽に旅行してくださいよということなわけで、私としても大変うれしいのですが、しかしミャンマー旅行の前にビザを申請するというのは私にとってミャンマー旅行の儀式みたいなものでしたから、それがなくなっちゃうのは昌実つまらなくなるなあという気もしますね(笑)。インドのビザが廃止になれば、やっぱり私は「つまらねえなあ」と思うかもですね。いや、私はあんまりインドに思い入れはありませんが、たぶんインドリピーターはそう思う人も少なくないのでしょう。
旅先として一般的なものになるというのはかくの如しというものなのでしょう。まだ航空券は買っていませんが、この年末年始はミャンマーに旅行するつもりです。それが私の最初のビザなし渡航ということになるのでしょう。記事によるとと1年の時限措置で、継続するかは効果しだいとのことですが、たぶん継続になるのでしょうから、次にビザを取得するのは、私がミャンマーにしばらく居住する時なのかもです。仕事を辞めたらミャンマーに最低数年は住むつもりですので、その際はたぶんビザを必要とします。そうしたら「ヤンゴンの夏(別題:怠け者の美学)」にブログの題名変更するかは決めていませんが、最後にライプツィヒに住むまでは、このブログは継続するつもりです。
話がだいぶ飛びましたが、ミャンマー旅行も気楽になりそうです。読者の皆様におかれましては、ぜひミャンマーに行ってください。ミャンマーいいとこ一度はおいでです。