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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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情報(ロベール・ブレッソンの『白夜』35㎜フィルム版が、日本最終上映として渋谷で観ることができる)(11月26日発表)

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今日は情報です。渋谷のユーロスペースで、タイトルにも書いたように、ロベール・ブレッソンの『白夜』の35㎜フィルムでの最終上映が行なわれています。ユーロスペースのサイトより。

>白夜
11月24日(土)公開
ポンヌフの橋の宵闇に心を通わせるジャックとマルト。恋と愛にうつろう四夜の物語
35㎜フィルムでの日本最終上映


画家のジャックは、ある晩、ポンヌフで思い詰めた表情をしている美しい女性マルトと出会う。翌晩、お互いの素性を語り合うジャックとマルト。ジャックは孤独な青年で、素敵な女性との出会いを妄想してはそれをテープレコーダーに吹き込んでいた。一方のマルトは恋した相手に「結婚できる身分になったら一年後に会おう」と去られていた。今がちょうどその一年後。マルトに熱い気持ちを抱きながらも、彼と出会えるよう献身するジャック。だが三夜目になっても男は現れず、マルトの心もジャックに惹かれ始めていた。そして運命の第四夜……。

原作はドストエフスキーの短篇。19世紀のペテルブルクを舞台にしたこの物語は、57年にルキノ・ヴィスコンティによっても映画化されているが、ブレッソンは撮影当時のパリに舞台を移し、セーヌ河畔とポンヌフを背景に若き二人の男女を見つめていく。ジャックとマルトを演じるのは、それまでまったく演技経験のなかったギョーム・デ・フォレとイザベル・ヴェンガルテン。映画初出演の彼らが放つみずみずしさが、見る者をいつの間にかストーリーに引き込んでいく。
70年代の美しいパリの街、今なお新鮮なマルトのモダンな装い、セーヌの恋人たちをうっとりさせる歌や音楽、漆黒の川面を行きかう観光船のまばゆいばかりの美しさ……全篇を軽やかな空気が吹き抜ける。一度見たら忘れられないシーンで胸がいっぱいになる大人の恋の映画。
監督:ロベール・ブレッソン/出演:イザベル・ヴェンガルテン、ギョーム・デ・フォレ
1971年/フランス、イタリア/83分/35mm/配給:エタンチェ

公開日12日間のみの再上映
上映時間15:15/21:10
入場料金一般1500円/大学・専門学校生・会員・シニア1200円

11月24日から12日間ということは、12月5日までの上映ということですかね。お値段も手ごろですし、また12月1日土曜日は映画の日ですからさらに安くなります。これはお得です。時間も、21時10分からの上映があり、勤め人のかたにも都合がいいと思います。私も実は、これを25日日曜日に観てしまいました。昨日の記事の写真は、その行き帰りに撮ったものです。たぶんこの映画を35㎜のフィルムで観ることができるのは、これが最後のチャンスの可能性が高い。未見の方は、ぜひこのチャンスを逃さないでください。なおこの記事は、本来なら27日になってから発表する予定でしたが、ベルナルド・ベルトルッチ監督が亡くなったのでその関係の追悼記事を発表したので、しかも最大限早く発表したかったので、26日中に、上から2番目の記事になってしまいますが、発表することとしました。


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