10連休中、前半に(遺憾ながら)仕事が2日入り、それで5月2日までは家でじっとしていることが多かったのですが(体調も悪かったし)、自室にいらないものが多数あったので、これはどうにかしないとしょうがないなと考えたまして、少し整理しました。けっきょく2時間くらいかけて、いらないもの、いるもの、今日の時点では要・不要の判断を保留するものの3種に分けましたが、いらないものもかなりの量にのぼりました。それで、それらを処分するためにゴミ袋に入れたら、けっこう気分がよくなりました。
2年くらい前ですかね、自宅の押し入れがひどい状況だったので、これは何とかしなければなと思い、数日をかけまして文字通り押し入れのものを全部出して、捨てるものは捨てましたところ、これもかなり気分がよくなりました。押し入れがすっかり整理され、自分でもなかなかいいなと感じました。
これは物理的なものの話ではありませんが、私の家はCS放送をJCOMで観ていまして、それでHDDに録画した番組を入れているのですが、昨今番組が増えすぎて容量も少なくなってきたので、これも涙をのんで片端から消しましたところ、消去後にかなり気分がよくなりました。「気持ちいい」というのも変な気もしますが、つまり観ていないのに番組がたまるというのが精神的に負担だったのでしょう。かなりほっとするものがありました。
私の家は世にいうゴミ屋敷ではありませんが、しかしやはりいろいろなものが慢性的に多くなってはいますので、数年に1度くらいは思い切っていろんなものを処分する必要もあるのでしょう。幸い、写真とかはデジタル化が進んでいますし、またいろんな書類などもPDF化してデータにしておけばかさばらずに済みます。
で、私もしょっちゅう考えるのですが、世にいう「ゴミ屋敷」の人たちと私には、そんなに差はないなと思います。私は、あまりにひどくなる前、あるいはなっても物を捨てることができますが、おそらくそれができない人と私の差は、紙一重ではないかと思います。ゴミ屋敷になる人は、だいたいにおいて孤独だったり精神疾患だったり認知症だったりするみたいですが、私も今後どうなるか少々心配ではあります。
いずれにせよゴミ屋敷とまではいわずとも、いろいろなものが多すぎて困っている人も読者のなかに少なくないでしょうから、そこは思い切って捨ててみることをおすすめします。案外「やればできる」ものです。だいたい上にも書いたように、デジタルデータ化されていれば物理的なものの量はだいぶ減らせます。私も万単位で写真を撮っていますが、これもSDカードからPCにコピーし、さらに外付けHDDにコピーするというように幾重にもバックアップを取っていますが、これも物理的な実態のないデータですから、整理ほか非常に容易です。あと私、2012年4月からほぼ毎日日記を書いていますが、これはWordにひたすら書くというかなり原始的なものでして、いずれにせよ大したデータ量ではありません。エクセルで作った自家製家計簿もしかり。そう考えれば、今の時代、断捨離はしやすいのでしょう。そういうわけでぜひご自宅のいらないものの処分をどうぞ。精神が休まります。