前にこのような記事を書きました。
関西へ行って、京都アニメーションの第1スタジオの焼け跡に行ってみるつもりそれで25日に行ってきました。記事を。
(大阪の)京橋駅から京阪電車に乗ります。特急ですので、WiFiも入っていて快適です。
こちらで京阪宇治線に乗り換えます。
最寄り駅に到着します。
献花台が、この日が最後だったので、テレビカメラが複数きていました。
献花台です。
すこし遠回りして現場へ行ってみます。
さすがに厳粛な気分になり手を合わせます。
それでこんどは、あらためて正面から行ってみました。
私が印象に残ったのが、屋上の手すりです。熱でグニャっと曲がっています。すさまじい熱だったわけです。
私もあらためて手を合わせます。
それにしてもすごく住宅街に近接しています。なるほど、このようなシチュエーションで、被害者や犯人も介抱されたということがわかります。
こんな張り紙がありました。
行きはICカードで乗りましたが、帰りは土日祝日の割引切符をこの自動販売機で購入しました。
京橋のネットカフェ(「ブラック・レイン」のロケが行われた旧パチンコ屋です)で一休みして、天王寺のデパートに入っている「ピッコロ」でカレーをいただきます。これは、ビーフカツとチーズをトッピングしたもの。
JRに乗って、百舌鳥駅で下車します。
日本中どこでもそうでしょうが、世界遺産登録を宣伝しています。
これでもかとばかりの看板、標識です。大仙陵古墳(大山古墳、かつては「仁徳天皇領」とも呼ばれた)に向かいます。
途中の民家にいたネコです。わりと人懐っこいネコでした。
到着します。
あまりにでかすぎて、ただお堀とうっそうとした森を見るばかりです。
鳥居があります。
お堀の写真を撮ります
やっぱりこうでないとね。今度は、境市役所の展望台でも行ってみてみます。近隣のマンションの上の階などからは、けっこういい眺めなのかも。
少し時間が飛んで、ここは大阪の地ビールである箕面ビールの飲めるパブ(ビアホール? 雰囲気的にはパブに近い)です。ペールエールの1パイントをいただきます。
白ソーセージです
ヴァイツェンのハーフです。会計は1,950円也。読者の皆さまにもおすすめです。どちらのビールも大変おいしく飲めました。
私が行ったのはこちらの店舗です。
翌日、青春18きっぷ(書き忘れましたが、行きも18きっぷです)で帰る途中、名古屋に寄り、デカ盛りの店に行くことにします。
こちらの店です。Wikipediaにも項目があるくらいで、わりと知名度は高い模様です。看板にもありますように、爆食、大盛、デカ盛りで知られる店です。
お昼時なので列ができているかもと覚悟していましたが、店の中で並ぶだけで済みました。から揚げの大を頼むつもりでしたが、ランチを注文します。今日は、唐揚げとロースかつのセットで、1,000円です。
ご飯お替り自由です。量を見たときこれなら食えると思いましたが、しかしご飯のお変わりはできませんでした。唐揚げの大は、ちょっと私でも厳しいかもと思うくらいの量でした。ご飯をお替りしている人も多く、世の中扇野人っているんだなと痛感します。若い人ばかりでなく中年以上の人も散見しました。ただしこの日のこの時間は、客はすべて男性でした。
こちらの駅の2番出口の正面(文字通りの正面)です。興味のある方は是非どうぞ。名古屋に行く際は、また行こうと思います。ただし土曜休業なのでその点ご注意を。また持ち帰りの可能です(容器代20円)。
駅のこのようなポスターがありました。
(終わり)
参考記事:NHKの報道から。参考までに全文ご紹介します。
>「京アニ」 死亡した25人の名前公表 京都府警
2019年8月27日 15時39分
「京都アニメーション」のスタジオが放火された事件で、京都府警察本部は、きょう、亡くなった35人のうち、新たに25人の名前を明らかにし、これで亡くなった全員の名前が公表されました。
先月18日、京都市伏見区にある「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、建物にいた社員70人のうち35人が死亡、34人が重軽傷を負いました。
この事件で京都府警察本部は27日午後、亡くなった35人のうち、これまで見合わせていた25人の方の名前を公表しました。ほかの10人の方の名前はすでに公表されていて、事件で亡くなった35人全員の名前が公表されました。
京都府警の西山亮二捜査1課長は事件発生から40日がたって25人の名前を公表したことについて、「大変凄惨(せいさん)な事件で、関係者の精神的なショックも極めて大きいことから、ご遺族や会社の意向を丁寧に聞き取りつつ、葬儀の実施状況を配慮して慎重に検討を進めてきた。社会的な関心が高く、事件の重大性や公益性などからも情報提供をすることがよいと判断した」などと説明しました。
そのうえで、遺族の中には名前の公表に反対している人がいて、会社側からも公表を控えるよう要望が寄せられているなどとして、「取材や報道にあたっては、遺族の心情に配慮してほしい」と説明しました。
警察は、引き続き、遺族やけがをした被害者の支援にあたることにしています。
この事件で警察は35人を殺害したとして殺人や放火などの疑いで青葉真司容疑者(41)の逮捕状を取っています。
青葉容疑者は、重いやけどをして入院して治療を受けていますが、依然、話が聴けない状態だということで、動機の解明には時間がかかるものとみられます。
今回の事件で亡くなった人のうち警察が27日に名前を公表したのは次の25人の方々です。
▽京都府宇治市の石田敦志(いしだ・あつし)さん(31)、
▽京都市伏見区の石田奈央美(いしだ・なおみ)さん(49)、石田さんが事件で亡くなったことはすでに両親が明らかにしています。
▽京都府宇治市の岩崎菜美(いわさき・なみ)さん(31)、
▽京都府宇治市の大當乃里衣(おおとう・のりえ)さん(26)、
▽京都府木津川市の大野萌(おおの・めぐむ)さん(21)、
▽京都市伏見区の兼尾結実(かねお・ゆうみ)さん(22)、
▽京都市伏見区の川口聖矢(かわぐち・せいや)さん(27)、
▽京都市伏見区の草野(くさの)すみれさん(32)、
▽京都市伏見区の佐藤綾(さとう・あや)さん(43)、
▽京都市左京区の佐藤宏太(さとう・こうた)さん(28)、
▽京都府宇治市の鈴木沙奈(すずき・さな)さん(30)、
▽京都府宇治市の高橋博行(たかはし・ひろゆき)さん(48)、
▽京都市左京区の武地美穂(たけち・みほ)さん(25)、
▽京都府宇治市の池田晶子(いけだ・しょうこ)さん(44)、本名、寺脇(てらわき)晶子さん、
▽京都市下京区の時盛友樺(ときもり・ともか)さん(22)、
▽京都府木津川市の西川麻衣子(にしかわ・まいこ)さん(29)、
▽京都市左京区の藤田貴久(ふじた・たかひさ)さん(27)、
▽京都市伏見区の松浦香奈(まつうら・かな)さん(24)、
▽京都府宇治市の松本康二朗(まつもと・こうじろう)さん(25)、
▽京都市東山区の丸子達就(まるこ・たつなり)さん(31)、
▽京都府宇治市の宮地篤史(みやじ・あつし)さん(32)、
▽大阪・茨木市の明見裕子(みょうけん・ゆうこ)さん(29)、
▽京都市伏見区の村山(むらやま)ちとせさん(49)、
▽京都市伏見区の森崎志保(もりさき・しほ)さん(27)、
▽奈良県橿原市の渡邊紗也加(わたなべ・さやか)さん(27)、
以上の25人です。
また事件で亡くなった35人のうち次の10人の方々については8月2日に警察が名前を公表しています。
▼京都府宇治市の宇田淳一(うだ・じゅんいち)さん(34)、
▼京都府宇治市の大村勇貴(おおむら・ゆうき)さん(23)、
▼京都市伏見区の笠間結花(かさま・ゆか)さん(22)、
▼京都市伏見区の木上益治(きがみ・よしじ)さん(61)、
▼京都市東山区の栗木亜美(くりき・あみ)さん(30)、
▼京都府宇治市の武本康弘(たけもと・やすひろ)さん(47)、
▼京都市伏見区の津田幸恵(つだ・さちえ)さん(41)、
▼京都府宇治市の西屋太志(にしや・ふとし)さん(37)、
▼京都市伏見区の横田圭佑(よこた・けいすけ)さん(34)、
▼京都府井手町の渡邊美希子(わたなべ・みきこ)さん(35)。
専門家「名前は基本的要素 公表必要」
表現の自由の問題などに詳しい早稲田大学の田島泰彦非常勤講師は「事件の被害者は匿名の記号で表すような対象ではなく、個人の尊厳の観点からも名前は基本的な要素だ。被害者がどういう人だったのかということも重要であるし、被害者の名前というものは事件において公的な性格も持つということを理解する必要がある。警察が遺族の意向を大切にすること自体は悪いことではないが、事件の重大性を考えると1か月以上たってから発表したことは時間がかかりすぎたと感じる」と話しています。
そのうえで、「被害者の名前が公表されたからといって、どんな取材や報道をしてもよいということにはならず、遺族などに配慮して伝えていかなくてはならないのは当然で、メディアみずからが世の中の人の共感を得られるように取材の方法を考えていなければならない。ただ、被害者の名前を公表するということと遺族などへの取材をどうするかはまったく別の問題であり、ぞれぞれについてきちんと考えていくことが重要だ」と話しています。
会社の代理人弁護士「実名公表は大変遺憾」
京都府警察本部が亡くなった25人の方の名前を公表したことについて、会社の代理人を務める桶田大介弁護士は「度重なる要請と一部ご遺族の意向に関わらず、被害者の実名が公表されたことは大変遺憾です。京都府警と報道機関に対し、改めて故人とご家族のプライバシーとご意向を尊重していただくようお願い申し上げます」というコメントを発表しました。
NHKは事件の重大性や命の重さを正確に伝え、社会の教訓とするため、被害者の方の実名を報道することが必要だと考えています。そのうえで、遺族の方の思いに十分配慮をして取材と放送にあたっていきます。
名前公表までの経緯 警察 異例の対応
今回の事件で警察は、亡くなった人の名前の公表をめぐって異例の対応を取りました。
通常、警察は、事件や事故で亡くなった人について原則として身元が判明した時点ですみやかに名前を公表しています。
今回、亡くなった人はすべて京都アニメーションの関係者で、会社側は事件のあと「被害者や遺族のプライバシーが侵害される可能性がある」として名前の公表を控えるよう警察に要請していました。
京都府警は、警察庁とも協議し公表の時期や方法などを慎重に検討するとともに亡くなった35人について遺族などから意向を丁寧に確認し事件から2週間余りがたった8月2日、遺族の承諾を得られたとする10人の名前を公表しました。
さらに事件から40日目の27日これまで見合わせていた25人の名前を公表しましたが、このうち20人については公表について遺族の同意を得られていないということです。
京都府警は「35人全員の葬儀が終わり、事件の重大性や社会的関心の高さなどから判断した。亡くなった人の名前が明らかにならないと間違った名前が広まる懸念もあった」と説明しています。
ある警察幹部は「遺族の意向に配慮しつつ慎重に検討を進めてきたが、多くの遺族が公表を強く拒否する中難しい対応を迫られた。事件の被害者の名前の公表をどうしていくかについては今後、改めて検討が必要だと考えている」と話しています。