早く二輪免許取得の話をしろという向きもあるかもですが、すみません、今回をふくめてあと2回前振りの記事があります。
私の就職先や仕事内容をここで書くわけにはいかないので詳細は書けませんが、就職したら、まず自動車免許を取らなければいけないと私は脅されました。うひゃー、こんなところ就職しなければよかったと後悔しましたが、それはともかく。自動車運転以前に、原付バイクを運転していろいろ回らなければいけないと言われました。私は自転車はさすがに乗れますが、バイクなんて自慢じゃないですが人生1度たりとも乗ったことはありません。これも参ったなと思いました。
が、幸いにも原付バイクの試験は、筆記試験でOKです。そういうわけで問題集を買ってひいひい勉強しました。それで試験を受けたのですが、残念ながら落ちました(苦笑)。そでは勉強して再受験ですが、今度はしっかり勉強してなんとか合格しました。
しかし合格しただけではバイクに乗れません。今度は実習がある。それで最大限早い日程で実習日を予約し、当日実習場へ行きました。
すると私と中年女性がやや年齢が高く、あとは十代の若者ばかりでした。スクーターに乗りましたが、若者はみな運転がうまく、おもわず「君たち無免許運転しているだろう!」と言いたくなりました(言わなかったけど)。それで私と中年女性はやはりへたくそでした。が、なんとか合格をもらって免許がもらえました。20代も数年をへてようやく原付免許ですが、免許取得に至ったわけです。思わず中年女性と「よかったですね」と声を掛け合いまいた。
このあと翌年3月にAT限定の普通自動車免許を取得したので、その免許証は1年にも満たない期間しか所持しませんでしたが、原付免許を取得してから私が乗ったのは、スーパーカブでした。ホンダが作る変速ギアをもつバイクです。スクーターのほうがギアがないので楽でして、ギアを変えて運転するのは最初は大変でした。ローで発進しセカンドで調整してサードで安定させる、私は同時並行して取得していた普通自動車免許はAT専科でしたので自分でギアを変えるということがなかったわけですが、たぶん後のAT限定解除の際にある程度役だったと思います。ただしスーパーカブはクラッチがありません。これが、二輪免許を取得する際にちょっと戸惑うところでした。
けっきょく私は仕事の関係で4年間にわたりカブに乗り続けました。おかげでだいぶ運転も上手になり、時速60km近くとばして(もちろんこれは、完全な交通違反です)わりと遠いところまでいけるようにもなりました。ただ4年のうち3回転びました。1回は坂道を下って路上の砂にタイやをとられて転び、後は堤防への坂道を無理やりあがろうとして転び、3回目は、道路に穴ぼこがあり(ひどい道路です)、そこにタイヤを入れて転びました。が、4年間繰り返し原付バイク、しかもカブに乗っていたおかげで、それからずいぶんたってからの二輪免許取得に大いに役立ったかと思います。
4年間働いた後仕事が変わったのでその後バイクには1度として乗っていませんが、たぶんこのときの原付バイク経験がなければ、今年私が二輪免許取得に挑戦することもなかったかと思います。まったく人生、なにがどう影響するかわかりません(苦笑)。
というわけで、次回から本番の二輪免許取得についてを記事にしたいのですが、すみません、AT限定解除の記事をもう1本書かせてください。
注:この記事および他記事の運転免許取得の話は、あくまで私の経験であり、記憶違いほか勘違いがある可能性があります。また私の免許取得時点の法令と現在との違いや地域特性、教習所による違いもあるかと思いますので、現在、日本全国に当てはまる話かは特に確認していないので不明です。その点ご留意の上お読みいただければ幸いです。これは以後の記事も同じです。