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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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海外旅行保険というのも、いざというときは確かに役に立つものである(橋田壽賀子のケース)

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週末の忙しい韓国旅行を終えて帰国しましたが、私のような海外旅行好きには非常に興味深いニュースを読みました。

>橋田壽賀子さん、ベトナムで下血しプライベートジェットで帰国 費用は2000万円超だった

2019年11月25日 13時0分スポーツ報知 # 芸能

 25日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜・正午)に、脚本家の橋田壽賀子さん(94)が出演。

 大正、昭和、平成、令和と4つの時代を生きてきた橋田さんは、30年前に夫を亡くし現在は熱海で一人暮らし。調理師を含む6人のお手伝いさんの手を借りて執筆に励んでいる。

 毎日、バランスのいい食事をとって元気に暮らしている橋田さんだが、2月に大事件が発生したという。船でのアジアツアーでベトナムを訪れていた時、急な下血で緊急入院。4日間入院して輸血を受けた。「思い残すことはないから、今死ねたらいいと思っていた」と橋田さん。黒柳徹子(86)から「痛かったんですか?」と問われると「痛くもなんともないのよ」と話した。

 下血の原因がわからなかったため、プライベートジェットで医師・看護師同乗で日本に国際搬送されることに。麻酔をかけられ意識がない状態で帰国したという。そのとき、空港の滑走路でストレッチャーに横たわる自身の写真も公開した。

 「プライベートジェットなんてお金ないからって言ったんですよ」。費用は2000万円を超えたが「全部、保険で(済んだ)。旅行の間だけの保険、4万円くらいのに入ってました」と、保険に助けられたという。次回、海外旅行に行く際は「一番、高い保険に入ります」と話した。

 原因は「長くて言えないの」という珍しい病気「マロリーワイス症候群」。下血の原因は内臓の粘膜に傷がついたためで、食べる事が好きな橋田さんが海外ということで食べ過ぎてしまい「過食症の少女のように吐いてしまった」からだという。「あの時、輸血しなかったら、そのまま死んでたんじゃないかな」と、危機一髪だったことを明かした。

橋田さんも1925年生まれの94歳ですからねえ。お元気なのは何よりですが、ご無理はなさらないようにというところです。

さてさて、橋田壽賀子の話で私が興味深く感じたのがこちら。

>「プライベートジェットなんてお金ないからって言ったんですよ」。費用は2000万円を超えたが「全部、保険で(済んだ)。旅行の間だけの保険、4万円くらいのに入ってました」と、保険に助けられたという。次回、海外旅行に行く際は「一番、高い保険に入ります」と話した。

実は最初、見出しだけ読んだ時点では、「え! 自費で2,000万円払ったの!? 金持ちは違うな」と思ってしまったのですが、保険でカバーされたということですね。

橋田のケースでの詳細は明らかでありませんが、私がよく行くミャンマーなどでも、かならずしも医療体制が整っているとは言いかねる部分があるので、いざというときはバンコクあるいはシンガポールへの移送もありうるというのは、ガイドブックにも書いてあります。そんなものに自分の金は出せませんから(破産します)、ここはやはり海外旅行保険に加入しておく必要があります。そうすれば保険でなんとかなるわけです。

保険というものも、使わないときは金の無駄ですが、ないと確かにまずい事態になると本当にまずくなります。交通事故も、車を運転していたら保険がないと怖くて仕方ありません。保険会社のいい金儲けの道具になるのもしゃくですが、確かに世の中入っておかないとまずい保険というのもあります。

ちなみに私が先日行った韓国旅行では、私の旅行期間は2日でして、しかも保険料が高い携行品保険とか病気で死亡した場合の保険金などはばっさりカットしたので(いわゆるバラ掛け)、1,000円を下回る保険料でした。今まで私は、こういう書き方はよくないでしょうけど、幸か不幸か(?)海外旅行保険のお世話になったことはありません。請求すればもらえた可能性があったこともありましたが、けっきょく請求はしませんでした。

それで橋田の旅行日数が何日かわかりませんが、4万円というのはだいぶ高い保険代かなと思います。当たり前ですが、高い保険のほうが、手厚い保証があります。それで橋田の保険会社がどこかはもちろん不明ですが、私はここ最近ほぼ新・海外旅行保険【off!(オフ)】 | 【公式】損保ジャパン日本興亜と契約しています。安くて契約しやすい保険会社です。最初「使い勝手がいい」と書こうと思いましたが、現段階海外旅行保険で請求したことがないので、契約しやすいと書いておきます。

なお海外旅行保険に限らず、私が保険の世話になった過去の経験というのを思い起こすと、さすがに人身ではありませんが自動車事故を起こしたときと、足の小指を骨折した時に診断書をもらってきて保険会社に請求したらお金をもらえました。それから医者に行くときは(当然ながら)健康保険を利用しています。

左足の小指を開いているドアに強打して、骨にヒビが入る

それで記事を書いていて突然思い出しましたが、昨年香港に行った際、右足ふくらはぎに軽い肉離れを起こしてしまって思いっきり「やばい」と感じたことがあります。この後は慎重に行動したせいもあり、特に悪化したりはありませんでしたが、やはり海外旅行の際にけがというのはご免こうむりたいものです。私は財布にいつも健康保険証を入れてますので、日本でしたら窓口10割負担でなくても医者にかかれますが、海外でクリニックに行くのは、慣れてしまえば(?)なんてこともないのかもですが、やはり心理的に負担が大きいものです。ましてや保険に入っていなければよろしくありません。

マカオ・香港・深圳紀行(2018年4月)(2)

なお海外での診療行為に対して一部医療費の払戻を受けられる制度もありますので、興味のある方はたとえばこちらのサイトなどをご確認ください。

というわけで、読者の皆さまに置かれましても、海外へ渡航される場合は、保険はかけておいた方がいいと思います。プライベートジェットとまではいわずとも、やはり莫大な金がかかる可能性がありますので、それはさけたいものです。


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