先日の記事より。
>女性受給者に不適切メールで処分
12月24日 17時12分
八幡西区役所で生活保護を担当している50歳の男性主査が、受給者の女性に対して、SNSで性的な内容を含むメッセージを2か月足らずの間におよそ2000回送っていたことが明らかになり、北九州市はこの職員を停職6か月の懲戒処分をしました。
懲戒処分を受けたのは、八幡西区役所保護第一課の木原和博主査(50)です。
市によりますと、この男性主査は、ことし8月から10月までのおよそ2か月間、担当する生活保護受給者の女性に対して、SNSのLINEで性的な内容を含む仕事と関係ないメッセージを送り続けていたと言うことです。
女性が、別の職員に相談したことで男性主査の行為が発覚しました。
市の調査によりますと男性主査が女性に送ったメッセージはおよそ2000回にのぼり、そのうちの9割以上は業務とは関係のない内容だったということです。
市は24日付けで男性主査を停職6か月の懲戒処分にしました。
また女性は男性主査からのメッセージに返信していますが、「やりとりを断ったら生活保護が打ち切られるかもしれないと思い、拒否できなかった」と話しているということです。
男性主査は、「女性に大変な苦痛を与えてしまい、反省している」と話しているということです。
八幡西区役所の竹光郁保健福祉担当部長は、「このような不祥事で信頼損ねることになり、申し訳ございませんでした」と謝罪しました。
北九州というと、生活保護について水際作戦がひどいとか、辞退を執拗に迫った過去がある(今は?)というイメージがありますが、しかしこれもひどいですねえ(苦笑)。
記事では、およそ2000回とありますが、こちらの記事によれば
>市によりますとこの主査は、2019年8月から10月にかけて、担当している生活保護受給者の女性に、LINEで、一部、性的な内容を含んだり、食事に誘ったりするメッセージなどを送っていたということです。
女性とのやり取りは約3600回にのぼり、一部は勤務時間中にも送られていたほか、9月には、女性の勤務先の駐車場を訪れ、「自宅に送る」という趣旨のメッセージも送っていました。
女性が別の職員に相談して発覚し、男性主査は、「女性に好意を持っていた、大変反省している」と話しているということです。
とありだいぶ数が違いますね。仮に後者だとすれば、8月~10月というのを60日から90日間くらいの日数と仮定すると、1日あたり40回~60回くらいになるじゃないですか(呆れ)。それは当然勤務中の送信ということにもなりますよね。もちろんこれは平均の話であり、多い日はかなりすさまじいい数になっていたかもです。
でもこれ、一発で警察通報でしょう。他の生活保護担当者に相談なんて言う生やさしい対応じゃすまないでしょう。所轄の警察署に行って、LINEでの履歴をみせれば、すぐに動くんじゃないんですかね。
もちろんこれは、組織的なものではなくこのご当人が非常識な馬鹿だということでしかありませんが、でも確かに自治体職員の生活保護担当者が、保護受給者にこのようなひでえ対応をするという事例はききますね。あるいはこの生活保護受給担当者は、女性に飢えていたのかもですが、もうちょっと最低レベルの常識を働かしてよという気はしますね。金を横領する人間もいるのだから、このようなことをする人間がいても驚くには値しないのかもですが、ほんと、いろんな意味で困ったものです。