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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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いただいたコメントに触発されたため、来年(2021年)アイルランドへ行き、『ライアンの娘』のロケ地を見学したい

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先日拙ブログの拙記事

『ライアンの娘』のロケ地を詳細に記して下さった記事をご紹介

に次のようなコメントをいただきました。

>私も行きました (Irish dance)2020-02-28 23:29:13はじめまして。
「クリストファー・ジョーンズ」を検索していてたどり着きました。そして彼の死をここで知りました。ありがとうございました。

この映画は、好きな映画を3本上げろと言われたらその中の1本に入る映画です。見たのは中学3年生の時でした。
ずっとこのロケ地に行くことを夢見ていましたが、2009年、やっと訪れることができました。DVDの解説版にロケ地の名前が出ていましたので、それを頼りに「Inch海岸」を特定し、ダブリンから列車でKillarneyへ、Kerry空港でレンタカーを借り、ディングル半島を巡りました。
インチ海岸では「Inch Beach House B&B」という素晴らしいロケーションのB&Bに泊まりました。このB&Bには「ライアンの娘」のフォトが壁に飾られ、ロケ隊も来たそうです。オーナーのサミーは耳打ちしたいような、とっても興味深い方でした。お土産屋さんにこのページにある「The Making of 'Ryan's Daughter'」がありましたので、買って帰りましたが、さる映画監督さんに差し上げたので、私の手元にありません。
仰るとおり、映画で使われた学校がまだ残っていましたが、ホームレスが使用しているようで、よい雰囲気ではありませんでした。

ツーリストインフォメーションに行き、「映画のロケーション現場を探している」と言うと、係の方が地図に印をつけて教えてくれました。映画の中で船が座礁するシーンに使われた海に下りていく場所にも行きました。見つけた時は、もう感動!でしたね。ここにツアーバスが止まりましたので、どこから来たのか、ともかくこの辺りを巡るツアーバスがありました。

そして、ショベルカーで工事をしていた方とおしゃべりをしていたら「俺、あの映画に子役で出てた」と仰られ(驚
小学校の生徒はこの付近の子どもたちが出演していたようです。もしかしたらエキストラの大人もそうかもしれませんね。
荒涼として寒々とした雰囲気ですが、冬はそれほど寒くないそうです。

ツアーも探しましたが、見つけられず、仕方なくレンタカーを借りましたが、これで正解だったと思います。女性のひとり旅で、これが海外2度目のレンタカーでした。ただ、KillarneyからInchへの道は片側断崖絶壁のものすごく細い道で、もう一度行けと言われたら、「ちょっと考えさせて」と言います。アイルランドでも有数の危険道だそうです。

あちこちのお土産屋さんには映画のDVDが置かれていました。お土産屋さんで「幸せの妖精」の置物を買ってきて、我が家の家宝になっています。

それに対しての返しのコメントです。誤記や重複した引用がありますが、手直しはしないということで。

>>Irish dance>さん (Bill McCreary)2020-03-01 05:52:14はじめまして。詳細なコメントどうもありがとうございます。この記事に、実際にロケ地に行かれた方からコメントをいただくのは、望外の幸せです。
>>「クリストファー・ジョーンズ」を検索していてたどり着きました。そして彼の死をここで知りました。ありがとうございました。

いえいえとんでもございません。ご丁寧にこちらこそありがとうございます。彼も、ほんとこの映画の出演で、俳優としての全エネルギーを使い果たしてしまったような趣がありますね…。

>>見たのは中学3年生の時でした。

そうですか。私は、小学校6年生です(苦笑)。お互いおませな小中学生だったようですね。

>>ずっとこのロケ地に行くことを夢見ていましたが、2009年、やっと訪れることができました。DVDの解説版にロケ地の名前が出ていましたので、それを頼りに「Inch海岸」を特定し、ダブリンから列車でKillarneyへ、Kerry空港でレンタカーを借り、ディングル半島を巡りました。

すばらしいですね。私は、2015年のアイルランド紀行では、この映画のロケ地で訪れたのは、上にも書いたようにモハーの断崖だけです。それでも、私がいたところのすぐ近くで、サラ・マイルズ(あるいはスタント)がパラソルを落として撮影があったということを知った時は、ほんと心が震えるような感動がありました。

>>インチ海岸では「Inch Beach House B&B」という素晴らしいロケーションのB&Bに泊まりました。このB&Bには「ライアンの娘」のフォトが壁に飾られ、ロケ隊も来たそうです。

なるほどね。私もディングル半島にはいかねばと考えていますので、あなたのコメントを参考にさせていただきます。それから例の本は、AmazonでもKindleでは容易に入手できますので、ぜひお求めになってください。

>>ツーリストインフォメーションに行き、「映画のロケーション現場を探している」と言うと、係の方が地図に印をつけて教えてくれました。映画の中で船が座礁するシーンに使われた海に下りていく場所にも行きました。見つけた時は、もう感動!でしたね。ここにツアーバスが止まりましたので、どこから来たのか、ともかくこの辺りを巡るツアーバスがありました。

最近は、この映画に限らず映画のロケーションを見て回るというのが観光の目玉になっていますね。たぶん現在では、もっとそういうことが盛んで賞。

>>ツーリストインフォメーションに行き、「映画のロケーション現場を探している」と言うと、係の方が地図に印をつけて教えてくれました。映画の中で船が座礁するシーンに使われた海に下りていく場所にも行きました。見つけた時は、もう感動!でしたね。ここにツアーバスが止まりましたので、どこから来たのか、ともかくこの辺りを巡るツアーバスがありました。

<<記事作成時における注記:すみません、上の引用は再度の引用になってしまっていましてこれは間違いです。私が引用したかった部分は、

>小学校の生徒はこの付近の子どもたちが出演していたようです。もしかしたらエキストラの大人もそうかもしれませんね。

でした。>>

そうらしいですね。キャシーを演じた女の子も、現在(本執筆時)は教師であるということも、上の本に書かれていました。まさに、一期一会の映画への参加だったということでしょうね…。

>>ツアーも探しましたが、見つけられず、仕方なくレンタカーを借りましたが、これで正解だったと思います。女性のひとり旅で、これが海外2度目のレンタカーでした。ただ、KillarneyからInchへの道は片側断崖絶壁のものすごく細い道で、もう一度行けと言われたら、「ちょっと考えさせて」と言います。アイルランドでも有数の危険道だそうです。

なるほどね。何事もなくてよかったですね。私も、バイクをレンタルして行ってみたいですね。女性の一人旅でレンタカー、しかもアイルランドの鄙びた田舎ではなかなか不安も多かったでしょう。

>>あちこちのお土産屋さんには映画のDVDが置かれていました。お土産屋さんで「幸せの妖精」の置物を買ってきて、我が家の家宝になっています。

私も、よせばいいものをですが、アイルランドで数人の方に「ライアンの娘」観ましたかと聞いたら、観たよ! いい映画だと答えてくれました。正直アイルランド人からするといろいろ微妙な部分があるはずですが、決して悪い印象はないのかもです。

本当にコメントありがとうございます。数年以内に私もディングル半島へ行って、この映画のロケ地をまわりたいと思います。その時、忘れたころでも、ぜひ拙ブログに遊びに来て、紀行をご覧になってください!

それで再度いただいたコメントがこちらです。

>追加情報です (Irish dance)2020-03-01 21:59:47Bill McCreary様
お返事ありがとうございました。この映画、リーン監督の華々しい作品の中で忘れられがちなのですが、結構コアなファンがいるようです。特に女性に。

ディングル半島に行かれるとのことで追加情報です。Inch海岸から更に半島の方に向かった先、たぶんディングルになるかと思いますが、歩道にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームと同じように星形の石にスターの名前が彫られてものが敷いてありました。クリストファー・ジョーンズも、ジョン・ミルズもありました。今写真を見るとポール・サイモンもあるので、この映画だけのために作ったものではなさそうです。

映画のロケ地を訪れると、まったく映画の面影がなかったりしますが、ディングル半島はあの映画そのままでした。行ったのは10月の始め、ミストのような雨が時折降りてくる、ある意味で絶好のタイミングだったせいかもしれません。

旅行記、楽しみにしています。

私の返しのコメントです。

>>Irish danceさん (Bill McCreary)2020-03-02 23:29:34

>>の映画、リーン監督の華々しい作品の中で忘れられがちなのですが、結構コアなファンがいるようです。特に女性に。

たしかにこれ、男性というよりは女性のほうが胸が締め付けられる作品でしょうね。あのロージーの姿は、やはり女性にとってはいろいろ考えさせられるものがあるかもです。

>>歩道にハリウッド・ウォーク・オブ・フェームと同じように星形の石にスターの名前が彫られてものが敷いてありました。クリストファー・ジョーンズも、ジョン・ミルズもありました。今写真を見るとポール・サイモンもあるので、この映画だけのために作ったものではなさそうです。

ほお、そんなものもあるのですか。それは絶対拝見したいですね。ジョーンズもミルズもすでにこの世の人ではありませんが、彼ら、もちろんサラ・マイルズにとっても、たぶんこの映画はほんとに忘れられない作品でしょうからねえ、地元の人たちにとっても、この映画の存在は、ほんと途方もなく大きなものでしょうしね。

>>ディングル半島はあの映画そのままでした。行ったのは10月の始め、ミストのような雨が時折降りてくる、ある意味で絶好のタイミングだったせいかもしれません。

私はやはり行くのは、7月~9月のうちのどこかになるかと思います。でもなかなかすごい旅になりそうです。

>>旅行記、楽しみにしています。

どうもありがとうございます。このコメントをいただいたので、今年は無理ですが、来年の夏に行ってみたいと思います。休みの調整とかいろいろ大変そうですが、あえて英国もダブリンも省略あるいは大幅に滞在時間を削って、ディングル半島近辺に徹した旅にしてみたい気がします。Irish danceさんのコメントをいただいたおかげです。ありがとうございます!

上のコメント欄のやりとりで、ほぼ内容は尽きてしまっていますが、今年はちょっと無理なので、来年にアイルランドのディングル半島に行き、『ライアンの娘』のロケ地を見学したいと思います。2015年の時のような長期の日程を組むことはできないでしょうから、英国やダブリンなどもほぼ割愛して、ディングル半島に徹した旅になるかと思います。事前に、コメント欄でも言及されている本

The Making of 'Ryan's Daughter': Troubled Epic

を熟読し、また「居ながらシネマ」さんのこちらの記事

『ライアンの娘』 Ryan’s Daughter (1970)

ほかさまざまなサイトを確認の上訪れて、なるべく多くの写真を撮影する所存です。

元の記事にもありますように、私は、モハーの断崖しかこの映画のロケ地訪問はしておりませんので、いまからかなり楽しみです。正直人生で2回目に行くかどうか定かでないかもしれませんから、これは最高レベルに楽しみたいと思います。

コメントをくださったIrish danceさんに深く感謝を申し上げてこの記事を終えます。


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