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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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愚行のつけは、1年たっても(たぶん)まだ重い

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なぜこんなくだらん話をして、他人を不快にして迷惑をかけて、自分の首を絞めるのか(苦笑)(福岡親善大使の暴言)

昨年こんな記事を書きました。つまり「福岡親善大使」だった田上真理子という女性が、全国放送のテレビ番組で「自分は福岡を好きでない。たまたまいるだけ。親善大使もオーディションを受けたらここが引っかかっただけ。東京がいい」というような趣旨のことを語り、たちまち非難が殺到して、本人ばかりか所属事務所まで陳謝をする始末というなんとも無様で無残なトラブルについての記事です。詳細は、上の記事を参照してください。

で、そのテレビ番組が報道されたのが昨年の6月29日です。その後彼女はどうなったのかなと確認してみると、インスタグラムは削除されています。

私も彼女のインスタがつながらないので、どうやら削除したらしいというは気づいていました。ほかにSNSやブログなどをやっているかどうかは、現時点で確認できていません。見つけることはできませんでした。

事務所も解雇かとも思いますと、こちらは名前が残っています

あの件は、単純に田上だけ批判して済むというものでもないと思いますが(下の引用参照)、事務所側としても、やはり無下に彼女を切り捨てるということはしなかったということなんですかね。

ただどうもよく分からないのが、彼女は福岡市の芸能事務所に所属していて、今後も福岡中心に活動していく予定でしょうに、それで福岡への愛は嘘だったもないだろうということです(苦笑)。福岡市は、日本の中でもかなり主要な地位である都市であり、仮に彼女が東京の事務所に移籍するとしても、そんな発言したら(社会常識という意味で論外ですが)損するのあんただろと思いますけどね(笑)。あまりに非常識が過ぎる。

彼女が、暴言から今日までどういう芸能活動をしたか(しなかったか)知りませんが、当然あの発言をしなかったほうが仕事は入ったでしょうね。あのようなことをいう人間を、地元ローカルの番組が起用してくれるのか、仮に東京の事務所が彼女に興味を持ったとしても移籍が可能なのか、移籍しても、いい顔しない人たくさんいるんじゃないんですかね。なお私の確認が不十分だったのでしょうが、ここ最近の彼女の芸能活動について、これといった情報を見つけられませんでした。

そんなことを考えていたら、次のような記事を見つけました。 

>『有吉反省会』大炎上は必然!爪痕を残す為に身を削らされるタレントたち

2019/07/05 09:55
文=日刊サイゾー編集部(@cyzo)

(前略)

放送を見る限り、どこが“言葉足らず”だったのかは不明だが、番組制作の現場を知るキー局関係者は、同情の余地があると語る。

「もちろん一番悪いのは本人ですが、責任の半分は番組制作側にあると思います。通常こういったトークバラエティ番組では、収録をスムーズに進めるために、事前に綿密な打ち合わせをします。つまらない話しを本番でダラダラされても、収録時間が延びるだけですから。今回も恐らく、事前のやり取りの中で、インパクトがある表現を求められ、あのようなトークになったのでしょう」(キー局関係者)

 場を盛り上げるために話しを盛ってしまった経験がある人など、そこら中にいるだろう。それをテレビでやってしまうと、時に今回のような炎上騒動になるが、そういった手法で人気を博す番組は少なくない。週刊誌の芸能班の記者は言う。

「『有吉反省会』では、6月26日放送の特番で熊切あさ美がSNSの写真を友人から1枚100円で買っていたことを告白し、元グラドルの岩佐真悠子は、高校を辞めたのは仕事が忙しかったからでなく、素行不良だったことを明かしました。人気番組ですから、出演者は爪痕を残すために必死にエピソードをひねり出しますが、こんなことをバラしても本人にはなんのメリットもありません。深夜に戻ってからの『しくじり先生』(テレビ朝日系)も同様です。水沢アリーは整形をしまくっていたことを、“はるかぜちゃん”こと春名風花は金への執着心が異常に強いことを告白しました。その場は盛り上がりましたが、制作側は数字が取れればいいだけ。使い捨てにされているだけなんですよ。それでも乗せられてしまうタレントはいくらでもいますから、今後も福岡親善大使のような炎上事件はいくらでも起きるでしょう」(芸能班記者)

 乗せる制作側が悪いのか、乗せられるタレントが悪いのかは判断が分かれるだろうが、一度でも炎上すれば芸能人生はジ・エンド。その場でもウケても、発言が永久に取り消せないことだけは肝に銘じておいたほうがよさそうだ。

そういうことなんでしょうね。拙記事で、次のような識者の発言を引用しました。

>なかでも気をつけたいのは、知っている人の多いところと、めったに行かない自分にとってのアウェー。「クスっと笑わせたい」「何とか打ち解けたい」という気持ちから、ポロっと失言してしまいがちなのです。例えば、「スピーチ中、旧知の顔が何人か見えて、つい悪ノリしてしまった」という失言。また、塚田国交副大臣が北九州で失言したのも、「地方で面白おかしく話そうとしたから」という一面がありそうです。

その記事でも書いたように、彼女は初の全国放送出演にかなり張り切ったので、「東京で面白おかしく話そう」と考えてあんなことを話したのでしょう。馬鹿にもほどがあります。ご当人の不徳の致すところです。

それから1年たって、彼女も正直福岡を出たいでしょうが、上にも書いたように彼女に興味を持つ芸能プロダクションがあるかどうかもあやしい。あるかもしれませんが、肩身の狭い思いをするのは間違いないところです。ほんと、上のテレビ番組の出演は、彼女にとって最大のチャンスであり、最大の挫折ということになってしまいました。映画『泰造』に出演した俳優のようなものです。

同じ役を演じた俳優2人のあまりの落差にちょっと驚く(追記あり) 前に記事にした岡本早生という人の演技を、意識してとしては初めて観た(1983年の時代劇で、のちに映画で共演した小林桂樹主演のドラマに登場していた)

これも前の記事で書いたことの繰り返しになりますが、(元)観光親善大使が、実は自分は、その街をあんまり好きでないなんて話すのを聞かされたって、たいていの視聴者は不快に思うだけだと思いますが、収録中の彼女は、そんなことも気にならないくらいの精神状態だったんでしょうね。それもどうかです。

なお上の写真は、所属事務所HPからのスクリーンショットです。


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