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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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「ウルトラマンレオ」が、来月(8月)CSで再放送される(子役時代の冨永みーなも出演)

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今年の1月から、週2回(土曜に2エピソード放送)のペースで『ウルトラマンレオ』がCS「ファミリー劇場」でOAされました。全51回週2回ですから7月初旬に放送は終了しましたが、8月からまた再放送されるということです。

ウルトラマンレオ HDリマスター版【セレクト】

ウルトラマンレオ HDリマスター版

特設ページがこちら

>ウルトラシリーズの人気作。生きる厳しさと哀しさを鮮烈に謳う
――ウルトラマンレオの成長の物語!
ウルトラマンレオは故郷のL77星をマグマ星人たちに滅ぼされ、地球へやって来た。レオは、故郷によく似た美しい地球を守ることを決意する。レオの人間体であるおおとりゲンはMACに入隊し、モロボシ・ダン隊長と共に怪獣たちに立ち向かう。

【監督】 真船禎、山際永三 ほか
【出演】 真夏竜、森次晃嗣、藤木悠、丘野かおり、新井つねひろ、富永美子(現・冨永みーな) ほか

セブンからレオへ、レオからメビウス、ゼロへ…受け継がれる「ウルトラ」の系譜

このたびHDリマスターにより鮮やかに蘇ったウルトラマンレオ。1974年~1975年にかけて放送されたウルトラシリーズ第7作目。レオの人間体おおとりゲンが、ウルトラセブンへの変身能力を失ったモロボシ・ダンから壮絶な特訓を受けるという“スポコン”ドラマ要素や、従来の光線技にかわって空手をベースとした「宇宙拳法」をメインとした格闘場面など、当時の世相やブームを反映した設定や演出でもファンの記憶に残る。
そしてレオの物語は、約30年の時を超え、2000年代へと続く。「ウルトラマンレオ」の最終話でひとり旅立っていったレオが、2006年の「ウルトラマンメビウス」で再びその姿を現し、メビウスを一人前のウルトラマンに鍛える師となったのだ。その特訓の場面でレオの口をついて出るのは、かつてセブンがレオに説いたあの言葉…。さらに、2009年公開の映画『大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE』に再びレオが登場し、ウルトラセブンの息子であるウルトラマンゼロに「宇宙拳法」を伝授する。
世代を超えて「ウルトラ」の系譜を受け継ぐ熱き師弟関係。その始まりの物語でもある「ウルトラマンレオ」を、今だからこそ可能となった鮮やかな画面で!

放送は、8/10~14に、最初の10話を放送して、その後8/22から、レギュラー放送をするとのことです。詳細については、HPを参照してください。

『レオ』は、正直放送時、その後も、いまいち評価が高かったとは言えません。視聴率は10%を下回ることがザラ、初期の特訓が大げさで時代錯誤、コンセプトがガンガン変わる、MACがひどい(隊員が原則無名俳優でしかも出入りが激しいので個性が見えない、第40話で全滅)、第40話はやりすぎだ、全般的にキャストが弱い、オイルショックや低視聴率で予算が苦しかった(だから40話でレギュラーほぼ総退陣、MACも全滅と称しておしまいになった)など、いろいろよろしくないところがあります。

実際、主人公を演じた真夏竜氏の歌った主題歌は、1クールでヒデ夕樹氏(日立のCMなどの歌を歌った人)に変わったり(テコ入れのため?)とか、真夏氏からの主役交代の案もあったとか、どうも景気の悪い話の多いドラマです。そういうわけで真夏氏の歌を。この動画は、彼の歌が最後にオープニングで使われた第13話のものです。

ウルトラマンレオ オープニング

戦え! ウルトラマンレオ

こちらはヒデタバージョンです。クレジットでは、本名の「平野英之」でした。

ほかにもこのドラマについてはいろいろ書きたいこともあるのですが、今日のところはこれくらいでやめにしておきます。ただ1つだけ、上の出演者の欄にもありますように、このドラマに出演している子役の富永美子とは、現冨永みーなです。彼女が声優を演じ始めるのは1975年からで、このドラマは1974年4月~75年3月までの放送なので、彼女が声優を始める直前の出演となります。なお彼女は、75年1月10日放送の第40話で降板しています。下の写真は、2018年のイベントのもので、右が冨永です。出典はこちら。彼女は1966年生まれとのこと。なおこの写真を収録した記事(産経新聞)の題名は、「いま評価高まる「ウルトラマンレオ」 命懸けの撮影だった? 出演者が明かす44年前の裏話」です。

この番組についてはいろいろなサイトでレビューほかがされているかと思いますが、こちらのレビューはとても面白いので、乞うご参照。書きたいことはたくさんあるので、たぶんまた記事を書きます。というわけで、読んでおられる方はお気づきでしょうけど、私もこのドラマは好きです(苦笑)。


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