心強いニュースが報じられました。私にとっての希望の星、真打ち、オリンピック連覇を目指し、浅田真央の金メダルを阻止してくれそうな方、我らがキム・ヨナが12日深夜にソチに入りました。
http://sochi.headlines.yahoo.co.jp/sochi/hl?a=20140213-00000145-jij-spo
>日程の差、どう影響=金妍児、1週間前のソチ入り〔五輪・フィギュア〕
時事通信 2月13日(木)18時33分
【ソチ時事】フィギュアスケート女子で連覇がかかる金妍児(韓国)が12日深夜、ソウルからモスクワを経由してソチ入りした。「準備はしてきた。今の状態はベスト」と自信を見せるが、19日に始まる競技に向けて調整面の課題はある。
前回バンクーバー五輪時はカナダ・トロントに拠点があったため、4日前の現地入りでよかった。それに比べれば今回は現地での調整期間が長くなる。
「時差があるので、早く来た」と金妍児。ただ、五輪では氷上練習の時間が自由に取れない。実際、浅田真央(中京大)は団体戦の後、「体がなまっているので通常に戻したい」と時差のないアルメニアに移動して調整中。金メダル候補に浮上した15歳のユリア・リプニツカヤ(ロシア)もモスクワに戻った。
団体戦に出場した影響はどう出るか。日本の小林芳子監督は「一度滑った経験がつながる」と場慣れのメリットを挙げるが、金妍児の考えは違う。「体力的に試合をしない方がいいし、ストレスにもなる。(団体に出た)日本や米国、カナダの選手でなくてよかった」
金妍児は「結局、試合はその日の運。そう考えた方が私はリラックスできる」とも。本音はともかく、それぞれの異なる条件も、メダルの行方を左右するかもしれない。
昨年の世界選手権なら、正直彼女の演技には浅田真央はまったくかなわない、磐石の強さ、というところでしょうが、今シーズンは必ずしもそうも言えません。現段階では浅田真央もあんまり調子は良くないし、また(よせばいいものを)団体戦なんかに出さされたので(あれは、浅田と鈴木明子は、出しちゃかわいそうですよね。どっちみちメダルの可能性なんかないんだから、度胸付け(≒犠牲)の意味で村上佳菜子を出せばいいのにね)、そういう点ではシングル一本に絞って調整してきたヨナさんが有利かなと思います。ただ、私としては、最終的には浅田真央を倒してくれればヨナさんでなくてもリプニツカヤちゃんでも鈴木明子も誰でもいいのですが、誰かが勝つのならヨナさんを応援します。いずれにせよ私にとっては、ヨナさんとリプニツカヤちゃんの2人を絶対応援したいのです。この2人が、浅田真央に一番勝てそうなので。そしてこの2人のうちなら応援するのはヨナさんです。ヨナさん引退の後は、リプニツカヤちゃんを応援しようか。いや、すぐプロになっちゃうかな。「さん」「ちゃん」をつける人と敬称を略する人との差が、私の想いをそのままあらわします。
とりあえず現段階では、ヨナさんが優勝候補筆頭でしょうが、リプニツカヤちゃんのほうが上という観測もあります。そう考えるとどっちみち浅田真央は厳しいと思いますが、あとは本番にならないとわかりませんので素人予想はやめます。
ただ…。もしキム・ヨナが勝って浅田真央が負けたら、たぶん日本の反韓の連中は激怒するんだろうね、きっと。すさまじいやつあたりのヒステリーが起きると思います。リプニツカヤちゃんならそこまでひどくはならないか。そうなったらどうなるか、これはこれで興味深いものはあります。
なお、あらぬ誤解をしている方も多いかもしれませんが、日本でキム・ヨナはそんなに嫌われているわけではありません。下の記事を参照ください。むしろ日本人に最も親しまれている韓国人は彼女、と言ってもあながち言いすぎではありません。
http://blog.goo.ne.jp/mccreary/e/16439564d490784d4b3540fbc2bb34fe
というわけで、ヨナさんとリプニツカヤちゃん、その他浅田真央以外の選手の健闘を祈ってこの記事を終えます。