東京オリンピックは開催される模様ですが、当方とてもオリンピック開催を支持するつもりはないし、関わり合いたくもないので、オリンピック開催時は、オリンピック関係の記事を書かないこととしました。よって、このブログのオリンピック開催時期のお楽しみ記事「美女探求」も、書かないこととしました。書きたくないというより、書こうとする意思もないというのが正直なところです。
そういうわけで、「美女探求」を楽しみにしている方もいるかもですが、東京オリンピックについては無しです。あしからずご了承ください。
それにしてもねえ、昨日(6月30日)のこのようなニュースについて、私たちはどう考えればいいのか。
>東京都 新型コロナ 714人感染確認 700人超は5月26日以来
2021年6月30日 17時50分
東京都では、30日都内で新たに714人の感染が確認されました。1日の感染確認が700人を超えるのは先月(5月)26日以来です。また、都は感染が確認された男女3人が死亡したことを明らかにしました。
東京都は、30日都内で新たに10歳未満から90代の男女合わせて714人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。
1日の感染確認が700人を超えるのは先月26日以来です。
また、1週間前の水曜日より95人増え、11日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。
30日までの7日間平均は500人を超えて508.4人となりました。
前の週の120.3%です。
7日間平均は今月20日以降、増加が続いていて、30日までに120人余り増え、増加に歯止めがかかっていません。
30日の714人の年代別は、
▼10歳未満が17人、
▼10代が61人、
▼20代が201人、
▼30代が132人、
▼40代が143人、
▼50代が94人、
▼60代が36人、
▼70代が13人、
▼80代が13人、
▼90代が4人です。
これで都内で感染が確認されたのは、17万3934人になりました。
また、都が参考として発表した29日の検査件数は7972件で、29日までの3日間の平均は6854.3件でした。
一方、都の基準で集計した30日時点の重症の患者は、29日より4人増えて47人でした。
また、都は、感染が確認された50代の男性と60代の女性、それに80代の男性合わせて3人が死亡したことを明らかにしました。
これで都内で感染して死亡した人は、2234人になりました。
あるいはこちらはどうか。
>東京都財政、逼迫続く 見通せないコロナ、五輪の追加負担懸念
6/30(水) 11:37配信
新型コロナウイルスの感染拡大の対応に追われる東京都で、財政の逼迫(ひっぱく)が続いている。都の貯金に当たる「財政調整基金」は一時、20億円まで落ち込み、今後は東京オリンピック・パラリンピックの追加費用負担も予想される。7月4日投開票の東京都議選では一部の党から「都有資産売却で財源の確保を」といった声も上がっており、厳しい局面が続きそうだ。
「財政調整基金は大変、不如意な(苦しい)状況になっている。とはいえコロナ対策に必要な資金を、必要な時に支出していくことが不可欠だ」。小池百合子知事は5月の定例記者会見で都の苦しい懐事情に言及した。
都はこれまで新型コロナ対策に4兆7800億円を投じており、国負担を除いた都の負担は1兆6300億円に上る。都は同基金を取り崩しながら対応し、残高は昨年3月末時点の9345億円から今年5月末で20億円に減った。これは、都が財政危機にあった1990年代後半と同水準。現在は2742億円まで回復したものの、先行きを楽観できない状況が続いている。
今後の財政状況が読めないのは、新型コロナの感染動向が見通せないためだ。飲食店への営業時間短縮要請などが続けば、その分だけ支出は増える。都幹部は「感染が再拡大すれば対策費はさらに膨れ上がり、収束しても中小企業支援や産業振興は必要だ。財政支出は当面続く」と指摘する。景気悪化による都税収入の落ち込みも予想される。
東京五輪の追加費用負担も必要になる可能性が高い。都は既に大会経費に1兆4500億円を投じているが、観客数に上限を設ける方針が決まったことで、約900億円と見込まれていたチケット収入の減少が予想され、都の追加負担が生じる見通しだ。都が競技会場として整備した6施設は、有明アリーナ(江東区)以外は年間の維持費が赤字になる見通しで、大会後の出費も懸念される。
都議選でも、一部の党が特定の目的で積み立てている他の基金の取り崩し、都有資産の売却などで財源を確保すると主張している。都幹部は「事業内容の見直しや都債の発行などで何とか予算を捻出して対応していきたい」と話している。【斎川瞳】
まあこれらの記事を読まなくたって、そんなことは知っているよというレベル、あるいは予想のつくレベルの話でしかありませんが、こんな状況で大丈夫ですかね、ほんと。どう考えても大丈夫でなさそうです。私も正直オリンピックが通常開催されるのなら、ホッケーとハンドボールくらいは観に行こうかとも考えていましたが、お話にもならんでしょ、こんな事態。なーにが小学生を観戦させるんだか。観戦が感染になりかねない。ともかく私は、オリンピック完全無視をきめこむことにします。
なーんてところで記事をまとめようと思っていましたが、こちらの報道はどうか。「来月」とはもちろん今月7月です。
>東京 来月中旬に1000人超感染も、“まん延防止”効果不十分なら
30日 18時23分
感染者の増加が続く東京について、現在、適用されている「まん延防止等重点措置」の効果が不十分な場合は、来月中旬にも一日の感染者数が1000人を超えるとの試算が公表されました。
厚労省で開かれた専門家の会合では、都内の今後の感染状況のシミュレーションが報告されました。それによりますと、「まん延防止措置」の効果が不十分な場合、インド型ウイルスの影響が少なかったとしても、来月中旬には一日の感染者数が1000人を超える可能性があるとしています。
また、緊急事態宣言などの強い対策を打たず、五輪期間中に人出がさらに増加した場合、感染者の数は来月下旬に一日2000人を超えるとしています。
現段階で、「まん延防止等重点措置」が十分な効果を発揮すると仮定するのは、あまり現実的な予測とはいいがたいと思います。かなり厳しくなるのではないか。同じ言葉を繰り返しますと、お話にもなりませんね。もう少しまともな政治をしたらどうか。