奥に見える窓口が、私がのる列車のチケットブースのようです。
すぐ出発する、急げ、といわれてしまいました。料金1ドルです。私が乗るのは、ヤンゴン環状線です。最近これは、鉄道好きの間では人気があるようで、私のブログにちょいちょい登場する下川裕治氏の著作にも登場します。
不思議列車がアジアを走る (双葉文庫)
下川さんも、最近著作のスタイルをちょっと変えたみたいですね。
中に入りますと、客がすでに大勢乗っています。私以外にも外国人の旅行者(白人)がいました。客車の中には、車掌もいました。あいにく、彼の写真は撮影を拒否されました。
ヤンゴン環状線(2013年8月29日)(1)(ヤンゴン中央駅出発)
出発します。これから3時間半(長!)の旅です。
私は、今まで乗った鉄道というのは、フランス、ドイツ、オーストリア、ベネルックス、中国、韓国、北アイルランドなどの先進国、あるいはそれに準じる経済大国の鉄道ばかりですから、正直ミャンマーのこのローカル線(首都に準じる大都市の環状線であろうと、完全なローカル線です。それは、これから写真を見ていただければご理解いただけるでしょう)の雰囲気には圧倒されました。
駅では、このような地元の人たちが大勢たむろっています。物売りなども。
やはり犬はグータラしています。
ヤンゴン環状線(2013年8月29日2(物売り)(+ 再生リスト)
物売りが、客車の中を回ります。
このような感じで列車の中に入り・・・
中で営業を始めるというわけです。
日本だったら持ち込み不可の量の荷物が持ち込まれます。
すれ違う列車を見ると、けっこう鮮やかな色彩です。最近の日本の車両は、べったり塗装している車両が少なく、いまいち面白みがないものを感じています。(つづく)