以前こんな記事を書きました。
世の中ここまで他人に迷惑をかける人間がいる(ここまで馬鹿なことされてはどうにもならない) 他人に迷惑をかけてそれを自慢する馬鹿(追記あり) 他人に迷惑をかけてそれを自慢する馬鹿(その2)私が取り上げた連中が誰にどのような迷惑をかけたかというのは記事を読んでいただくとして、他人に迷惑をかけてそれを自慢しなくてもいいと思います。そういった話を周囲に吹聴したり迷惑をかけたご当人に自慢したり(でもたぶんと学会某会員は、自分が山本弘に迷惑をかけたなんて、自慢した際は考えなかったんでしょうね。救いのない馬鹿です。てめえがいちばんのトンデモじゃねえかと思います)、自分の迷惑行為を動画にしてまき散らさなくったっていいでしょう。
そういう意味で言うと、bogus-simotukareさんからコメントをいただいたこちらの件もひどいものですね。
なぜこんなくだらん話をして、他人を不快にして迷惑をかけて、自分の首を絞めるのか(苦笑)(福岡親善大使の暴言) 愚行のつけは、1年たっても(たぶん)まだ重い前(当時)福岡親善大使が、テレビ番組で
>田上は「今まで散々福岡好きをアピールして活動してきましたが、実は福岡愛がウソであったことを反省します!」と銘打って出演した。
過去に福岡親善大使も務めていた田上だが、「仕事のきっかけがほしかった。(オーディションは)いろいろ受けたんですが、唯一受かったのが福岡親善大使」「大学で福岡に出てきて、そのままズルズル福岡に住んでる」などと、親善大使であったにも関わらず福岡愛のない発言を連発。MCを務めるタレント、有吉弘行(45)から「(親善大使に)何の未練もない?」と問われると、田上は「ないです」とキッパリと答えていた。
なんて発言して即日陳謝していてどうする(苦笑)。馬鹿にもほどがあります。この問題発言から2年たっていますが、彼女まともな活動できているんですかね? 事務所に籍はあるようですが。
それにしても小山田圭吾の件もひどいですよねえ。
>小山田圭吾炎上騒動に学ぶ、企業担当者が「ブラック著名人」とのコラボを避ける方法
2021年07月20日 09時16分 公開
[窪田順生,ITmedia]
3日後に控えている東京オリパラ競技大会の開会式で楽曲を担当した小山田圭吾氏が、このタイミングで辞任に追い込まれた。
過去に雑誌のインタビューで、障害者いじめを「武勇伝」として語っていたことが蒸し返され、ご本人も謝罪文を発表して組織委員会も「問題なし」と留任していたが、今回の炎上まで小山田氏が反省や償いの姿勢を見せていなかったことなどを問題視する声が相次いだのだ。
また、障害者団体が声明を出し、海外メディアでも大きく報じられ始めたことも大きかった。数十年前のセクハラやパワハラを告発された、ハリウッドスターや大物プロデューサーが謝罪に追い込まれているように、海外では人権問題に「時効」はない。お隣の韓国でさえ、人気俳優が学生時代のイジメを告発され、ドラマを降板させられている。
「イジメくらいでいつまで叩くのはどうかと思う!」「これくらいのヤンチャは誰でも経験がある、再チャレンジの機会を!」なんて擁護(ようご)の声もあがったが、これは世界的にはかなり「異常」だ。森氏の女性蔑視発言問題、タレント渡辺直美さんの容姿蔑視発言問題などに続いて、日本の「人権軽視カルチャー」を世界に発信することになっている。
(以下略)
窪田氏のご指摘
>数十年前のセクハラやパワハラを告発された、ハリウッドスターや大物プロデューサーが謝罪に追い込まれているように、海外では人権問題に「時効」はない。お隣の韓国でさえ、人気俳優が学生時代のイジメを告発され、ドラマを降板させられている。
というのはなかなか貴重ですね。日本では「過去のこと」「もういいだろう」なのかもしれませんが、海外ではそうはいかない。韓国の事例が紹介されていますが、韓国でも双子の女子バレー選手の関係が日本でもいろいろ報道されていました。
そしてここでは私も、あえて詳細をご紹介することはしませんが、小山田のしたことって、ちょっとやそっとのレベルじゃないですからね。少年であろうと警察の介入があってしょうがないレベルです。
それでこれも各方面から指摘されているように、小山田は雑誌のインタビューでそれをあたかも自慢するような態度ですからね。その後反省なりたとえば関係機関への寄付なりもしていないようなのだから、こいつ全然反省していないな、陳謝だって「ここでしないと自分が損する」というレベルだろといわれてしまいます。それはご当人の不徳のいたすところで仕方ありませんが、しかしこういうクズ野郎をオリンピックやパラリンピックにスタッフとして関与させる必要はありません。ていうか、私は小山田なんてよく知りませんから不案内でしたが、彼についてネットで検索をすれば、すぐにわかっちゃう程度のことですから、bogus-simotukareさんが拙ブログのコメント欄でお書きになったようにろくに「身体検査」もしていなかったんでしょうね。まったく革命的警戒心(?)話です。話です。お話にもならない。
でもこれは、やはり1つの指標になったのではないですかね。今後小山田にこのようなことを依頼する人間は、つまりは「人権」にきわめて鈍感・無関心な人間であるということになるでしょう。わざわざ自分で「私は、弱いものいじめを悪いとは考えていない」などと世間に触れ回る必要はない。
余談ですが、小山田圭吾のクズ発言に対して、どっかの馬鹿(何者かは特に名を秘す)流の「小山田の音楽を評価すべきだ」という声は、全くないとはいいませんが、あまりききませんね。当然の話ですが。
さてさて話は全く違いますが、産経新聞のこちらの記事は、どんなもんですかね。
【主張】五輪観客問題 選手の声に耳を傾けたい - 産経ニュース
>サッカーの日本代表主将、吉田麻也は試合後の取材にこう話した。
「アスリートは、当たり前ですけどファンの前でプレーしたい」
「忘れないでほしいのは、選手たちもサッカーに限らず命をかけて戦っているからこそ、この場に立てている。なんとかもう一度、真剣に(有観客を)検討していただきたいと思う」
スペイン戦で先制ゴールを挙げた堂安律は翌朝、「(吉田が)伝えてくれたことが、選手たちの意見です」とツイートした。陸上女子100メートル障害の寺田明日香は、吉田の発言に「心に刺さりました。ありがとうございます」とツイッターに投稿した。
吉田の馬鹿ぶりもひどいですね(苦笑)。
>アスリートは、当たり前ですけどファンの前でプレーしたい
って、そんなこといっている場合じゃないでしょうに。そういう話が通用したのはだいぶ前の話です。だいたい有観客の件で、「有観客でも安全である。その論拠はこれこれこうである。」と主張するのならまだしも、吉田のこんな発言を紹介してどうする(呆れ)。吉田の言っていることってつまりは、大要無観客では気分が乗らない程度の話じゃないですか。こんなこと言っていて大クラスターが発生したら吉田は何らかの責任をとれるのか。とれっこないでしょう。非常識にもほどがある。だいたい安倍晋三ですら、さすがに有観客での開催なんて主張していないでしょう。そもそもこれもbogus-simotukareさんの発言を引用すれば
>勝手に「吉田ら一部の選手の有観客開催希望」を「選手の声」にしてしまうことです。何を根拠に吉田らの主張が「選手の多数意見だ」と産経は判断するのか。もちろん「多数意見」だろうと俺は「間違ってる」「賛同できない」と思いますがそれ以前に「多数意見と決めつける根拠」がどこにもない。
ということです。こんな発言紹介されたって、たいていの選手からすれば迷惑ではないか。
だいたい吉田発言の
>命をかけて戦っているからこそ、この場に立てている。
なんてのもねえ。そんなの全然「有観客」を正当化するものにならないじゃないですか。そもそも「命をかけて」なんていったって、物理的な命をかけているわけでもないでしょうに。これもbogus-simotukareさんの発言を紹介すると
>揚げ足取りと言われそうですが「人生」ならまだしも「命」は賭けてないと思いますが。それともこの場合の「命を賭ける」とは「有観客開催で選手のコロナ感染リスクが高まってもかまわない」と言う意味か。いずれにせよ俺は吉田の発言には賛同しませんが。
とあります。あえていえばこんなことで他人に迷惑をかけるのもやめてほしいですね。吉田はもちろん、産経も島田洋一も堂安も寺田もそうですが、どうしてこういう重大なことにそこまで無責任な態度を取りますかね。英国と日本では感染状況が違うのだから比較したってしょうがない。それでこのような話を読むと、まさに事態は最高に末期的です。
>トヨタ、国内の五輪CM見送り 企業イメージ低下懸念か 社長は開会式欠席
[2021年7月19日14時5分]
東京五輪・パラリンピックの最高位スポンサーを務めるトヨタ自動車は19日、五輪に関するテレビCMの国内放映や、豊田章男社長ら関係者の開会式出席を見送ると表明した。協賛活動の縮小となり、巨額の資金を提供しているスポンサーとしては異例の対応だ。新型コロナウイルス感染拡大下での開催に反発する声に配慮した。他のスポンサーでも同様の動きが明らかになっており、今後広がる可能性が出てきた。
CMによる開催機運の盛り上げが五輪に反対する意見を刺激し、参加する選手が標的となることを避ける狙いもあるようだ。19日に取材に応じた長田准執行役員は「私たちの強い思いとしてはアスリートに競技に集中してほしい」と強調。自社サイトによる選手や競技の紹介と大会運営のサポートに重心を置く。
トヨタが計画していたCMは、自動車で練習場や大会会場に向かうアスリートを描き、困難に挑戦する大切さを伝えるストーリーなどで「(製品の)プロモーションを意図したものではない」(トヨタ)。北米や欧州などで放映しており、日本国内でも放映を検討したが、昨年の段階で見送りを決めたという。
トヨタは2015年に最高位のスポンサーとなった。契約期間は24年までで、契約額は非公表だが、総額で1000億円を超えるとみられている。
トヨタ以外では、NECや富士通が開会式などに関係者を出席させない方針を明らかにした。スポンサーの幹部の1人は東京五輪のイメージが悪化する中で「お金を出すメリットが見いだせない」と怒りをあらわにした。(共同)
お話にもならんとはこのことでしょう。トップのスポンサーが、
>五輪に関するテレビCMの国内放映や、豊田章男社長ら関係者の開会式出席を見送ると表明した。
なんて、正直これらは予想の範疇ではありますが、無様で無残にもほどがあるとしかいいようがありません。だいたいオリンピックは、スポンサーのロゴほかも会場では出てこないわけで、いわば名誉的な意味合いがあります。かつてサマランチがオリンピックでもスポンサーのロゴを出すようにしようかと考えた際、多くのスポンサーが「それはやめてくれ」といったなんて話を聞いたことがあります。それが「かえって会社のイメージが悪くなる」なんて、お話にもならない。どんだけどうしようもない状況なのか。ひどいにもほどがあるというものです。
というわけで東京オリンピックは私はテレビでも観戦しないこととします。次のパリオリンピックは、現段階観る予定です。