書きたいネタはいくつかありますが、本日は北朝鮮問題ネタを。記事より。
>6カ国協議の再開を=菅官房長官
時事通信 4月21日(日)12時19分配信
菅義偉官房長官は21日午前、NHKの番組に出演し、北朝鮮問題への対応について「基本的には6カ国協議だ。中国、ロシアは北朝鮮に大きな影響力がある。それを含めて、外交ルートで私たちは進めている」と述べ、6カ国協議の再開に取り組む方針を示した。
菅長官は、北朝鮮の非核化に向けた姿勢が対話の前提になると指摘。「日本は何と言っても拉致、核、ミサイルの三つだ」と、拉致問題解決の必要性も強調した。
もうひとつ。
>6カ国協議再開「北の非核化前提」 官房長官、中国に協力促す
産経新聞 4月22日(月)7時55分配信
菅義偉官房長官は21日、NHKの番組で、北朝鮮の核・ミサイル問題を話し合う6カ国協議の再開について、米中韓3カ国との間では北朝鮮の非核化受け入れが前提だという認識で一致していると強調した。その上で「中国、ロシアは北朝鮮に大きな影響力がある。特に中国の責任は大きい。今、外交ルートで進めている」と述べ、協議再開に向けた中国の協力を促した。
菅氏はこれまで、6カ国協議再開の日本の立場について「北朝鮮がミサイル発射をやめ、非核化に動き始めることが(対話の)前提条件だ」としていた。
北朝鮮の弾道ミサイル発射の動きについては「北朝鮮の挑発的な言動が少なくなっているが、油断することなく万全の態勢を維持している」と述べた。
連立を組む公明党が憲法改正の発議要件を定めた96条の改正に慎重姿勢を崩していないことについて「話し合えば理解をしてもらえる」と期待感を示した。
2つの記事では、見出しのニュアンスその他に若干の違いはありますが、つまり官房長官の述べていることは、
>6カ国協議の再開に取り組む方針を示した。
ということです。これが首相の安倍の意志であり、日本政府の方針だということです。
これ自体はとくに意外ではありません。けっきょく日本政府としてはそのような方針以外取る道がないということです。
>「中国、ロシアは北朝鮮に大きな影響力がある。特に中国の責任は大きい。今、外交ルートで進めている」と述べ、協議再開に向けた中国の協力を促した。
というのだって、そんなことは私程度の人間だってさんざん主張しているくらいのことで、これまた当たり前、それ以外に道はないということでしかありません。
もっともそういうことを言うのなら、安倍が最近やっていることは、中国の協力を取り付けるためには実にそれにそぐわないことばかりだと思いますが、しかし基本は安倍だろうが誰だろうが、取るべき道に大した違いはありません。
>基本的には6カ国協議だ。
ということであり、
>中国の協力
が必要ということです。当たり前でしょう。
さてさて、そうなると、こういうことを公然と主張していた人たちは、どう対応するんですかね?
>六者協議の議長国は中国ですが、中国が議長になって人類にとっていい形でまとまる国際問題などありません。日本は今やはっきり、六者協議は有害無益との立場を打ち出すべきです。
>したがって、日本はもう六者協議に付き合う暇はないと宣言すべきです。ところが民主党政権には、また話し合いが始まるならよいことだといった単純な認識しかない。六者協議の再開には食糧支援も必要だと国務省が言えば、簡単に頷きかねない。
そこを牽制するためにも、六者協議は有害無益だと、まず野党の自民党が主張すべきです。しかし谷垣、石原執行部にはそうした意思も認識もない。そこがアメリカの野党共和党と比べて弱いところです。アメリカの共和党では、対北ハードライナー(強硬派)のイリアナ・ロスレーティネン下院外交委員長など要所を原則派が占めています。
この発言をしたのは、島田洋一なる人物ですが、こいつが絶対支持している安倍晋三が首相である現自民党政権が、
>基本的には6カ国協議だ。
という方針を明言したっていうことは、この人物にとってはどういうふうに話を決着させるんですかね。
島田が安倍を公然と批判するということは、現在のところはおよそなさそうなので、たぶん見て見ぬふりをするか、適当にごまかす(安倍でなく側近が悪いとか)かのどちらかでしょうが、安倍ブレーンのくせに、当てにならんことをほざいている男です。もちろんこんな人間を幹部にしている「巣食う会」とか仲のいい「家族会」が悪いんですが。といいますか、まともな人間なら島田なんかとても相手にできる人物じゃないでしょう。
もちろん官房長官がこのような発言をしたところでそう話がスムーズに進むというものでもないでしょうが、とりあえず日本政府はそのような方針であるということは、それなりに評価はできると思います。いくら当たり前、それしか方法がないという程度のことであってもです。
>6カ国協議の再開を=菅官房長官
時事通信 4月21日(日)12時19分配信
菅義偉官房長官は21日午前、NHKの番組に出演し、北朝鮮問題への対応について「基本的には6カ国協議だ。中国、ロシアは北朝鮮に大きな影響力がある。それを含めて、外交ルートで私たちは進めている」と述べ、6カ国協議の再開に取り組む方針を示した。
菅長官は、北朝鮮の非核化に向けた姿勢が対話の前提になると指摘。「日本は何と言っても拉致、核、ミサイルの三つだ」と、拉致問題解決の必要性も強調した。
もうひとつ。
>6カ国協議再開「北の非核化前提」 官房長官、中国に協力促す
産経新聞 4月22日(月)7時55分配信
菅義偉官房長官は21日、NHKの番組で、北朝鮮の核・ミサイル問題を話し合う6カ国協議の再開について、米中韓3カ国との間では北朝鮮の非核化受け入れが前提だという認識で一致していると強調した。その上で「中国、ロシアは北朝鮮に大きな影響力がある。特に中国の責任は大きい。今、外交ルートで進めている」と述べ、協議再開に向けた中国の協力を促した。
菅氏はこれまで、6カ国協議再開の日本の立場について「北朝鮮がミサイル発射をやめ、非核化に動き始めることが(対話の)前提条件だ」としていた。
北朝鮮の弾道ミサイル発射の動きについては「北朝鮮の挑発的な言動が少なくなっているが、油断することなく万全の態勢を維持している」と述べた。
連立を組む公明党が憲法改正の発議要件を定めた96条の改正に慎重姿勢を崩していないことについて「話し合えば理解をしてもらえる」と期待感を示した。
2つの記事では、見出しのニュアンスその他に若干の違いはありますが、つまり官房長官の述べていることは、
>6カ国協議の再開に取り組む方針を示した。
ということです。これが首相の安倍の意志であり、日本政府の方針だということです。
これ自体はとくに意外ではありません。けっきょく日本政府としてはそのような方針以外取る道がないということです。
>「中国、ロシアは北朝鮮に大きな影響力がある。特に中国の責任は大きい。今、外交ルートで進めている」と述べ、協議再開に向けた中国の協力を促した。
というのだって、そんなことは私程度の人間だってさんざん主張しているくらいのことで、これまた当たり前、それ以外に道はないということでしかありません。
もっともそういうことを言うのなら、安倍が最近やっていることは、中国の協力を取り付けるためには実にそれにそぐわないことばかりだと思いますが、しかし基本は安倍だろうが誰だろうが、取るべき道に大した違いはありません。
>基本的には6カ国協議だ。
ということであり、
>中国の協力
が必要ということです。当たり前でしょう。
さてさて、そうなると、こういうことを公然と主張していた人たちは、どう対応するんですかね?
>六者協議の議長国は中国ですが、中国が議長になって人類にとっていい形でまとまる国際問題などありません。日本は今やはっきり、六者協議は有害無益との立場を打ち出すべきです。
>したがって、日本はもう六者協議に付き合う暇はないと宣言すべきです。ところが民主党政権には、また話し合いが始まるならよいことだといった単純な認識しかない。六者協議の再開には食糧支援も必要だと国務省が言えば、簡単に頷きかねない。
そこを牽制するためにも、六者協議は有害無益だと、まず野党の自民党が主張すべきです。しかし谷垣、石原執行部にはそうした意思も認識もない。そこがアメリカの野党共和党と比べて弱いところです。アメリカの共和党では、対北ハードライナー(強硬派)のイリアナ・ロスレーティネン下院外交委員長など要所を原則派が占めています。
この発言をしたのは、島田洋一なる人物ですが、こいつが絶対支持している安倍晋三が首相である現自民党政権が、
>基本的には6カ国協議だ。
という方針を明言したっていうことは、この人物にとってはどういうふうに話を決着させるんですかね。
島田が安倍を公然と批判するということは、現在のところはおよそなさそうなので、たぶん見て見ぬふりをするか、適当にごまかす(安倍でなく側近が悪いとか)かのどちらかでしょうが、安倍ブレーンのくせに、当てにならんことをほざいている男です。もちろんこんな人間を幹部にしている「巣食う会」とか仲のいい「家族会」が悪いんですが。といいますか、まともな人間なら島田なんかとても相手にできる人物じゃないでしょう。
もちろん官房長官がこのような発言をしたところでそう話がスムーズに進むというものでもないでしょうが、とりあえず日本政府はそのような方針であるということは、それなりに評価はできると思います。いくら当たり前、それしか方法がないという程度のことであってもです。