以前上のような記事を発表しました。記事の発表日は2019年9月12日です。購入したのは、2019年の7月22日だったはず。上野近辺の店舗で購入したのを覚えています。
このとき私が購入したのは、キングジムが発売していたポメラDM30です。Wikipediaによれば(注釈の番号は削除)
>2018年(平成30年)6月8日発売。製造終了。
折りたたみキーボードが従来の2つ折りではなく、3つ折りの観音開きになった。「ポメラ」シリーズで初めてE Ink社の電子ペーパーディスプレイを採用した。電子ペーパーの仕様上、文字を打ち込んでから画面上に表示されるまで若干の遅延が生じる。
というものでした。当時私は、
>これを旅先にもっていけば、電車の中、飛行機の中、高速バスの中、その他さまざまなところでいろいろな執筆ができると考えたわけです。これを読んだのが昨年の10月ですから、ほぼ9か月後にようやく購入にいたりました。山本の持っているポメラの型がどれかは不明ですが、さすがに中古を買う気はしなかったので、最新型を書くことにしました。今新品で売っているのはDM200とDM30ですが、安いのとコンパクトだということで、後者にしました。安いというのがやはり最大のポイントかな(苦笑)。
それでポメラ自体は、購入後すぐに使い始めましたが、最初の旅先としてミャンマー旅行の際ではいろいろ便利でした。飛行機のなかやホテル、カフェで書ける。これはほんといいですね。かさばらないし、非常にいい。先日行った、京都アニメーションほかでの旅でもたいへん活躍してくれました。
私個人は、この機種に大変満足したのですが、値崩れしていることからわかるように、DM30はあまり人気があるとは言えないようです。乾電池の使用による電源というのはやはり賛否があろうかと思います。今どき充電式が当然だろうと。乾電池でも、今の時代コンビニですぐ買えますが、このあたりは評価が分かれそうです。
と書いていて、それなりの満足感があったという記憶がありますが、遺憾ながら昨年くらいから使わなくなり、ついに先日(7月18日)処分しちゃいました(苦笑)。使わない以上持っていてもしょうがありません。つまり使ったのが1年くらい、2年を経過しないうちに捨ててしまったということです。
当時の私が書いていたように、
>2018年5月発売の際の希望小売価格は、こちらによると税抜き43,000円、価格comの最安値が5月24日時点で41,696円(たぶん税込み)だそうで、これではちょっと手を出す気がしません。が、これを買った7月下旬は、17,980円でした。
というわけで、発売後1年強にして半額を大幅に上回るダンピング、実勢価格の定価があったわけであり、つまりは評判が悪かったわけです。そして私も、使い続けていくうちに使い勝手の悪さを感じないではいられませんでした。
小さくて、無骨な私の手ですとタイプミスが多いのが最大の問題点だし、あと誤変換が多すぎました。このあたりは、もう少し使っているうちに改善しないかなと期待していたのですがダメでした。
それで旅先にも持っていくことがなくなり、自宅で部分的断捨離(?)をすることになり、未練もないので捨ててしまいました。私も正直捨てるのが苦手な人間ですが、捨てることに対してあまり躊躇しなかったので、つまりはもはや何らの価値を見いだしていなかったということでしょう。
そうなるとなあ、ですね。次のものが発売されたら、はたして購入を検討するかです。いまのところあんまりそういう気がしないのですが、また海外旅行ができるようになったら持っていく可能性はあるかもです。それにしてもこのようなガジェットをじゅうぶんに使いこなすのはなかなか難しいですね(苦笑)。そういった部分を痛感します。
しかしそうなると、やはりだいぶ価格が値崩れしていたというのも、それ相応の評価しかなかったということなのでしょうね。もちろんいくら評価が低かろうが、私にとっていい機械ならそれでいいわけですが、現実にはそうはいかなかったわけで、そういうレビューももう少し参考にした方がよさそうです。なお記事の写真の出典はこちらより。