bogus-simotukareさんの記事を読んでいて、なかなか興味深いことを知りました。
今日の産経ニュースほか(2022年7/31分)(副題:安倍暗殺続報ほか)
>【花田紀凱の週刊誌ウォッチング】(884)安倍元首相射殺報道、話が逸れている - 産経ニュース
花田と産経では予想の範囲内ですが「山上は殺人犯だ」の一点張りで「犯行動機である安倍と統一教会の癒着」から話をそらそうとしていることには心底呆れます。
私も花田(と産経)の反応は予想の範疇ですが、ただ産経はまだしも、花田が旧統一協会(統一教会)の問題に、このような態度を取るというのは、過去の自分の仕事への完全な背信行為だと思いますね。だいたい日本における統一協会問題の仕掛け人の1人は、花田じゃないですか。たとえばこちらの本
は、せんだっての参議院選挙で落選した有田芳生氏と「週刊文春」編集部の編著ですし、当時の「週刊文春」の編集長が花田だったわけだし、また大きな話題となった山崎浩子の手記について、花田は、
>新体操で知られた山崎浩子が統一教会の合同結婚式に参加後、洗脳を解かれた際は独占手記を獲得。その号の売れ行きは爆発的だった。ゲラを読んだ花田は、入手してきたデスクに「これは平成三大手記のひとつだよ」と話した。
と自慢したくらいです(苦笑)。
でですよ、花田は、「マルコポーロ事件」で閑職に飛ばされて文春を退社するという事態にならなければ、そして彼が文春で社長その他の最高幹部に出世していれば、自分の手柄を自慢しているでしょうにね(笑)。そしておそらく安倍晋三批判、自民党批判も辞さない態度ではないか。どんだけ馬鹿でクズなんだか。なにしろ産経の記事では、
>たかだか現在の信者は10万人(8万人とも)、多額の献金をしているわけでもない。選挙ともなれば、その程度の組織でも、反対に回られるよりは。それだけの関係だろう。
共産党の志位和夫委員長はツイッターで、「〝何が悪いのか〟と開き直りを始めた」と書いているが、実際「何が悪いのか」。
統一教会の名称変更問題もそうだ。じゃ、新聞はその時(平成27年)に反対キャンペーンでも張ったのか。
ですからねえ(呆れ)。
まあ今の花田を、「雑誌編集者」としてより「政治活動家」としてとらえている人がすでに多数なのかもですが、さすがにこれはひどすぎますね。もはや彼にとって、自分が主導した統一協会追及なんてのは、黒歴史なんですかね。そうなんでしょうが、たいていの人間にとっては、今の彼のほうがよっぽど狂っているとしか言いようがないでしょうに。呆れかえるにもほどがあるというものです。
bogus-simotukareさんに感謝を申し上げてこの記事を終えます。