先月(2022年10月)このような記事を執筆・発表しました。
ちょっと信じがたいが、マーク・レスターとトレイシー・ハイドが一緒に来日して、イベントに参加、懇親会もあるとのこと(こんなことはたぶん空前絶後)それで、マーク・レスターが主演した珍品日本映画『卒業旅行 Little Adventurer 』とともに、日本では伝説となっている名画『小さな恋のメロディ』が上映されることは、前々から知っていたのですが、上の記事タイトルにもあるように、主演の2人であるマーク・レスターと新人のヒロインとして抜てきされたトレイシー・ハイドが参加する次のようなイベントが開催されたわけです。
>イベント日:
10/15(土)&16(日)&22(土)&29(土)&30(日)
13時30分~開場
14時~『小さな恋のメロディ』上映
15時50分~休憩
16時10分~トークショー・質疑応答
ゲスト:マーク・レスターさん、トレーシー・ハイドさん 通訳:落合寿和さん 16日のみ特別ゲスト:今関あきよし監督
17時30分~サイン会・撮影会
18時30分頃終演予定
終演後、マーク&トレーシーを囲んでの懇親会あり(要別途会費)
20時30分頃散会予定
☆スペシャルイベント
開催日:10月23日(日)
会場:関内ホール(小ホール・264席)
なかなかすさまじいい事態になったわけです。で、私は思ったわけです。
「これ、絶対参加しなけりゃ馬鹿だよ」
こんなん空前絶後ですよ。絶後ではないかもしれませんが、まず絶後だと思ったほうがいいでしょう。
正直参加費用が、
>料金(全て自由定員制・前売は8/6午前10時から発売開始):
『小さな恋のメロディ』前売1500円 当日1700円
『卒業旅行 Little Adventurer』前売2000円 当日2200円
10/15(土)&16(日)&22(土)&29(土)&30(日)の『小さな恋のメロディ』のみ特別料金 前売10000円 当日11000円 懇親会費12000円(当館近所インドレストラン ラスミにて アラカルト&飲み放題)
10/23 関内ホールスペシャルイベントのみ特別料金 前売3500円 当日4000円
であり、「安い」とは私も思いませんが、私も数回芸能人と酒を飲んだことがありますが(中原丈雄や高橋洋子らと。中原さんと酒を飲んだ時の話は、前に記事に書きました
俳優も、自分の演じた役を恥ずかしがることもあるらしい)、さすがに今回はかなりすさまじい人たちで、私も、いや、もちろん中原さんや高橋さんといっしょに酒を飲む日があるとも思いませんでしたが、マークとトレイシーでは、直接お目にかかる機会があるとも思いませんでした。というわけで、これは絶対行くことにしました。
そしてこのような記事が出ました。写真も同じ記事より。
>トレイシー・ハイド「初恋を考えているように聞こえます」「小さな恋のメロディ」の思い出語る
[2022年10月26日5時1分]
日本でも大ヒットした、イギリス映画「小さな恋のメロディ」(71年公開)で主演を務めた、英俳優トレイシー・ハイド(61)マーク・レスター(63)が25日、都内で、「映画『ビー・ジーズ 栄光の軌跡』(フランク・マーシャル監督、11月25日公開)公開記念、『小さな恋のメロディ』特別上映&舞台あいさつ」に登壇し、『小さな恋のメロディ』の思い出を話した。
同作は英国出身のバリーと双子の弟ロビン、モーリスのギブ3兄弟のグループ、ビー・ジーズが歌う「若葉のころ」などが全編に流れ、初々しい初恋を描いた青春ラブストーリーの傑作。
同作の好きな曲を聞かれトレイシーは「若葉のころ」と答えた。「私の父が好きな曲で、一家の曲のように大切にしていました。大人になると、何重にも重みを持っていて、過ぎた歳月を振り返って、うまくいかなかった初恋を考えているように聞こえます」と思いを話した。
さらに、ビー・ジーズの大ファンだという、マークは「メロディ・フェア」がお気に入りだと回答。「トレイシーが演じたメロディが刻まれていて、金魚と遊ぶ姿が記憶に残っているよ」と話し、トレイシーを笑顔にさせた。
また、ビー・ジーズの楽曲についてトレイシーは「イギリスでも当時、ディスコで『サタデー・ナイト・フィーバー』がかかると盛り上がって、踊っていたわ」と明かし、会場に集まったファンの前で、踊るそぶりを見せ、観客から歓声が起こった。
個人的な意見を言うと、マーク・レスターは、サッカー場で応援しているイングランドの男性というイメージですかね。トレイシー・ハイドのほうが当時の面影があるかな。10月20日には、京都にも遠征したようです。それで某日の回に、横浜の会場へ行きました。
それでここですみません。本当は、懇親会での彼・彼女らの写真、私とのツーショット(お二人と撮影できました)、マークとトレイシーに私が挟まれた写真をお見せしたいのですが、私以外の人もふくめた個人情報の問題もあるので、無難な写真をお見せするだけにとどめます。すみません。私の姿に画像処理(モザイク)をかけても、私が特定されちゃう危険もあるので・・・。よって、服装で分かるといえば分かるのかもですが、私が参加した日にちも、ここでは書かないこととします。
まず会場の様子です。
マーク・レスターが出演した映画のポスターおよび、トレイシー・ハイドのポスターが文字通り所せましとはられています。トレイシーは、「小さな恋のメロディ」以外におもだった出演作がないので、その後の彼女のポスターなどもありました。
左の写真は、さすがに恥ずかしいかな。
真ん中下に、本日鑑賞ができる『卒業旅行 Little Adventurer』のポスターがあります。
というわけでポスターのアップ。ここで、彼と一緒に演技したいと夢見た女の子は多いはず。
「小さな恋のメロディ」のポスターは、上のはわりと印象深いですが、下のもなかなかいいですね。
でこのあとお待ちかね『卒業旅行 Little Adventurer』が上映されます。
映画自体は、昔のアイドル映画にありがちな、他愛ないものでしたが、香港でのロケシーンがあり、これは香港好きの私にはうれしいものがありました。ただマークを追い回す悪党に、黒人俳優のウイリー・ドーシーが出演しているのには驚きました。彼は、70年代から80年代にかけて、わりといろいろな映画やドラマに出演しています。バスケットボール選手の高橋マイケルと、俳優の副島淳の父親でもあります。
副島がテレビ番組に出演した時のショットとのことですが(引用はこちら)、これだけだって、(もしこの情報が正しいのなら)「あれ、これウィリー・ドーシーじゃん」て一発で分かっちゃいますけどね。知らなければともかく、彼を知っていればすぐわかっちゃうじゃないですか。なおドーシー氏が亡くなったのは、その期日は1990年としか判明していませんが、IMDbによれば、死因は 糖尿病による合併症とのこと。
余談が過ぎました。この映画に関連する写真を。
写真を集めましたが、あまりいい写真がありませんね。なお、上から3枚目の写真は、女子柔道をやっている四方晴美にしてやられているシーンですが、マークは、柔道ではないですが空手をやっていまして、それが現在の職業(接骨師)につながっているとのこと。つまり試合で敗れて倒れた選手を介抱したりする際に、何かできればという思いがあったと語っていました。
ともかくなかなか観るチャンスもない映画でしたので、スクリーンでしかも35mmのニュープリントフィルムで鑑賞できたのは幸いでした。
というわけで記事が長くなったので、お待ちかねのお二人のお写真は明日お見せします。
(つづく)