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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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よくあるパターンということだ

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先日このような記事を読みました。

旧友からLINEで「飲もう♪」……これってマルチ商法? 記者の“奇妙な体験”

詳細については、ご興味のある方は読んでいただければいいとして、こういう話って、これを思い出しますね。

詐欺というのは、現在から過去へ逆算していけば、だれも引っかからない(が、その場での判断を余儀なくされるのが厳しい)(追記あり) 自己嫌悪による自殺(緩慢な自殺もふくむ)というのは、正直なんとも手を打つのが難しい

上の記事で取り上げた詐欺に引っかかった女性も、

>始まりはその年の8月下旬。大学を出て社会人として働き始めたばかりだった穂野香さんの大学の同級生が「投資に興味ある人!」と書き込んだインスタグラムだった。懐かしさもあったのだろうか、穂野香さんが返信すると、同級生は男を紹介した。

8月28日、穂野香さんは同級生と男が入ったLINEグループに入れられた。男は「初月130万、2ヶ月目660万、3ヶ月目1200万(稼いだ)」「何もしなくてもお金が入ってきます」と畳みかけた。

 「紹介すれば+αでさらなる利益が出る」という。穂野香さんが「所謂マルチですか」と尋ねると、即座に「マルチとかネズミ(講)ではないです」という。

というわけです。つまりは、SNSで引っかかったわけです。

SNSが一般的になる以前は、同窓会とか卒業アルバムとかで誘い込まれたし、あるいは個別訪問や大学や駅頭などでの声掛けが典型的な手口でした。

こういうのは、他人とかかわるのを嫌がる人間や、基本的に自分の意見を持っている人間ならまだ対応できるのですが、上に引用した引っかかった女性のようなお人よしだったり物事を断るのが苦手な人は、時にずるずる引っ張り込まれてしまいます。下の記事でも書いたように、詐欺にあった女性が自殺した最大の理由は、借金そのものより、騙された自分への自己嫌悪ではないか。

いわゆる特殊詐欺などもそうですが、詐欺というのも一度はまるとなかなか抜け出せません。私は、少なくとも自分の認識では、詐欺には引っかかったことも引っかけたこともないですが、引っかける方はともかく、引っかかる方は、いつやられるかはわからないしね。いろいろな詐欺のパターンを覚えておいて、詐欺にかからないようにしておくのも必要なことかもしれません。いずれにせよ

①簡単に儲かる話は(当然)ない

②見ず知らず、あるいは大した付き合いのないあなたに、儲け話をもちこむ馬鹿は(当然)いない

③契約や入金を急がせる奴は(当然)怪しい

④少しでもあやしい、不審であると感じたら、かならず家族や友人、知人、公的機関、弁護士その他に相談する、あるいは確認する(まともな人間なら、相手が第三者に相談することをいとわない。また自分が金を出すのなら、他人に相談するのは当たり前)

くらいのことは、常に念頭に置くといいと思います。別に金銭にかぎりません。本多勝一氏が傾倒した東洋医学の怪しい人物(S氏≒境信一氏)なども、その治療(?)や主張を、いろいろなところで確認、検証していれば、怪しい部分がぼろぼろ出てくるはず。それを怠ったから、本多氏は、あそこまであのような

>詐欺師やコピーライター、アジテーター、はったり屋、詭弁家

な人物に傾倒したのです。ご当人は絶対そのようなことを認めないのでしょうが、ご当人が認めないからそうではないということでは(当然)ない。上の引用は、下の拙記事より。

けっきょくこれらの本を読めば、本多勝一氏の東洋医学の本など根本から崩壊してしまう(高橋晄正氏の著書)

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