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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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門田博光の糖尿病も相当にひどいものだったらしい(アルコール依存も相当なひどさだったようだ)

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先日次のような記事を書きました。

門田博光も、糖尿病→人工透析→死というパターンを歩んでしまった

その記事に追記しようかと思ったのですが、やはり読者の皆様にもぜひお読みいただきたいと思い、新たな記事を書くことにしました。

追悼・門田博光さん ビール30本、糖尿病、透析、山間部でひとり暮らし…引退後の生活

>(前略)

 1992年の引退後、生活が一変したことは門田氏自身も生前に行われた本誌・週刊ポストの取材で、このように認めていた。

「引退して気が緩んだんやと思う。“もうユニフォームを着ることもないやろ”と安心したというか、23年間必死に頑張ってきて、ほっとしたのがアカンかったんかな。あんまりハードルの高いことばかりやってきたから、人生が燃焼しきった。

 だから、引退後は飲みましたね。赤い血液が琥珀色になるぐらい飲んだ。甲子園で解説が終わると、タクシーで祇園に直行して、朝まで飲んでいた。ビールしか飲まずに30本ぐらい空ける。そのツケが出たんでしょう」

 糖尿病を患い、脳梗塞でも倒れた。2017年(当時69歳)の取材では「今は腎不全で透析を受けている」と明かしていた。

「3年半前からで、これは堪えますね。週3回、1日4時間の透析です。ストレスは溜まりますよね。ただ、透析をしないと毒素が溜まって体が腫れる。だから2日に1回のペースで透析。病院に手錠をはめられているようなものですよ……」

(後略)

では次の記事を。

門田博光さん「今度は足の甲まで切断するんや」カネが原因で山奥独居15年…親友語る糖尿病闘病と野球を避けた晩年

>(前略)

 プロ野球歴代3位となる通算567本塁打を記録した男の「終の住処」となったのは、兵庫県の山奥にある会員制別荘地。管理人がいる入場ゲートが設けられ、住民以外の立ち入りが制限されている。

 近隣を訪ね歩いたが、門田さんが住んでいたことを認識している人はほとんどいない。そんな寂しい暮らしのなか、Aさん夫妻は門田さんにとって「親友」もしくはそれ以上の存在だったのだろうーー。

 南海ホークスの看板選手として、不惑を過ぎても活躍していた門田さんは、現役時代に奈良県内に「3億円豪邸」ともいわれる自宅を構えていた。

「当時では珍しい1億円プレーヤーだった門田さんですが、引退から5年後の1997年には、豪邸を手放しています。そこから奈良県内の賃貸アパートで暮らしていた時期もあったようです」(スポーツ紙記者)

 2007年に、門田さんは別荘地に“ポツンと一軒家”を購入して移り住んだ。1980年代には1軒数千万円もしたが、その後はかなり値下がりしていた。この地で、現役時代から患っていた糖尿病などとの闘病生活を送っていたが、一軒家購入後から門田さんと親交があり、何度も食事をともにしたXさんは壮絶な光景を思い出す。

「門田さんが来て4年くらいのころ、片足をかばうように歩いていて、理由を聞くと『じつは切ったんや』と……。包帯が巻かれた足を見せてくれました。次に会ったとき、足の甲に手を当て『今度はここまで切断するんや』と話していた。糖尿病で、足を切断する手術を繰り返していたようです」

 そんな状態でも、人里離れた別荘地で独居を続けていた。

「けっして生活に困窮していたわけではなかったが、門田さんは『事業がうまくいかなかった。カネが原因で奥さんとは離婚して、ここに来た』といった話をしていました。ほかよりも狭い家で、別荘地のいちばん奥に住んでいた。今なら100万円くらいで買える物件で、当時でも500万円くらいではないか。『誰にも言わずにここに来たんや』と言っていて、あえてそこに住んでいたんだと思います」(Xさん)

(後略)

それにしても

ですか。それでは体も壊すし、ちょっとどうにもなりませんね。さらに足の切断までとは。そういえば、北尾光司も医者から足の切断をすすめられましたが、夫婦の決断で、それを断ったとのことですね。たぶん夫婦も、死は時間の問題と考えてのj決断ということなのでしょう。いずれにせよ門田は、アルコール依存症の治療を受けたんですかね。そのあたりは定かでありませんが、ちょっともう取り返しのつかないところまで来てしまったのでしょうね。

北尾光司(元横綱双羽黒)も、おそらく発達障害があったのではないか(知能はすぐれていたらしいが)

で、私が「うひゃー」と思ったのが、こちらの記事です。

アーチスト門田博光 病苦との壮絶な闘いに終止符 電話口から「しんどいねん」 念願だった3色の富士山は

>(前略)

2009年の冬に取材したときは、体が不自由そうだった。

 現役引退後、「健康管理がむちゃくちゃ」になり、毎日ビールを30本飲んで糖尿病になったと、少し後悔しながら話していた。「脳の後ろに石がくっついている感じ」という小脳梗塞の話も。

 糖尿病については、「足の裏がゼリー状で歩くとグニュッとなる。靴を履いていても感覚はなく、ひざから下は分からない。神経障害になっててケガをしてもその認識がない」というリアル過ぎる内容だった。

 「タンパク質ダメ。果物ダメ。野菜もダメ。何を食べてもダメ。水も取り過ぎると足が鬱血する。風呂で汗を出したら血がドロドロになって血管が詰まる。ほんま、ストレスの中を生きてるよ」

(後略)

上の糖尿病のくだりは、読んでいて身の毛がよだつような気すらしました。

で、これはあまりに当たり前のことですが、やはり人間自分の健康に気を付けないといけませんね。門田の、1日ビール30本というのは、アルコール依存症というだけでなく、人間の健康を根源から悪くします。おそらく彼は、酒に異常に強い人間だったので、その量を飲んでも直接には死ななかったのでしょうが、その代わりに糖尿病になってしまったわけです。プロ野球の選手でも、在日韓国人(のちに日本国籍取得)の新浦壽夫は、途中母国の韓国でプレーしましたが、日本語しかできないなどストレスが激しかったせいもあったのでしょう、糖尿病を発症して、いろいろ苦労もしたようです。彼は、本も著しています。

ぼくと野球と糖尿病

この本を私は未読ですが、新浦も、ワインをがぶ飲みしたという話を聞いた覚えがあります。やはり大酒を飲むことは、よろしくないということなのでしょう。

というわけで、読者の皆様も、ぜひ糖尿病やアルコール依存などには気を付けてください。もちろん私も気を付けます。死ぬまで酒は飲みたいし、映画も観たいし、旅行にもいきたい。そのためにはやはり健康でいないとね。最大限死ぬ直前まではそうでありたい。


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