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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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さんざん非常識な暴言をほざいていて、自分が当事者になったら泣き言をならべる馬鹿

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過日の島田洋一のツイートを。

福井県の複数のメディアや政界関係者によると、稲田朋美議員が私を侮辱罪で告訴する方向で動いているという。
私は正当な言論戦の範囲で発信しているつもりだし、また本人がやるというなら止めようもないが、権力側の一員たる国会議員が民間人を訴訟で黙らせようというのは基本的におかしくはないか

— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) June 22, 2023

いや、別におかしくはないでしょ。国会議員だろうが何だろうが、刑事告訴なり、民事訴訟をする権利はあるでしょう。だいたい島田の言論活動は、

>正当な言論戦の範囲

なんていえたものか。この野郎は、正直まともな人間ならさすがに書かないような非常識極まりない暴言をさんざんほざいたじゃないですか。

当事者と活動家のズレに目を向けねばならない。
稲田朋美氏ら、活動家と組んで新たな公金利権スキームを作ろうという勢力は日本社会を壊す
■性的少数者団体が会見 「LGBT法は不要」 https://t.co/qnqSca2ikb

— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) May 1, 2023

…これほど恥ずべき行為に出た政治家を見たことがない。
こんな人物が推進するLGBT利権法案が悪法なのは当然と言える。

— 島田洋一(Shimada Yoichi) (@ProfShimada) May 7, 2023

こんなことは、まともな常識や教養のある人間が書くものではない。私は島田にまともな常識や教養があるとは思っていませんが、それにしたってあまりにひどすぎてお話にもならないでしょう。下なんかどういう牽強付会なんだよ(呆れ)。ほかにもこちらはどうか。

いいかげん家族会も、島田洋一に対して苦言くらいは呈したらどうか

上の記事でご紹介した島田のツイートは、

>民主党の顔は実はバイデンでもカマラ・ハリスでもない。アレクサンドリア・オカシオコルテス下院議員(31)である。4年後の大統領選には出るだろう。極左だが(すなわち視野は狭いが)明るく、蓮舫や辻元清美のように人を一瞬にして不快にさせるえぐみがない……

>本来どうでもよいことだが、細身ながらいわゆる巨乳で、そこがまた軽薄な男性ファンを惹きつける要素となっている

こういう古典的ともいえるセクハラ、女性差別発言をしている人物が、他でまともだとは思えませんね。

いずれにせよこんなことを日常的にほざいていたら、いつ刑事告訴されるなり民事訴訟を起こされてもおかしくもないでしょうに。けっきょく島田って、(世間も自分のことをまともだと考えていないから?)自分のことを言論絶対安全地帯の人間だとでも考えていたんでしょうね。自分が何ほざいたって自分は大丈夫だと、なんの根拠のない自信を持っていたのでしょう。

もちろん現段階稲田が本当に告訴するなり民事訴訟を起こすかは定かでありませんが、どっちみち島田は陳謝せざるを得ないんじゃないですかね。ほんとに突っ張り切れるとは思えない。が、そのあたりどうなるかともかく、島田ってそもそも昨今まともな学者としての活動をしているのか(苦笑)。単著も、2020年に出した本の題名が、『3年後に世界が中国を破滅させる ―日本も親中国家として滅ぶのか―』ですからね(苦笑)。あれ、今年何年だっけ。出している出版社も、「ビジネス社」なんていう右翼出版社だし、論文だって査読のあるまともなものはあるのか(苦笑)。たとえばこちらに、2022年度(つまり島田が勤務していた大学に在籍していた最後の年)の島田の実績をまとめたものがありまして、査読付きの学術論文はなし(やっぱり)、査読なしの論文(と称するもの)は、『正論』と『WiLL』での連載のみ(笑)。「研究業績」とある部分は、あともう1冊著書『アメリカ解体』(これまた同じくビジネス社からの出版)、「学会活動など」すら何も書かれていません。ほとんど「大学教授」(現在は名誉教授)の名前を持っているだけの政治活動家でしょう。とても学者なんて言えるものではない。「教育活動」のほうは、さすがにそれなりに埋まっていますが、彼のもとで優秀に育った学者なんているのかなあ(笑)。上のカマラ・ハリスへの暴言など、こんなものを読んだらまともな学生ならこんな野郎に国際政治学など学びたくないでしょう(笑)。そういう意味では、これまた論文も著書も昨今ろくにない大月隆寛みたいな人物と同類ではないか(笑)。私もざっと調べましたが、大月の最近の学術論文なるものを現段階見つけていません。出版社から前金で金をもらったのに、何も書かないで愚にもつかないツイートばかりしている唐沢俊一氏などもご同様。

それにしても稲田朋美って、例の「百人斬り競争」で、原告側の訴訟代理人(実際には、稲田が原告の戦犯遺族に訴訟をすすめたらしい)だったのを、安倍晋三が衆議院の候補者にスカウトしたわけで、いわば政治的には極右です。で、そういう人間と島田のようなこれまた極右がトラブルを起こすなんてのは、私にとってはこんな面白い光景はないというものです。つまりは島田が想像を絶するほど非常識だということです。

島田といい大月といい、けっきょく大学教員という仕事をもらって、愚にもつかないことをツイートするくらいしか能がない。ほんとどうしようもないトラブルメーカー連中です。なおこの記事は、bogus-simotukareさんの記事からヒントをもらいました。感謝を申し上げます。また島田の本をAmazonにリンクする気にならないので、興味のある方は御自分で検索してください。


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