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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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いよいよラグビーワールドカップ(RWC)の決勝トーナメントが始まる(ことによったら準々決勝ですべて北半球が勝つ可能性もある)

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あ、すみません。火曜日(10月10日)に、

土曜から、鹿児島・宮崎のJRローカル線と地元料理の写真をご紹介します

という記事を発表しまして、本日当の土曜日ですが、やはりラグビーワールドカップ(RWC)の話をしたいので、旅行の記事は明日からにさせていただきます。申し訳ございません。

いよいよラグビーワールドカップ2023・決勝トーナメントですね。今回決勝トーナメントに進出したのは下の8国であり(出典は、左にリンクしたWikipedia)、

トーナメント表はこちら

期せずして、と言っていいのかはともかく、全ての試合が、北半球対南半球ということになりました。

これは私の勝手な予想ですが、たぶんウェールズ対アルゼンチンは、ウェールズが勝ち、イングランド対フィージーは、やっぱりイングランドが勝つと思います。もちろんわかりませんけどね。

ここで注目したいのは、誰でもそうでしょうが、アイルランド対ニュージーランド、フランス対南アフリカです。今まででしたら、南半球の最強2国が優位である場合が多かったかと思いますが、今回は予選プールでフランスがニュージーランドに、アイルランドが南アフリカに勝っているので、ことによったら北半球2勝という可能性もありますね。もちろん南半球2勝の可能性も高いですが、ひところのように北半球の国がこの2国(とオーストラリア)になかなか敵わないという構図は、今回は成り立たないということは言えそうです。

アイルランド対南アフリカは僅差の試合でどっちが勝ってもおかしくない試合でしたが、フランス対ニュージーランドは普通にフランスが強く、内容も完勝でした。

ラグビーも、かつてのようにニュージーランドが圧倒的に強いという時代でもないらしい

上の記事でも書きましたように、以前は、北半球のチームがニュージーランドに勝つ場合、だいたいものすごくいいラグビーをして勝つ、というパターンが多かったと思います。逆に、そういうすごい試合を連続するのはなかなか難しい。前回の日本大会で準決勝で最高のラグビーでニュージーランドに勝ったイングランドは、決勝ではどうもよろしくなく南アフリカに完敗しました。それがその一例でしょう。

フランスは、1999年と2007年の大会でニュージーランドに勝ちましたが、この時はやはりものすごくいいラグビーで勝ちましたので、次の試合は勝つことができませんでした。それに対して今回の勝利は普通の強さで勝ちましたので、そう考えるとフランスはかなりいい線をいっているのではないかと思います。いずれにせよ南アフリカとフランスの試合は非常に楽しみです。ではご紹介する順番が違うかもしれませんが、今年10月9日現在のラグビー世界ランキングを。出典は左にリンクしたWikipediaより。

原寸大のスクリーンショットですので見にくいのは乞うご容赦。上の方だけ見ていただければ、ことこの記事に関しては構いません。

原則1位~8位の国が決勝トーナメントにいますね。唯一の例外が、5位のスコットランドがすすめず、10位のフィジーが決勝トーナメントにいるということです。スコットランドは、予選プールがアイルランドと南アフリカと一緒で相手が悪く、フィジーは、オーストラリアが上がるだろうと誰もが予想していたところでみごとに決勝トーナメントに進みました。

それで1位と2位が、アイルランドとフランスというのがすごいですね。欧州がこのようにスプリングボクス(南アフリカ代表)やオールブラックス(ニュージーランド代表)にランキングで上位に位置するというのはなかなか難しかったわけですが、昨今はそうでもない。なおご存じの方も多いでしょうが、ラグビーのアイルランド代表は、アイルランド共和国と北アイルランドの合同チームとなっています。よってナショナル・アンセムは、ラグビー用の歌を歌います。サッカーは、サッカー北アイルランド代表が存在します。80年代は、ワールドカップに2回出場する強い国でした。

もし北半球が全勝したら、ラグビーの歴史が変わります。それはさすがにないかもしれませんが、もちろんわかりません。私は北半球びいきなので、ここはそれを期待しますが、イングランド対フィジーは、順当に行けばイングランドが勝つでしょうが、しかしフィジーの番狂わせ(アップセット)も実は期待しています。難しいでしょうが、できない相談ではない。ただラグビーでのアップセットは、やはり最悪トライ(5点)+コンヴァージョンゴール(2点)の7点差までの点差で追いかけないとだめですね。6点差以内ならもちろんもっといい。ラグビーで、弱い方のチームが連続して得点するのは大変なので。

というわけで3位決定戦もいれればあと8試合見られます。この大会は私は観にいかなかったのですが、次のオーストラリアには行こうかと考えています。前回の日本大会も、準々決勝の大分県での試合は観戦できたのですが、金と職場での有給休暇取得状況の問題で行きませんでした。金はともかく、有給休暇は、やはりあの時は妥協してよくなかったかなとちょっと後悔しています。約束はできませんが、2027年の大会の際は、多少の期待をいただければ幸いです。


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