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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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コペンハーゲン、マルメ、フレンスブルク紀行(2014年7月〜8月)(5)

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翌朝起床して朝食をいただきます。暖かい料理はありませんが、パテとかはすごくおいしくいただきました。日本人夫婦(年金世代)も食事していましたが、あまり旅なれていない雰囲気あり。個人でこのホテルに泊まっているのなら、それなりの旅のつわもののはずですが。

ターキーもありました。

上のベッドに上がるためのはしごもあります。

チェックアウトして、本格的な旅の始まりです。荷物はホテルに預けます。すると地下の倉庫みたいなところへ自分で持っていってくれとのこと。倉庫へのカードキーを渡されました。セキュリティに不安がありますが、最悪盗まれても金目のものはないと割り切ることにしました。

とりあえずコペンハーゲン中央駅に向かいます。

自転車での通勤者(この日は月曜日)が多い街です。

この女性は通勤じゃないかもしれませんが。

中央駅の構内を歩きます。

切符販売窓口でコペンハーゲンカード(48時間有効)を買いました。これは、コペンハーゲン近郊の公共交通が無料で、しかもコペンハーゲンのさまざまな観光名所の入場料もただという、欧州にはよくある優れもののカードです。コペンハーゲンというか北欧は物価が高いので、こういったものを利用するに限ります。

この日は月曜日なので、博物館や美術館は休みなので、私は、今日は郊外の観光施設であるクロンボー城フレデリクスボー城を見学するつもりでした。2か所を見学して、それで明日に街の中心部を観光しようと考えたわけです。まあこのあたりは、その時になったら即興で決めるわけです。

鉄道に乗って、フレデリクスボー城のあるヒレロズの駅を目指しますが・・・。

ヒレロズに行く電車がありません。これじゃあどうしようもないですね。

男性が、私を観光客とみて、どうも鉄道が不通だ。こんなことはあまりないのだが、という趣旨の説明をしてくれました。別に私が聞いたわけではないのに教えてくれたので、なかなか親切な人です。

単なる偏見ですが、私は北欧の人というのは、個人主義者で、他人には(ましてや外国人などには)話しかけたりしないのだろうと(勝手に)考えていたのですが、そういうものでもないということを今回の旅行で知りました。何人かの人が、私に声をかけてくれました。

どうも電車が動くめどがつかないので、時間がもったいないので、別のところへ行くことにしました。どこへ行こうかと考えて、カールスバーグ(デンマーク語では「カールスベア」)のビール工場へ行くことにしました。ここは、月曜日でもやっています。

この車両はすべての駅を表示していて、走っている位置がわかります。これは、私のような旅行者にはわかりやすいシステムです。

最寄の駅で降ります。で、工場の方向へ歩きます。

こういう落書きは、ほんと世界中どこにもありますね。

橋がありました。私が歩いている道路は、工場とは線路を挟んだ反対側なので、この橋を渡るのかなと考えます。

電車が走っています。まっすぐで気持ちいい線路です。

これが工場です。

(つづく)


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