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Channel: ライプツィヒの夏(別題:怠け者の美学)
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渋谷でカオマンガイ(海南鶏飯)を食べる

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記事にしていませんが、昨年12月にホーチミンの中華街であるチョロンカオマンガイを食べました。しかしそれ以来食べていません。それで、7月に渋谷でカオマンガイの店が開店して繁盛しているという情報を仕入れましたが、食べに行っていませんでした。しかし10月25日土曜日にようやく行って食べてきましたので、レポートを書いてみました。

カオマンガイとは、海南鶏飯と漢字では表記されます。Wikipediaでは、

>ニワトリの脂で炒めた白米を、ニワトリを茹でてとったスープで炊いた、雞油飯と呼ばれるご飯に、茹でたとり肉のぶつ切りが添えられ、多くの場合上記のスープと共に供される。鶏肉の旨味がご飯につけられ、あっさりとした上品なうま味が特徴である。

と評されます。

土曜日、渋谷駅新南口からカオマンガイの店へ向かいます。徒歩2~3分といったところです。まっすぐ歩いて、突き当たった道を右に折れてちょっと行くと、列ができていました。その店です。

並んでいたのは10人くらいでしたでしょうか、実際にはカップル(同性もふくむ)で並んでいたので、私は5~6番目くらいの順番だったと思います。正確には数えませんでした。

土曜日の午後2時30分ぐらいですから、曜日としては込む、しかしいちばん込む時間ではないというところでしょうか。そんなに待つこともなかろうと並ぶことにします。正直カオマンガイみたいな料理は、並んで食べるという趣旨のものではない気がしますが、でもラーメンなんかも行列ができるから、これは仕方ないことなんですかね?

なお、私の後ろには、タイ人と思しき2人の女性(1人は子どもを抱っこしていました)が並びました。雰囲気からすると日本在住の人のようです。在住の人が食べに来る外国のレストランは、おいしい可能性が高いと考えていいはず。

そうこうしているうちに私が列のいちばん前に来ました。単独の通行人の男性が、「列の先頭ですか?」と私にたずねます。「そうです」と答えたら、後につきました。

店員の男性が私に店に入るように伝えます。その人は日本人ですが、タイ人の店員もいます。

私はカオマンガイの大盛を頼みました。850円(税込み)です。なお、13年夏にバンコクのヤワラー(中華街)の屋台で食べたカオマンガイは50バーツ、同じ13年の冬に店で食べたものも50バーツ、昨年ホーチミンのチョロンで食べたカオマンガイは83,000ベトナムドンでした。レートが円安になっているでしょうが、この記事を書いている11月2日時点でチョロンのは430円強、ヤワラーは172円くらいです。ベトナムのはずいぶん高いなとおもいました。有名な店ではありますが。

まずスープがでます。おいしくいただきます。これはお代わり可ですので、私もそうしましました。

それで本番がこちらです。

おいしくいただきました。私は鶏肉が大の好物なので、それなりに期待をしていましたが、期待を裏切らないうまさです。それで、こちらにあるたれを適宜つけていただきます。

海南鶏飯(カオマンガイ)というのは、味自体がそんなに強いわけではないので(つまりは、鶏のスープでご飯を炊いて、蒸した鶏をのせる食べものですから)、カロリーは高いのですが、わりとすいすい食べられます。おいしく食べさせていただきました。

渋谷は渋谷でも、この近辺はあんまり出没しないのですが、この店は繰り返し来る価値はありそうです。読者の方も、渋谷になじみのある方も、たまには渋谷に行くという方も、たまに都内に行く方も、興味があったら行かれたらよろしいのではないでしょうか。ただし、お昼時は込むのでそのあたりはご注意を。


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